●雑談(過去ログ1501-2000)
特にテーマを限定しない雑談スレッドです。
- 1503 momo 2012/3/30(Fri)21:39:20
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新政 特別頒布会 高良酒店
新政のプログに出てくるような特別美味しい酒期待して申し込んだら
(まだ飲んでないけど)貴醸酒と白麹の酒送ってきた
貴醸酒きらい、焼酎よう白麹なあ
シャンパンのような微発泡酒て書いてあったんだけど
そのうちいいのくるかなあ。
- 1504 薬屋瓶 2012/4/4(Wed)7:29:6
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momoさん。
私も頒布会頼んでます。
1回目の分の調子が悪くて、2回目が先になったそうですが、
土曜日に入手して、冷蔵庫に青い箱のまま入ってます。
そうですか、あんましですか。
- 1505 momo 2012/4/4(Wed)21:25:3
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薬屋瓶さん
すみません誤解お招くようなこと書きまして
まだ飲んでないのです、おもった酒と違うのが来たといういみでして
去年の新政60周年記念の大吟えらい美味しかったですよ
山まゆ 桃 生 初め美味しくなかったですが廻旋後2週間ほどすると
独特の甘み出て美味しくなりました、個人的に貴醸酒好きでないもので
すこしがっかりしたものでつい。
- 1506 猫 2012/4/5(Thu)4:36:43
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やまユってどんな感じなんですか?よく行く酒屋で売ってたんですが
どんなお酒なのかなぁ?なんて考えているうちに売切れてしまって。
知らぬが仏、買えなくても"しまったぁ・・感"はそれほど無いんです。
その酒屋まで行くのに1時間ちょっとかかるので。
- 1507 momo 2012/4/5(Thu)21:20:15
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猫さん
やまユ、桃しか飲んでいないのですが変わった味の酒です
バランスよくて少しすっきりして綺麗な味でした、炭酸飲料の様な苦味
新政が変性してない元の6号酵母酵母見つけてきて力おいれて
作ってる酒です、白、青、緑、桃があるらしです、味も違うそうです
米も。開けてから2週間ほどすると美味しくなります。
- 1508 猫 2012/4/6(Fri)6:49:9
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momoさん、
「美味しかった日本酒」の方でも書かれていましたけど、
"2週間ほどすると美味しく・・"
って言うのは開栓してちょっと飲み、そのまま開けないで2週間後ということですか?
大体のお酒(特に生)が毎日少しずつ飲んでいると1週間前後で味の劣化を感じます。
あと、まだまだ経験不足なんですが・・・開栓して熟成させると味が似通ってくるような印象がするんですが。燗してもその傾向があるような・・・???
- 1509 momo 2012/4/6(Fri)8:58:45
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猫さん
えーと開けて少ししか飲まずそのまま常温放置
冬場で寒かったので
1週間から2週間の間で物により劣化した味が目立つ酒もあります
酸化により旨み甘いが出てきます
飛露貴などでしたら旨み甘みと劣化した味がバランスして
自分的にはokでしたけど、有名日本酒居酒屋で飲む日本酒と同じ様な味に
なります。
味覚個人差があるもので、えーと個人的な味覚の感想てことで。
- 1510 猫 2012/4/7(Sat)1:16:17
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momoさん、
>開けて少ししか飲まずそのまま常温放置
なるほど、納得です。
味覚の趣向も味わい尽くした人なんだなって思います。
私の場合は熟成と呼ばれているうちの酸化は歓迎しますが、
それより先はまだまだわかりませんし、失敗したら勿体無いって思っちゃいます。 ^^;
- 1511 momo 2012/4/11(Wed)21:17:17
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インドネシアで大きい地震
前にインドネシアで大きい地震の後日本で大きな地震おこりましたね
今度はどこがきそうですかね?
関東?東南海?東北?新潟?・・・・・阪神淡路?
- 1512 薬屋瓶 2012/4/17(Tue)7:27:18
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メキシコも地震が有りましたね。
これで、中国四川と南洋が発生したら、非常に怖いですね。
ところで、偶然ですが、現在、三浦哲郎の「白夜を旅する人々」を読んでいます。地震の後の白い光ってなんでしょうね。
- 1513 ひなちゃん 2012/4/22(Sun)23:4:10
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地震後の白い光は分かりませんが、
昨年の地震の時はそれまで普通に曇り・晴れぐらいの天気でしたが、
強い揺れの後にいきなり吹雪になりました。
あれは忘れられないですね。
立っていられない揺れと目の前はいきなりの吹雪で目が開けられない、
揺れている中で道路は救急車が走っていき、横には呆然とする歩行者、
こんなことがあるものかと。地球は終わったと思いました。
地震雲なんてのもあるみたいですし、
天変地異的なものは我々の想像は遥か及び難し。
活火山のある地域では地鳴りが響いてるとも聞きます。
次に大地震が来たら活火山の噴火有りかもしれませんね。
- 1514 momo 2012/4/24(Tue)0:40:43
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さー昔岩盤が壊れるとエネルギー、電磁波が出て
白く光ったり地震雲ができると聞きましたが、吹雪は初めてです
深海魚が打ち上げられるのも地震の前兆て聞いたことありますが。
- 1515 猫 2012/5/19(Sat)2:31:18
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前々から思っていたこと・・・
瓶回収所で一升瓶ってほとんど見ません。たまーに日本酒のは見かけますが焼酎のはもっと少ない。
周りでも日本酒飲む人って少ないし、飲酒量の多い方はパックなのか?
