超辛とありますが、生らしいボリューム感で、
始めは辛さをあまり感じません。
アフターにじんわり辛みがきました。

少し角もある酸が強く主張し、パンチの効いた味わいです。
中盤以降もドライで分厚いため、
酒だけで飲むにはちょっとキツい。

脂ののった魚などとあわせ、食と調和させてこそ。
関鯖の焼きがちょうど良かったですね。

先日、老妻と日本橋コレドの中にある島根料理の「皆美」に行ってきました。雰囲気もよく久しぶりで食べた「ノドグロ」の一夜干しに舌鼓を打ち、ちょっと変わった鯛めしも美味しかったで。初めて「ヤマタノオロチ」（多分李白酒造）という純米吟醸酒を飲みましたが、すっきりした呑み口で美味しかったですよ。どちらかというと女性好みのお酒かもしれませんが。

口に含んだ瞬間にこれが佐香錦かと言わんばかりにお米が口に広がります。どんな料理にで合う最高の食中酒ですね。

月山、と聞くと、かの名城、月山富田城、そして城主は毛利元就のライバル、尼子氏を思い出します。ラベルからまぁその辺りですかね。
米は改良雄町とあります。生酒では無いので口に含むと発泡感は無く、雄町独特の濃厚な膨らみと、島根酒独自のやや古臭い風味があります。超軟水という事が影響しているのか、出雲富士と似た印象です。
造りがやや、古いか…でも美味しいですよ
醤油、生姜、系の煮物に合いそうな、お酒ですね。

開栓注意の発泡酒となります。
うすにごりですが、滓は沈殿しています。

日本酒度から思うほどしつこくなく、
薄い甘口でさわやかな感じです。
甘口のシャンパンのようですね。
こういうのはめでたい席で乾杯とかに使うといいですね。
日本酒度-10、酸度3.2、アミノ酸度1.2　酒精度15.5

佐香錦使用のものです。うっすらと木の香り。
甘味は強いですが、同じくらい酸味が分厚くパワフルです。
枇杷や杏の様な甘味酸味。若い蜜柑の苦味もあります。

含むとクリアなタッチ、そこから複雑な熟感、熟成による薬膳的香味、チョコのような甘味、それぞれが入り混じって。
裏ラベルにあるように野性味と山田錦の好さがバランス良い。
鍋にも合うし、おつまのみアヒージョにも合う。ていうか、オイリー系にバッチリ。玉櫻サイコーです

　立ち香は吟醸香がしてるかな？ぐらいのものすごー穏やかなものでした。アタックは山田錦特有の爽やかな甘さ、フレーバーでは初めは若さを感じるもののごっくん直前で麹の酸味や苦味が感じられます。余韻も強くすっきりと切れます。やや若い感じが強いのでビギナーの方にもいいんじゃないでしょうか。

麹の香り。口に含むとラムネや餅の様な風味をまず感じます。濃厚な旨味と酸味、栗に似た甘味が複雑に広がり、口の中に長く余韻が残ります。ただ後味に残るような渋味・苦味はありません。

　すぐに飲みきってしまった。味がしっかりしていますがうまみがあり、食事とともにすいすいいけます。常温でも、冷やでも、温めてもおいしかった。