わずか６２石の小さな蔵、長野・尾澤酒造場の『十九　特別純米・本生　中取り』。酸度（1.9）、日本酒度（＋６）、アルコール度（18％）といずれも高め。しかしイメージしていたほど「重く」ない。
口に含んだ瞬間拡がる爽やかな果実香、そして同時にキリッとした酸味が口腔内を駆け巡る。
二口、三口と杯がすすむにつれ、口中にうまみが拡散される。和洋中どんな料理にも合う最高位の食中酒。
甘みのある赤ワインのイメージ。喉越し、後味とも心地よく、雑味ほとんどなし。個性的な旨し酒。

故郷の酒なので一言。実家から送ってきたのを飲んでみた。ほんのり甘くそこそこの香りとキレ。しかし雄大な「谷川岳」の激しさ、荘厳さは表現できていない。

みずみずしい吟香、適度な甘みとキレ、日本酒に馴染みのない方でも、抵抗なく飲めるとても淡麗な酒です。それ故、大吟醸の『重さ』に欠けるきらいも。

よくいく串焼き屋においてあり、醸し人九平次をさしおいて飲んでいます。キレがあり、串焼きの塩・たれ両方にマッチする食中酒です。

酒場においてあると必ず注文する酒の一つ。心地よい香りと酸味、ほどよいコクとキレ、手軽に飲める酒の中では私的にはかなり高位にランクしています。そして最高の食中酒。

宇佐神宮に奉納される酒。都内の酒場ではめったにおめにかかれないように思える。爽やかな香りの辛口、ほどよいキレで食中酒に良い。

すっきりした飲み口と程よい香り。故萬屋錦之助が舞台初日に口開けとした酒。春から夏にかけていただきたい逸品。

とてもきれいーな酒。１升１時間を切るかも。ただし肴は選ぶ酒。ひらめ等の白身の刺身が良いようで。かにみそとやったら多少違和感がありました。

口の肥えたワイン党の客室乗務員の集まりに選定しました。含み香と喉を通った後の残り香はまさしくメロンの香り。大絶賛の酒でした。口開けの酒に最適、多少アルコールのチリチリ感が気になりますが、開栓して１週間後に再び試してみようと思います。

ぽん酒と太鼓さんのおっしゃる通り、食中酒に最適。味、香り、キレ、力強さ等すべてがハイレベル。生なのでアンバランスな点もあるが、錬れてくれば相当のパフォーマンスが期待できる酒。

まったりとして甘みの強い酒。しょうがを利かせた黒はんぺんに合いそう。

雑味がほとんど無く、薫り・酸味・キレ等、程よい酒。それでいてしっかり個性を出している。肴を選ばない、肴がいらない、当方好みの酒。磨き40％をあえて純米吟醸、蔵の心意気を感じます。越前蟹と一緒にいただきたい旨し酒。

評価の分かれる酒ですね。
独特の酸味と苦味が苦になる人にはアウトでしょう。
純米酒を飲みつけている人、赤わいん好き、芋焼酎を生もしくはロックで飲まれる方にはおすすめできるかも。肴は選びません。酒の旨味が肴のそれを超越します。あえて言えば豆腐（そのまま）が一番かも。
個人的には好みの部類ですが、万人がすいすい飲める酒ではないかも。ただ、好きになれば病み付きになる酒です。

先日、福井産の魚をメインに供している居酒屋（目黒・権之助坂の『さかなさま』）で飲みました。
爽やかな香りとすっきりした後口、地ものの「わらさ」でやりましたが、すすむことすすむこと（笑）。

20数年前、初めて飲んで衝撃を受けた
日本酒に開眼させてくれた酒。
付け香ではないかと疑うような濃厚で清冽なリンゴの香り。今でも居酒屋においてあると懐かしさに注文してしまいます。一杯目に。

ここ数年、お歳暮でいただいている酒。
正月の一杯目はこれ。
馥郁とした香りが口中に広がります。
人肌の燗でやるのが好きです。
世界一統は南方熊楠ゆかりの蔵です。

米の味のする酒。
神亀と付き合って１８年、手近に１本あればどんな時でも愉しめる酒。インフルエンザにかかった人肌くらいの燗が最高！
初めて大活性をやった時、瓶を振り開栓し、部屋中を酒びたしにした事も、今では楽しい思い出です。

12月から５月までの静岡県内限定本醸造。はせがわ酒店で入手。開栓してから１週間、アルコール臭とちりちり感が抜け、程好い飲み口に。１升１９５０円でした。

最近、いつも飲んでいる酒といえばこの黒牛純米酒。
肴を選ばず、肴がなくても愉しめる。冷で良し、常温OK、燗でまた良し。非常にコストパフォーマンスの高い酒だと思います。