- 1516 う〜 2012/5/21(Mon)9:27:28
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瓶回収時 確かに自分もついついチェックしてしまいますw
一度だけ 十四代の瓶を見たことがあります。
さすがに おぉ〜と思ってしまいました。
自分の住む場所は 民家も少ないので 瓶の量が少ないです。
- 1517 エル・ドゥロ 2012/5/21(Mon)14:22:0
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>猫さん
カキコミが気になって、朝練の帰りに路上の置き場に目が行ってしまいました。
確かに少ないですねー、一升瓶。
ちょいちょいあっても焼酎が多い感じです。
でも4合が多いかっていうと4合瓶もあんまり。
ワインの瓶は溢れるほどありました。
やっぱり日本酒≒一升瓶→家飲みにはヘヴィって流れで、
4合瓶って選択肢があることが浸透してないからじゃないでしょうか。
ワインがこれだけ飲まれるのはサイズの意味も大きいかと。
ウチ区画のゴミステをふと見ると「空」1.8L瓶が鎮座してました。
- 1518 バックマイ 2012/6/16(Sat)23:14:2
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>猫さん、エル・ドゥロさん
一升瓶は少ないですね、ほんと。
昨今、若い世代のアルコール離れとか色々
言われていますが、日本酒は特に
敬遠されがちなのかもしれません。
「一升瓶は重いし、飲んでみて
外れだったらイヤだから買わない」
と、私の友人が言ってました。
以外に、そういう方は世代に関係なく
多いかも知れません。
4合瓶はそれなりに見ますが、
飲んだお酒がおいしかったとしても、
4合で満足してしまって、
「次は一升瓶を買ってみよう」という気には
中々ならないのかも知れませんね。
- 1519 エル・ドゥロ 2012/6/22(Fri)21:36:33
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「美味しかった日本酒」掲示板を見ていて感じた私見です。
日本酒というのは概ねスペックで値段が決まっており、ジョン・ゴントナー氏も美点として挙げています。
現状の相場感として日本酒好きの間なら「山田錦50%で\3,600なら平均的だ」とか「全量美山錦60%で3,000円は原酒にしても高い」の共通認識があるわけです。
このコンセンサスゆえに「超お買得酒」などが成り立ってるんだと考えます。
時折、このスペック/価格が低い、つまりやたら割高な酒を目にします。
よくあるのが安い酒米の精米50で(純)大吟を冠したものです。
商品にどんな値段をつけようがいいのですが、そういうのをみるとちょっと首を傾げたくなります。
- 1520 エル・ドゥロ 2012/6/22(Fri)21:44:3
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連続投稿すみません。補足です。
スペック/価格比は一概にいえず、
同じ酒米でも産地が違ったりや特上や特等を用いたものもあれば一等や二等を用いた(等級が酒原料の優劣を決めるものではないですが)ものもあったり
粕歩合など同量の米からどれだけ酒が出来たか、仕込の単位、様々な生産要素など、
一本の酒にかかっている原価や手間隙などは表示に顕れないものも沢山あります。
そういったものを考慮しても明らかに「この値段は高い」というものがあり、それに疑問を呈しています。
- 1521 バックマイ 2012/6/23(Sat)22:7:41
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>エル・ドゥロさん
ご指摘の点、私も賛同させていただく所があります。
スペックからの価格設定、というのは一般的な事実ですし、
他方、それがすべてのお酒に当てはまらないというのも事実です。
現今の日本酒のあり方に、疑問を抱く所も多いです。
結局、美味しい、美味しくない、高い、安い
というのは個人の味覚、金銭感覚に依るしかないので、
特に種類やタイプが千差万別の日本酒はプロでも
論評が難しいのではないかと。
その中で、我々一般の日本酒ファンがこういった場を活用して、
意見を発信するということは、消費することとはまた違った意味での
日本酒のさらなる発展の切り口だと思います。
エル・ドゥロさんのような、冷静に疑問を呈することができる
方は大切な存在だと思います。
これからも意見投稿、拝見したいと思います。
よろしくお願いします。
私も、色々と書いていきたいと思います。
- 1522 エル・ドゥロ 2012/6/25(Mon)0:19:47
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バックマイさん
こころ強いご意見、ありがとうございます。
その酒造メーカー、酒蔵に物申す、糾弾する、というようなことではないのですが、、、、、。
ずいぶんええ値つけてるな〜と。知らない人に対してボッてるんだろうな(笑)と感じたまででして。
首都圏向け銘柄は相場並み、地元銘柄の吟醸ものはボッタクリなんて酒蔵もありますな。
蔵についてどうこういうのはないけど、知らない人は気の毒だなと思います。
- 1523 エル・ドゥロ 2012/6/25(Mon)0:44:6
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>高い、安い・・・は個人の・・・金銭感覚に依るしかない・・・
いや、そうじゃなくて日本酒の価格には一定の相場観があり、詳しい飲み手や酒販店にはそのコンセンサスがあります。
それが原価指向です(実際には原価を基にした現市場相場による)。
・これが価格を決めるのは概ね公平で、いくつかの嗜好品を含む多くの商材がこの方式を取っています。
・嗜好品であるため、そこに多少の人気ボーナス-銘柄のチカラ-がプラスされるのは普通なことでしょう。
・ここで高価が妥当な大吟は美味いから高いのではなくて高価な原料と手間隙かけて造られるから高いのです。買い手はそのコスト分の高価格を許容しても欲しいから買うのです。
・ボッタくりといったのはこのコンセンサスから逸脱し、原価(正確にはその基準)からすればエラい割高だなぁ、と感じたものです。
・他の要素として、食材などは、糖度のようにある程度数値化一般化できる美味しいの要素をもつものがあり、これが価格に直結するものもあります。しかし酒は個人の嗜好の差異が大きく、価格がそこに依存することはできません。
・また特定の人や品評会、各種機関等の評価が価格を決めるのも、不公平が生ずることや全ての酒が評価対象になり得ないという問題があり、日本酒は“評価”を価格の基準にしていません。(“出品酒”というカテゴリがあることがそれを象徴している)
- 1524 バックマイ 2012/6/25(Mon)1:10:51
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>エル・ドゥロさん
ありがとうございます。
楽しく勉強させていただいています。
おっしゃる通り、飲み手や酒販店のコンセンサスは
大事な要素ですね…。
確かにぼったくりのお酒はありますね。
知らない、ということは恐ろしいことです。
特に千差万別・多種多様な日本酒の世界ではなおさら。
自分の舌で素直に楽しめばいいだろ、と言われればそれまでですが、
相場やその他の知識があって呑むのとそうでないのでは、
かなり違ってくると思い、私は日々勉強させて頂いているわけで。
その意味で、このサイト、また、貴方様のような
冷静・中立な分析ができる方のご意見は私にとって
とても貴重です。
これからも、私に勉強させて頂ければと思います。
- 1525 poipoi 2012/7/12(Thu)10:19:59
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最近飲んだ日本酒の感想
7/10 王禄(島根) 新しい酒を出してもらったが、香りは王禄のモノだが
味が弱くだれている。
ここの酒の味はしょっちゅう変わる。おいしいときはおいしいんだけどね。
7/10 大蔵うすにごり(奈良)純米と書いてあるのになぜか調味料の苦い感じが・・・アル添じゃないのって感じ。
7/10 竹鶴(広島) 不思議だよなー、味は完全に紹興酒なのに毎回飲んでしまう。アミノ酸が多い感じと、古酒のような酸味が特徴。
- 1526 バックマイ 2012/7/14(Sat)1:50:11
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先般、某大手スーパーの
日本酒売り場に行ってみた時、
『久保田 千寿』が一升瓶で4000円!
口コミ蘭にも書いたのですが、
高いです。正規の価格の2倍?
これをプレミア価格というのでしょうか?
好きなお酒だけに残念でなりません。
『八海山 本醸造』もそうでして、
4合瓶で2000円。
コンビニでは1200円台で売っているというのに。
どちらも有名、かつ美味しいお酒ではありますが、
こんな価格設定では呑みたくても呑めない。
正規の価格を知らずに買っていく方は多いのです。
「知らぬが仏」でしょうか…。
- 1527 薬屋瓶 2012/7/17(Tue)7:35:21
-
バックマイさん。
千寿が4000円?!
そんな・・・・余りにも厚顔無恥な。
大手スーパーで!????。
信用が落ちるような事を、態々?。
どっどっどこですか?!
- 1528 バックマイ 2012/7/19(Thu)0:47:4
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>薬屋瓶 さん
こんばんは。バックマイです。
コメント返していただいてありがとうございます。
大手スーパーとは...
○トー○ーカ堂 です。
他のお酒(黄桜・澤乃井・櫻正宗 など)は
概ね適正価格で売っているのですが...。
やはりプレミア価格なのでしょうか?
蔵元さまのHPを見ますと、『久保田 千寿』の価格は
一升瓶 2446円となっています。(7.19参照)
このお値段ならば、十分に納得できる美味しいお酒です。
しかし、4000円となると、四合瓶で1000-1500円位を日常的な予算に
している私には手が出ない。
(四合瓶は2000円ほどで売っていますが、それも高いと感じてしまう。
正規の価格が1092円(同日参照)なので、やはりほぼ倍の価格設定です。)
4000円出すのなら、四合瓶で違うお酒を2本なり3本買った方がよい、
というアタマが働いてしまう。
このような価格設定では、
薬屋瓶 さんの言われるとおり、信用が低下してしまいます。
美味しいお酒なのに、実にもったいないことです。
普段呑みしたいのに!
