試飲できたのは大吟醸夢殿やあらばしり、山廃純米吟醸など6種類（山廃は燗もあり）。個別の評価はまたの機会にしますが、全体的に濃醇な風味だと思います。本来、信州のお酒の持ち味は濃醇旨口のはずですが(違う？）淡麗辛口な新潟の酒をまねて売り出す蔵も多いようです。信州独自の味に自身を持って欲しいですね。一番良かったのは純米大吟醸の「七号」。この蔵発祥の協会7合酵母に由来するものです。美味い！！

専務が講義及び蔵案内をしてくれました。説明は丁寧で、まさに絞り機から出てきたばかりの生酒を飲ませてくれたり、麹を味見させてくれたりと、充実した内容でした。参加費千円ですが。「きき酒塾」と銘打っている割にはきき酒のやり方やコツなどを全く教えてくれなかったことが難ですが、蔵のこだわり等、率直に語ってくれたと思います。

旨みとコクが強いと思います。こういうお酒は好きですね。でもボリュームがあるから、あきやすいのかも知れない。まだ冷でしか飲んでないけど、燗したらいけそう・・ジュル・・・明日試そう。
ちょっと雑味がある気がするが・・

試してみました。やっぱ冬は燗がいいよね。でも日本酒独特の冬に有利な飲み方があるのに、なぜ先をあらそってどの蔵も冷たい生酒ばかり押すのだろう。

ちなみに「御神渡り」とは長野県の諏訪湖が凍結し、その一部が盛り上がって、道のようになる現象のことです。豊島屋は湖の近く。

口に含んだ時の印象がまさに水の如しといった感じです。さっぱりした味ですね。こういうのを淡麗というのかな。あまり僕の好みではないけれども、飽きにくいだろし、好きな人は好きでしょう。
地元（中信）ではこれの普通酒がかなりの売れ筋。
量が飲めるんだろうな。