大手スーパー...。
適正価格で販売してほしいです。
- 1529 薬屋瓶 2012/7/19(Thu)7:25:55
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バックマイさん、回答有難う御座います。
ほんまでっか。そこ、うちの近くにも有ります。見てみたろ。
割と、千寿はあちこちの量販店、スーパーで売っているので、この際
価格調査に乗り出して見ようと思います。
当該社は、他のスーパーより食料品全般に高価格設定では有りますね。
しかし、生鮮食品関係は、比較的品質は良いかなとは思い、利用する事も有ります。
加工食品関係は、どこでも同質と考えられるので、高価格設定はマイナスイメージで、ここで買う事は余り有りません。酒類の棚には余り行っていなかったですね。プライベートブランドももうひとつです。
千寿の4000円の価格表示は、なかなかの写真撮影の価値が有りますね。(笑)
- 1530 銅鑼右衛門 2012/7/22(Sun)22:31:11
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千寿の価格の件ですが、
同じスーパーでも直営やFCなどの形態があり、
酒も直営、酒売場型テナント(同会計)、他店テナント(別会計)
と大まかに区切ってさらに細かに分かれています。
たぶん、スーパー本体がプレ値を付ける事は無いと思われるので、
卸が言った定価(これが濃厚)、売場型テナントが値付けした価格、
といったオチでしょう。
それでも、店はチェック&対策すべきではあるのでしょうが。
私は某イ○ンで久保田がそのくらいの価格、
本丸16,000、九平次純吟山田錦9,800なんてのを見たことがあります。
- 1531 猫 2012/7/24(Tue)1:46:42
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近くの某イ○ンでは久保田は2980、本丸は1度も見た事が無く、父の日辺りに九平次純吟山田錦(1SB)4980円(約1000円上乗せ?)でした。
結局問屋の卸値次第ですね。売場の人も問屋にあれば取り寄せできると。
リストも見せてもらったことがありますが・・・。
問屋にとってデパートの売場はおいしいでしょうね。
- 1532 バックマイ 2012/7/24(Tue)5:16:35
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>薬屋瓶さん
銅鑼右衛門さん
猫さん
お教えいただきありがとうございます。
そうですか…卸の価格…。
私が色々とみている中では、この手のことは
『久保田』に限らず、『八海山』『越乃寒梅』『黒龍』
『獺祭』『れいざん』 など、いわゆるブランド的な
有名どころには
概ね共通して言えるような気がします。
県下で、信用できる酒販店様をひとつ見つけ、
なじみになっておけばいいのでしょうが…。
なかなかいいお店が近くになく…。
手近な大手スーパー、というオチ。
なかなか難しいところです。
- 1533 銅鑼右衛門 2012/7/24(Tue)16:50:56
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バックマイさん
言葉足らずだったことがあります。
「卸」といったのですが、この卸問屋は
たぶん正規のルート(蔵直、一次卸等)でなく
特殊ルートで入手しているものと思われます。
なので蔵が関知し得ないところなのですね。
そこもこういうことに繋がるのか、と思われます。
そういう問屋の酒の管理も如何なものかと考える次第。
日本酒に熱心な酒販店さんでお話を伺いながら
買い物をするのもなかなか面白いものですよ。
- 1534 バックマイ 2012/7/25(Wed)22:40:14
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>銅鑼右衛門 さん
詳しくお教えいただき、ありがとうございます。
なかなかいい酒販店が近くにないのですよねぇ…。
たまに『雪中梅』など置いてあるな〜。
と思っても、その酒販店が
日本酒全体に蛍光灯ガンガン、常温放置だったりして
ガックリ、なんてことがよくあります。
最近はコンビニでも日本酒を冷蔵庫で保管
(えてして『沢の鶴』『日本盛』『白鶴』など
大手銘柄が多いのですが)
している所が多いので、そういう意味では
重宝と言えば重宝ですが。
ちゃんとした管理をしている良心的な
酒販店を地道に探してます。
- 1535 エル・ドゥロ 2012/7/31(Tue)20:19:33
-
あまり個を出して批判めいたことをいうのは問題もありますが、
個人的にとても好きでこれからも飲みたい銘柄なので意見させて下さい。
『玉川』アイスブレーカー、ちょっと老ね、生老ねが気になりました。
たっぷり濃厚、甘辛な味わいはなかなか旨かったです。
今年5月出荷ぶんではありますが「夏酒」が旬にベストであって欲しい、
出荷時期も含めて改善の余地があるのでは、と思いました。
生老ねや老ねの許容や好みも人それぞれ、
またこの時期の“夏生”系は大なり小なりそれがあり、
一銘柄に限らないところだと考えてます。
- 1536 バックマイ 2012/8/3(Fri)1:46:50
-
日本酒を考える上で、避けて通れない問題があります。
それが、いわゆる「アル添」と「特定名称酒」。
これについて私見を書かせていただきます。
私は、「アル添」を決して否定はしません。本醸造・吟醸・大吟醸と、
「アル添」をすることによって生まれる独特の味わいがあるからです。
また、私はプロフィール欄に「特定名称酒にこだわりがあります。」と
書いています。なぜか・・・。
特定名称酒であれば、醸造アルコールの使用量が国税庁要件により
制限されていますが、基本的に普通酒にはそういった縛りがありません。
なので、普通酒はどこか薄められたお酒を飲んでいるようで、
何か釈然としないところがあるのです。
もちろん、私は普通酒は否定しませんし、これまでにも普通酒の口コミを
投稿させていただきました。普通酒にも美味しいお酒はたくさんあります。
しかしながら、同じ金額を出すのであれば、やはり特定名称酒を
呑みたいのです。
いわゆる「純米酒信仰」などという揶揄の言葉もあったりしますが、
日本酒物語メンバーの皆様は、こういった
「アル添」・「特定名称酒」に関して
どのようなご意見・持論をお持ちでしょうか?
よろしければ勉強させていただきたいと思います。
- 1537 薬屋魁 2012/8/6(Mon)7:32:44
-
バックマイさん。
私は、酒を買う時、特に「アル添」であるとか、「特定名称酒」とかは気にしませんが、「ああそうなんだ。」と思いながらは買ってはいると重います。純米にこだわって買う様な事は無いですね。
でも、おっしゃられて、考えるに、呑む時に、何か意識している様な気もします。これは「純米」なんだ。「アル添」なんだと。
そして、その潜在的な意識の所為か、それとも本質的にそうなのか、解らないのですが、何となく「アル添」は角張っている様な気も。何か少し胸に異和感が。
もしそれが本当に感じれてるとしたら、自然じゃないからなのかとも思います。アルコールが浮いているのかも知れません。
ただ、アル添は技の一つと思いますので、未熟なアル添の酒しか呑む機会がなかったのかも知れません。
- 1538 ひなちゃん 2012/8/6(Mon)22:27:38
-
バックマイさん
どうもです。個人的にアル添はあまり気にしてません。
飲みたいスペックと銘柄の掛け算で飲んでます。
お財布事情も加味して(笑)。
今の時期はキリッと冷やした吟醸(大吟醸)が多いですかね。
アル添・純米論があるのは「添加」という単語が持つ語弊の由縁でしょう。
敢えて言うならアル添なんていう呼び名がよろしくないですね。
普通酒と特定名称酒については私は特定名称酒を飲む(購入する)ことが
多いですね。これは行きつけの酒屋の品揃えがそうなっていることが
理由の大半ですが、とはいえ体験論的に普通酒で美味しいモノがある一方で、
ハズレが多いのも事実(個人的嗜好にもよりますが)だからです。
この体験論的発想により普通酒よりも特定名称酒を選んでいる自分がいることは
否めません。
- 1539 バックマイ 2012/8/13(Mon)11:55:3
-
>薬屋瓶 さん
ひなちゃん さん
こんにちは。バックマイです。
コメントありがとうございます。
楽しく勉強させていただきました。
知り合いにゴリゴリの
アル添否定主義者がいまして、本人は、
「純米系の地酒を、冷酒でしか呑まない。」と
言っている人なんです。
普段はとても気さくでいい方なんですが、
酔ってくるともう…。
個人の嗜好の問題なので、それはそれでご自由にどうぞ、
と私は思っていました。
それが先般、酒席で、
私が某大手酒造の本醸造酒をぬる燗で呑んでいた時。
こともあろうに
「そんな大手の、アル添の、クズみたいな酒を呑んでるなんて、
君は舌がおかしいのか。」と言ったのです。
呑んだこともないくせに、
大手・アル添というだけで「クズ」呼ばわり。
いくら酔っていたと言っても…。
それで私はカチンと来てしまいました。
言うだけ無駄だと思って黙ったのですがね。
それで、こんな極端な人もいるんだ…。
と思い、日本酒に造詣の深い方が多くおられるこのサイトなら、
色々教えていただけるかなと思ったのが意見投稿の経緯でした。
お二人とも、どうもありがとうございました。
これからも、色々とお教えください。
- 1540 ひなちゃん 2012/8/13(Mon)22:50:18
-
バックマイさん、
どうもです。
そこまでゴリゴリのアル添否定者は私の周りにはいませんね〜。
ある程度経験則によるものかと思いますが、
吟醸・大吟醸も駄目なんですかね。
純米で冷やしか呑まないって日本酒の可能性を自分で否定してるか、
狭めてると思うんですけど。。。
とはいえ、アル添酒が身体的にアレルギー的反応して本当に受け付けないって
方もいるそうなんで、そういった方であれば理解してあげることも必要かも。
そんな与件を除けば、個人的嗜好によるとは思いますが、
造りによっても、温度帯によっても味を変える日本酒の飲み方を
一通りの飲み方しか選択しないなんてもったいないですね。
- 1541 薬屋魁 2012/8/14(Tue)7:28:3
-
バックマイさん、恐縮です。
基本的に、何でもいいや、美味けりゃいいや、の卑しん坊ですので、仕分けなんか勿体ないと思っているだけです。
ただ、出来るだけ美味い酒にありつきたいと勉強はします。でも、結局は話題材料に一つに過ぎないです。失敗もしますし、意外な事にも出会います。
基本は、酒も一期一会で、楽しみます。
楽しみ方の一つとして、他の分野にも言える事ですが、自己暗示と言うものが有ります。
自分は、こうこうこう言う酒を呑んでいるんだ、どうだ美味いだろう、嬉しいねえ、と言う事ですね。(自分を楽しませているんだよ。)
それはそれですね。人の幸せを、満足感を否定する必要は無いですね。
我々は、ある意味不幸なのかも知れません。膨大な情報に曝される中、何度裏切られたか。結局は、自分の舌で判断するしかないんですね。
美味かったと思った後、勉強して身に付けた知識が役にたちます。
これこれこうだったから、美味かったのか、とね。
後付けですねど。
これも楽しみ方です。
- 1542 バックマイ 2012/8/21(Tue)15:23:36
-
今回は、お酒の呼び方について。
少し前の、とあるやり取り。
○○さん「何のお酒があるかな?」
私 「秋田県の『高清水』を買ってあります」(酒瓶を見せる)
○○さん「おお、いいですねぇ。私もファンなんですよ」
私 「私はいつも冷やで呑みますが、冷やでいいですか?」
○○さん「うーん。このお酒だったら、冷やすよりお燗かな。
ぬる燗につけてもらえるとうれしいですね。」
おわかりいただけましたか?
私は、『常温』というより『冷や』といったほうが
何となく風情があって好きなので、会話の中では冷やというのですが、
このように冷酒だと思われる場合も、結構あります。
お酒の呼び方もいろいろあり、面白くも難しいものですよね。
- 1543 薬屋魁 2012/8/22(Wed)7:35:36
-
バックマイさん。
ふと思った事で、酒の事では無いのですが。
昔私は、普通、温めない状態の事(つまり常温)を、何でも「冷や(でいい・でええ)」と言っていた気がします。
冷たくする時は、「冷やし」と「し」を付けて強調していたと思います。
因みに、私は関西出身です。
そういや、食堂でコップに水をもらう時、「お冷や」って言ってました。
はんなりな、関西言葉なのですかね。
- 1544 エル・ドゥロ 2012/8/22(Wed)11:20:45
-
「冷や」っていうと“常温”ではあるのですが、
その語のとおり、口当たりが冷やっとする温度を
想定しているんじゃ無いでしょうか。
秋口から春など、具体的に13〜16℃くらいなら
“常温”でちょうどいいんですが、室温が30℃程にもなる
この時期の“常温”では、温度的に“日なた燗”。
冬の寒さに暖房無では10℃以下、これでは“花冷え(≒冷酒)”。
季節の常温≒冷や、という四季にあわせた曖昧さも
それはそれで面白いところでは有りますけど、
「冷や」って「生温い」と“んー、、、、。”ですね。
同じ温度でも「軽くぬる燗ちょい下で」ってお願いして
出てくると“お!”ってなるので先入観もあるのでしょうが。
- 1545 ひなちゃん 2012/8/22(Wed)21:1:17
-
「冷や」を「常温」と理解はしてますが、
実際に私の周りでこれを理解している人はほとんどいません。
今のご時世ではバックマイさんのお相手のように冷酒をイメージされる方が
大半ではないでしょうか。
つい先日飲んだ某酒の裏ラベルには「冷やでも常温でも美味しく飲めます」
と書いてありました。ん?とも思いましたが。
エル・ドゥロさんの「軽くぬる燗ちょい下で」なんて言い回し、
かっこいいです。
- 1546 薬屋魁 2012/8/23(Thu)8:7:2
-
皆さんのご意見を伺っていて、少し気がついたのですが。
水気の有る物は、いつも、その蒸発潜熱によって、周りの温度より多少低い状態に保たれているのでは。
何もしなくても、室温より若干低いので、多少冷たい。それで「冷や」。
湿度にも関係するんでしょうけど。湿度が高いと、冷たくならない。低いと、より冷たく。
肥満体の私は、体感で良く理解している筈。
- 1547 バックマイ 2012/8/23(Thu)23:1:13
-
>エル・ドゥロさん
ひなちゃん さん
薬屋瓶さん
こんばんは。バックマイです。
コメントありがとうございます。
楽しく読ませていただいています。
少し前、とある飲食店で
日本酒を「冷やで一合。」とオーダーしたところ、
「?」という表情で、
「はぁ…冷酒ですか?」と聞き返されてしまいました。
同じことが起こっているわけです。
ある程度、銘柄に拘っているお店で、その方自体も
私と違ってお酒に関しては玄人さんであるわけですが、
そんな方にも伝わっていなかった。
常温と言い直したのですが、ちょっと自分が
情けなかったですね。
皆さんのコメントを読ませていただきながら、
『冷蔵庫で冷やして飲むのが当たり前になっているので、
冷やという言葉が通じなくなっているのかなぁ…』
なんて考えてしまいました。
こんなふうに、美しい言葉が通じない時に
どこか悲しくなってしまうのは、私だけではないと
思いたいですね。
これからも、色々とお教えください。
- 1548 エル・ドゥロ 2012/8/28(Tue)8:41:45
-
薬屋海気鵝∪熱、そうかもしれませんね。
ただ、ゲルマン系の英語などと違って
日本語って「合理」より「情動」であって
“冷やっこい”“熱っちぃ”は、
感覚的に体温との比で“冷や”なんじゃないか、
とも思いますね。
コピペですが、
5℃くらいを、雪冷え
10℃くらいを、花冷え
15℃くらいを、涼冷え
30℃くらいを、日向燗
35℃くらいを、人肌燗
40℃くらいを、ぬる燗
45℃くらいを、上燗
50℃くらいを、熱燗
55℃くらいを、飛びきり燗
と、英語等の言語の理論なら、温度の指定だろう
というところを細かく固有の名詞があるのが、
日本語らしくて素敵です。
銘酒居酒屋などだと冷蔵庫保管なので、
最初の一口を冷や〜14・15℃くらい〜で飲みたいなぁ、
思っても大概5〜6℃くらいのなのがちと残念ですな。
ひなちゃんさん
>かっこいいです。
そういっていただけるとありがたいです。
日向燗、と言うのもマニアぽくて(いや、実際はそうなんですが)
かっこ悪いかと思い、あまり専門用語は出さないようにしてます。
- 1549 バックマイ 2012/8/28(Tue)21:14:13
-
>エル・ドゥロさん
こんばんは。バックマイです。
どれも美しい言葉ですよね。
情緒や風情が感じられます。
専門用語は出さないようにしていらっしゃると
いうことですが、確かに、知っている方は
限られてきますしね。
私などは、酒席の何気ないやり取りの中で、
こういった用語がサラッと出てきたりすると、
「粋だねぇ。」なんて思ったりするのですが。
しかし実際には、以前書き込んだとおり
私の経験上、往々にして通じない場合が多いので、
冷酒・常温(やはり冷やと言いたい)・ぬる燗・熱燗
くらいしか使わない(使えない)です。
やはり、エル・ドゥロさんの言われるように、
ああいった美しき言葉は、あえて使わない方が
いいのかもしれませんね…。
ちょっと悲しいですがね。
- 1550 薬屋魁 2012/8/29(Wed)7:37:21
-
エル・ドゥロさん、どうもです。
多様なる温度表現の流れに、ふと音楽を感じました。
ゲルマン族でなく、ラテン族の発祥と思われる音楽用語も、確か情動と言うか感覚用語ですね。アンダンテとか。そう言えばキッチン用語も。アルデンテ(笑)。
ラテン族の言葉も、美しい表現が有るのでしょうね。
そう言えば、ラテン語も日本語も母音留りの音が多いですね。はんなりと。
それに対してゲルマン系は、子音留まりが多い。ピシっとした感じ。
方言もそうかな?。
関西系は、母音留まりが多くて、関東、東北は子音留まりが多いかも。
- 1551 ひなちゃん 2012/9/2(Sun)22:16:13
-
ちょっと遅めの夏休みを取って東京に遊びに行きました。
夜は飲みに出かけてみたんですが、
そこではあまり飲んだことない銘柄をセレクトして飲んでみました。
鍋島、鏡山、勝駒なんかを中心に飲んでみたんですが、
鍋島はやはり美味しかったですね。
飲みすぎて次の日が大変でしたが・・
帰りのお土産には小左衛門、三連星、三芳菊を買ってきました。
やはり首都圏は色々な酒に出会えて楽しいです。
- 1553 ひなちゃん 2012/9/3(Mon)22:17:8
-
薬屋瓶さん、どうもです。
私は東京ドームホテルに泊まったので
たまたま隣にあった東京ドームシティミーツポートとかいうビルに
入っていた「和食 えん」という店で飲みました。
鍋島は本醸造しかありませんでしたが、
本醸造は初飲みでしたので迷わず注文しました。
鍋島らしい甘味があり、美味しかったです。
一緒に飲んだ連れは少し甘過ぎるねって言ってましたが。
詳しくは分かりませんが、前に雑誌とかで見た記憶だと、
鍋島は東京近郊だと結構飲めるとこがあるんではないでしょうか?
- 1554 薬屋魁 2012/9/4(Tue)7:39:4
-
ひなちゃんさん、有難う御座います。
フランスのワイン何とかのせいで、1年程前から、東京でも見かけなくなりました。品薄なんですね。もともと仕込みの石数が少ないし。
昨年の春〜夏に掛けて呑んだ時は、感動しました。
ワンカップでさえ、非常に美味かったです。
- 1555 エル・ドゥロ 2012/9/5(Wed)11:25:56
-
鍋島、結構たくさん出てるのですが、
やはり回転早いんでしょう。
イギリスのIWC(国際葡萄酒鑑評会とでも訳すのか)の
日本酒部門とかいうやつですよね。
あの評価方法や仕組み、権威としての云々を考えれば、、、。
まっ、日本人は権威や他人の評価が好きですからねっ!
鍋島、特A山田生を実験的に寝かしてみましたが、あんまり。
やっぱりフレッシュなものを飲むのがいいですね、ここの酒は。
- 1556 バックマイ 2012/9/5(Wed)22:25:29
-
<薬屋瓶さん
エル・ドゥロさん
こんばんは。バックマイです。
IWCと言えば、世界的に権威ある会らしいですよ。
私が愛飲している『天狗舞 山廃仕込純米酒』も
2011年のこの会のSAKE部門・純米酒の部でGOLDを受賞しています。
化粧箱にステッカーが貼ってありました。
エル・ドゥロさんの仰る通り、日本人はおしなべて
こういう会の評価が好きですからね…。
IWCに限らず、<会の名前で呑んでいる>方、結構私の周辺にいます。
私などは、勿論、自分で美味しいと思って呑んでいるわけですが。
『鍋島』は、呑んでみたいですが、手に入らず、ちょっと残念です。
- 1557 薬屋魁 2012/9/6(Thu)7:43:22
-
エル・ドゥロさん、バックマイさん有難う御座います。
今朝のニュースで、日本酒、焼酎の海外への展開を押し進める動きを行政が行うとの事、各国に日本の酒の輸入関税引き下げを打診してゆくとの事。
ああああっ、何か日本人として、市場として、見放されてゆく感じがし、少し寂しいですね。
今迄、普通に飲めてた物が、高値の花になってゆきそうで。
まあ、今迄、不当に安く呑んでいたと言われても仕方が無いですが。
- 1558 エル・ドゥロ 2012/9/6(Thu)11:1:38
-
ワインコンクールの権威って実は、、、
こういうコンクールに出てくる銘柄というのは、、、
また、その出品酒(ワインにおける)は実は、、、
SAKE部門に関しては実は、、、
、、、知らないほうがいいですか。
でも、評価より確かな評価-信頼の置ける酒販・飲食店-
を重視すべきじゃないか、と思うのです。
(五月蝿い&面倒臭いハナシですみません)
- 1559 エル・ドゥロ 2012/9/6(Thu)11:1:51
-
そんなことより明るい話題を。
輸出が必ずしも高騰を招くとは思えません。
現在、多くの蔵の生産量が固定資産に対して収益の限界点を切り、
変動費の過度な抑制で均衡して(ればいいけど、)いる状況です。
少しでも生産が増えれば、トータルコストが抑えられます。
また、少々値上がりしても、それが蔵の存続に貢献するなら
それはそれで、許容すべきことであるやもしれません。
それだけでなく、、異文化との邂逅が日本酒になんらかの
イノベーションをもたらし、日本の飲み手にも新しい酒が呈される
なんて、いうと大袈裟ですが、ヴァリエやクオリティにはプラスでしょう。
また、Metiの審議会ではせがわ酒店社長がいうように、
「日本人の国酒に対する自覚が足りない」状況に対して
改善となるきっかけになるやもしれません。
そう考えると、輸出はプラス要素も沢山です。
ただ、特定の団体やそこに対してチカラのある中堅蔵がリードしており、
もう少し、広く道が開けて行けばいいのに、と思います。
- 1560 純米酒 2012/9/6(Thu)12:29:32
-
ひやおろしが出始めたので、何時もならnetで購入の所、
酒屋に出かけました、送料600円、箱代280円はもったいない・・・。
往復360円です^^
良さそうなの二升購入、瓶の首に札が架かっている、
「全国新酒鑑評会金賞受賞」ん〜〜んこれは旨いぞ!
良く見ると、小さく
「※この商品に関しましては金賞受賞酒ではありません」
だと、なら、これにかけるな!何だかだまされた気がしました。
と思うのは私だけでしょうか?
- 1561 ひなちゃん 2012/9/6(Thu)23:4:22
-
IWCは分かりませんが、
某ビールで有名になった○○○セレクション、
日本ではお馴染みになりましたが、国際的にはほとんど無名だとか。
審査対象品も日本からの出品が半数以上とも。
そもそも出品者がお金を払って評価してもらう仕組みだし、
この前TVでもやってましたが、確か受賞数も日本は結構多いはず。
権威的な他者評価がPRになるのは理解しますが、
海外の人が美味しいと評価したもの=日本で美味しいもの、
の方程式にはしたくないですね。
私達日本人が美味しいと思ったものこそが日本で評価されるような
仕組みがもっと増えていくと良いのですが。
エル・ドゥロさんと同じく私も各蔵元が海外に目を向けるのは
市場も刺激を受けるだろうし、プラス効果が多いと思ってます。
いつの日か輸入NIHONSYUが出てくる時代があっても良いのでは。
閉じた世界よりも、もっと広がりのある世界を追求していくのは
色々な意味で日本酒にとってプラスになると思います。
- 1562 ひなちゃん 2012/9/6(Thu)23:20:34
-
純米酒さん、
蔵として金賞を受賞したってことなんでしょうけど、
受賞銘柄以外に金賞受賞の札があるのは確かに誤解してしまいますね。
怒りにまかせてクレームの電話一本も入れたいとこです。
まあ、とはいえ、そんな間違いも経験の一つとして、
笑いのネタにしてしまいましょう。
金賞と思って買ったけど、なんだこの酒は金賞受賞じゃないのか、
「・・でも美味しいな」と思うのか「・・やっぱり美味しくないな」と
感じるのか、外見だけでなく中身を味わってみて欲しいと思います。
私としては自分好みの味でなかったら購入与件も含めてあと10年は
買わないですね(笑)。
でも美味しかったら一週間後ぐらいに別スペックまた買っちゃうかな(笑)。
飲んでみてどうだったのか、また教えて下さい。
- 1563 純米酒 2012/9/7(Fri)6:44:59
-
ひなちゃん おはようございます。
心温まるアドバイス有難うございます。
美味しかったです、流石、金賞を取った蔵元・・・
と言う事ですね^^。
二週間後に、又、同じ蔵元のお酒買うかもね。
- 1564 薬屋魁 2012/9/7(Fri)7:41:37
-
皆さん、有難う御座います。
そうですね、ワインの例を考えれば、済む事ですね。
日本酒が負ける筈は有りません。寧ろバリエーションに富んで、裾野が広がりますよね。
モンドなんとやらは、最初から信用してません。
始めから「最高金賞」とやらがあるのを知って、アホらしく感じてました。
金賞を乱発しているのが見て取れますので。
しかも最高金賞自体も胡散臭い。もう、何が一番に相当するのか、さっぱり解らない。そのうち、スーパー最高金賞とかハイパー最高金賞とか。
そういえば、鑑評会の金賞も乱発。私は合格の意味と理解してます。
大体、一番を決めるのは難しい、と言うより、決まる訳が無い。
みんな、好みは多種多様。それが一致するって不可能でしょう。
どこのカレーが一番美味いと言うのと一緒。
大体、鑑評会へ出展するのも、県の予備選が有る訳でなく、要は自選でしょ。大体、鑑評会出店酒蔵と通に知られた銘酒蔵が一致しない。
- 1565 エル・ドゥロ 2012/9/7(Fri)15:45:9
-
私はどんな箔の付いた酒よりも、このサイトや仲間の評価のいい酒が飲みたいですね!
こういう場って大事だと、管理人さんに感謝する次第です。
>スーパー最高金賞とかハイパー最高金賞鑑評会
あはは、モンドなんとやらは「認証」だそうですけどね(苦笑。
全国新酒鑑評会は、規定通りであるかどうかの審査であり、
技術向上目的なので商売目的の「箔売り屋」とはちょっと違います。
よくある批判も解るけど、意義は充分にあるかと思いますね。
- 1566 バックマイ 2012/9/7(Fri)22:17:16
-
<ひなちゃん さん
→『輸入NIHONSYU』これからは、十分あり得ると思います。
アメリカで作ったコシヒカリが、御飯に炊かれて
食卓に登場している時代ですから、
そのうち『カリフォルニア産山田錦』で醸された日本酒が
出てきてもおかしくないですよね。
今の段階では、ピンとこないですが。
日本が誇る文化である日本酒は、今や万国共通『SAKE』で
通じると言います。
日本の国酒である以上は、国産米に拘って欲しいですね。
<ひなちゃん さん
薬屋瓶さん
エル・ドゥロさん
私もモンドなんとやらは信用してません。
健康食品の通信販売CMを見るにつけ…。
冷凍食品のパッケージを見るにつけ…。
「なんでこんなに最高金賞受賞品がたくさんあるの?」と。
まぁ、そんな話を肴にして日本酒を呑むのも、
一興かもしれませんね。
- 1569 エル・ドゥロ 2012/9/10(Mon)10:56:47
-
>ひなちゃんさん
裸島は知人は飲んだそうですが、私は飲んで無いです。
ネットでまだ売ってる所ありますね。
こんな酒 ↓ みたいです。
http://homepage2.nifty.com/winezuki/norwaysake.html
豪酒は実はあるんですね。
ディスカウント店で物凄い安かったので興味本位&料理酒に。
(確か、純吟で秋のセールとかで一升瓶で\1.5K切ってたかな)
国際移送の関係?ちょっと劣化のにおいがついてましたが、
味が有って、軽快で、ちゃんとしたサケでした!
アルコール単位だとパックサケ900MLと比較して
下回るような低価格で、このクオリティだと国産よりも、、、、。
- 1570 ひなちゃん 2012/9/10(Mon)23:8:21
-
エル・ドゥロさん
ありがとうございます。
裸島は350mlで2,100円と結構割高な感じですね。
豪酒含めて機会があれば飲んでみたいですね。
この前、雑誌で読みましたが(少しうろ覚えですが)、
直近での日本酒の課税額が近年の減少傾向に歯止めを打って
やや上昇に転じたとか。
被災地域の酒蔵に対する応援ニーズや各大手メーカーが造っている
パック酒の消費増(恐らくこれが大部分)もあるでしょうが、
日本酒消費量が増加しているのは事実。
これを機に日本酒人口が増えていけば、海外産の清酒含めて、
日本酒マーケットも色々な面で盛り上がっていくのかな、
なんて思いました。
やっぱり楽しいですね、日本酒の世界は。
- 1571 純米酒 2012/9/23(Sun)14:55:14
-
皆さん、こんにちは^^
美味しかったお酒は、皆さんどのように、
記憶、記録していますか?。
私は、ラベルをはがすのが、めんどくさいので、
携帯でカシャリと記念撮影し記録して、
コメントに、◎は又買ってもいい、
○は美味しいけれど好みじゃないのでもう買わない、
▽は二度と買わない、料理酒に使ってやる(^_^;)
皆さんはどうしてますか^^。
- 1572 バックマイ 2012/9/24(Mon)0:33:1
-
<純米酒 さん
こんばんは。バックマイです。
私の記録方法を以下に紹介します。
*呑んだすべてのお酒を記録します。
‖膤悒痢璽箸鰺儖奸
▲薀戰襪鯏修衂佞韻襦
9愼の年月日・購入したお店を記入。
げ然覆魑入。
イ泙此呑んでみた全体感想で
『高い』『適正』『安い』の価格評価。
次に、温度別。
オンザロック・冷酒・冷や・ぬる燗・熱燗の5パターンを
全て試すことにしているので(4合瓶以上のお酒の場合ですよ)、
その5パターンについて、それぞれ1〜3の3段階評価。
(この方法だと、読み返した時に、美味しい飲み方が
すぐわかります。)
Я蠕の良かった肴を記入。
写真を撮ってあればノートに貼り付ける。
総括を記入。
以上です。
面倒でも、温度別の評価をするのが大切。
PCの世の中なので、もっと簡単にできるのですが、
データが消えると世界の終りみたいなくやしさが
襲ってくるので、面倒でも手書きにしています。
それに、こうしてコツコツ書き溜めて、ページが進んでいくのが
何より楽しいです。
一冊終わり、手書きでデータ化された銘酒のラインナップを
見たときの感激、これは格別です。世界に一冊のノート…!
ご参考になればいいのですが…。
- 1573 エル・ドゥロ 2012/9/25(Tue)13:27:25
-
>純米酒さん
昔は手書きでスペックと寸評を添えて記録していました。
かつてレッテルと裏書を携帯でカシャッとしてた時期もあります。
しかし、今はたまに携帯で撮るくらいです。でもあまり撮りたくないかな。
飲食店などで酒や料理を撮るのはあまり好ましくないと感じます。
それほどでもないかもしれないけど、雰囲気を損ねるのが面白くなく。
記録をとらなくてもだいたい覚えていられる(蔵元さんに苦笑されるくらい)
ので取らないというか、飲むときは味わうことに精一杯というか。
本音はメンドクサイってだけです。
余談ですが、私は価格はある部分で意識をするのですが、
酒そのものの評価軸には全く入ってきません。
以前も書き込んだのですが、日本酒の面白みのひとつに
基本的に製造コストが価格を決定し、美味しさ(様々な要素として)
は価格に依存しないところがありますね。
- 1574 純米酒 2012/9/25(Tue)19:26:26
-
バックマイさん、エル・ドゥロさん
こんばんは。
バックマイさんは凄いですね、完璧ですね、
私はそんな事をしたら味を忘れてしまいそうです。
エル・ドゥロさん、飲食店で携帯でカシャリはしないですよ、
基本買って来た時に撮ってます。
色々有難うございました(^o^)▽
- 1575 薬屋魁 2012/9/26(Wed)7:16:22
-
私も、エル・ドゥロさんタイプかな。
昨年の正月から酒を復活し、地酒探訪をし始めた頃は、メモってました。
しかし、面倒臭いし、何か呑む雰囲気にそぐわないんですよね。
今は、一期一会の気分で、メモとりは止めてます。
エル・ドゥロさんみたいに、記憶力は無いんで、酔っちゃうし、味も忘れてしまってるかも。
美味かった、幸せだった、だけが残ります。
- 1576 ひなちゃん 2012/9/26(Wed)21:18:36
-
純米酒さん、
以前は飲むだけだったんですが、前に○○飲んだけど純米だったかな、
純吟だったかなとか、どんな味だったっけとか、
どうも忘れっぽいんで最近はノートにメモってます。
外飲み銘柄は対象外で、家飲み銘柄が対象です。
元々「書く」という行為自体好きなのと、
夜中に一人で飲むことがほとんどですので、結構楽しみながら書いてます。
飲みながら書いてるんで、
後で読み返した時に味わいが思い出される感覚が好きですね。
具体的には購入日、開栓初日の味わいと数日後の味わい、
どんな食べ物に合いそうかな、とか記入してます。
携帯カシャもしてますね。
これは何を買ったかという履歴として残しておく意味合いが強いです。
写メ撮ってタイトル付けておけば、データ検索がサッと出来るので、
酒屋の売り場で、あれ?これ飲んだことあったっけ?って思った時に
携帯出して思い返したりしてます。
- 1577 薬屋魁 2012/9/27(Thu)7:20:2
-
ひなちゃんさん、純米酒さん、
そうですね。家呑み位はと、思いますが、いざ呑み出すと、グイグイ美味い美味いで、記録取りが更に面倒になります。
でも、思い出しして、反芻するのも楽しそうですね。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜む。
お気楽な私でした。すいません。
- 1578 エル・ドゥロ 2012/9/27(Thu)17:13:31
-
>純米酒さん
やはり店カシャ無しですか!ですよね!
でも私はたまにやります。「おぉ!」という驚きがあったとき。
あまりパシャパシャやるのは興冷めなんでサクっといきますが。
あんまり把握しすぎると、新鮮な感覚がなくなって
面白くないかもしれないと最近思うのですが、
いい意味で裏切られると「おぉ!」と新鮮な驚きが楽しいです。
そういえば、買った酒の在庫表として表計算ソフトで記録、
カレンダーに開封日を入れて管理してるので、
それが購入録、飲履歴にはなってます。
ひなちゃんさんの記録は読んでみたいですねー。
(でも他人に見せるの、ちょっと恥ずかしいですよね。)
- 1579 ひなちゃん 2012/9/28(Fri)21:14:37
-
エル・ドゥロさん
やっぱり日記と同じで他人に見せるのは恥ずかしいです(笑)。
飲みながら書いてるんで半ブログ状態ですし。
日本酒の味って緻密というか繊細というか、奥ゆかしいというか、
言葉で表現するの難しいな〜と思いながら
あーでもない、こーでもないって言葉を探しながら書いてます。
これだ!って言葉に出会えるとすごくスッキリした気分になりますね。
- 1580 momo 2012/9/30(Sun)19:33:10
-
滋賀地酒の祭典
なんかもひとつの味でした
以前は杜氏さんの好きなような味にしてて
今年からお客さんの好きそうな味に変えたようなかんじ
今年の竹生嶋ヨキトギもうひとつの味
熟成したほうが美味しいのですかね?小川酒店に送ってもらつたほうが
美味しかった、感謝!
- 1581 薬屋魁 2012/10/2(Tue)8:18:51
-
momoさん。
ヨキトギ、やっぱりそうでしたか。
9月の連休に滋賀に帰って、「大治郎」や「一博」を買ったのですが、
もちろん小川酒店で。実は「ヨキトギ」も買ったのです。
お店の人、なんかいつもと違う。双子の妹さんの方でした。
酒の事は、姉ほど解らないとの事で、適当に私がチョイスして買って帰りました。
で、「ヨキトギ」は???と思ったので、ここで触れなかったのです。
甘すぎると言うか、味が出すぎと言うか、鮮烈さが退歩しているんですね。
そんな感じじゃなかったでしょうか。
- 1582 momo 2012/10/2(Tue)22:25:22
-
薬屋瓶さん
春に買ったヨキトギ夏飲んだら新鮮な味して美味しかったんですが
切れがないというか、だるい酒になってましたね
どうなってるのでしょうね?
- 1583 エル・ドゥロ 2012/10/5(Fri)21:22:55
-
最近、日本酒ソト呑みの機会に恵まれております。
印象に残ったものを手短に。
殆ど「口開け」ですが、2,3日経ったものもあります。
『菊姫』ひやおろし純米/23BY
極々微かに熟成感はありながら爽やかで穏かな香りです。とてもまろやか、豊かな甘旨みが盛り上がり、スーっとゆっくりしかし確実にキレて収束です。温もるとさらにたっぷり旨みあり、キレは存続です。
菊姫は敬遠してましたが、他も飲みたくなりました。面白呑比べとなった『某』ひやおろし(こっちメインだったんですが)が色褪せて。。。
『日高見』純米山田穂60 /23BY
香りは不明確、スッと軽い口当たり、控えめな米味、キレよく余韻は空白で満たされます。天竺がふわっと甘さがあるのに比してドライでシャープですね。
『寫樂』なごしさけ/23BY
ほんわり淡く甘い香味が心地よく、ややソフトエッジながらさらっとして軽やかでした。酒未来がちょっと甘ダレ気味に感じた(個人の感想)のですが、こっちは少し控えめながら軽い喉越しが好印象でした。
『津島屋』純米無濾過生原酒/23BY/山田錦70
ヨーグルト風匂いを微かに伴いフローラルな香がほんのり。勢いのある酸がありながら円く熟れた味わいでコクたっぷり、退けはゆっくりです。濃厚系ながらやや女性的な感じがあってありそうでないバランスがいいですね。
『ゆきの美人』ひやおろし愛山麹/23BY
仄かに柑橘系を伴い、やや硬さを感じさせる香りでしたが、味はしっかり乗っておりました。ジューシーで程よい膨らみ、サラッとした喉越しまで、さすがの充実でした。
- 1584 猫 2012/10/6(Sat)0:42:3
-
エル・ドゥロさん、
「酒未来」は造り初年度あたりはどこも酒質が安定せず早く甘ダレする傾向にあると感じます。
まあ、山形正宗(3年連続飲み)と而今だけからの印象ですが。でも、酒質が安定せずとも甘ダレ直前までに飲みきれば
安定した酒質の「酒未来」よりも美味しいような印象を受けました。個人的には・・・ですが。
- 1585 エル・ドゥロ 2012/10/10(Wed)11:32:24
-
猫さん
酒未来、そうなんですねー。
くどきの50飲んでバランス良い米だなと思ってましたがあれはくどきがレベル高いってことなんですね。
宝剣はわりとライトにバランスさせてましたが(火入れ)、確かにちょっと物足りない感じでありました。
東洋美人も今年は酒未来を出してますね、飲まなかったですが。
而今は昨年度が秋に火入れを今年度は春に生を出してるだけで、まだBY間比較は性急でしょうか、2年目の23BYもだいぶ甘かったですね、確かにフレッシュ&ジューシーなうちはグッとくるもんがありました。火入れは出るのかな、今年も。
水戸部さんとこは「羽州誉」もちょっとアレでしたね、そういや一方で東洋美人は「安定した酒質」を確立してました。
しかし、猫さんは私と好みが近いとこですなぁ。
鳳凰美田のWINE-CELL生50verは飲みましたか!?キワモノかと思いきやバランスよくて、甘酸っぱいだけじゃなく旨みもしっかりでなかなかでしたよ。
生詰55も飲んでみたいけど、行動範囲では入手&飲酒難しそうだなぁ。
- 1586 猫 2012/10/10(Wed)12:44:26
-
エル・ドゥロさん、
>水戸部さんとこは「羽州誉」もちょっとアレ
同じ感想になるのかわかりませんが、私には淡麗でちょっとドライすぎました(火入れ)。生ならいけると思うんですが。
而今は、酒質が安定していて甘ダレしない印象からすると、ちょっとだけ早く変化を感じました。
寫樂の酒未来は今年からなのでそうだろうな?と。
個人的には酒未来は生に限ると思うんです・・。火入れはぬる燗ぐらいにすると絶品になるかも。
- 1587 猫 2012/10/10(Wed)13:7:1
-
エル・ドゥロさん、
鳳凰美田のWINE-CELL、飲んでいません。確か酒屋からメールで案内が来て気になっていましたが、完売のようで飲めそうにないです。
旨いなんて言われるとよけい気になりますね (笑
- 1588 エル・ドゥロ 2012/10/15(Mon)22:27:16
-
猫さん
飲み逃しましたかー、それはたいへん残念なことをしましたね。
というのは冗談ですが、香りとキレの鳳凰美田というイメージとちょっと違う穏かな香りとまろやかな味わいが美味しくて楽しかったです。
- 1589 猫 2012/10/17(Wed)12:4:35
-
エル・ドゥロさん、
そこまで言いますか (笑
あれから、何度かネットで購入している酒屋からのメールに「ネット販売解禁」の文字と共に鳳凰美田WINE-CELLの名が。
ネットだと送料・箱代考えると3本ぐらい購入しないと・・・
(考えがせこい・・・)
月末ぐらいには注文してそうな。
- 1591 ひなちゃん 2012/10/29(Mon)22:47:57
-
エル・ドゥロさん、猫さん
横やりすみません。
別の目的で行った酒屋に件の生詰55%があったんで、
ここでのお二人方のやり取りを思い出して買ってみました。
生は飲んでいないので比較は出来ませんが、
生詰は鳳凰美田にしては思ったよりドライでシャープ、
香りは控え目ながらに含み香がきっちり主張してきます。
味わいはワイン酵母由来なのか、味わった瞬間の甘酸っぱさ、
余韻にはシュッと来るようなソリッド感がありますが、
旨味はきっちり感じました。
冷やして飲むよりはラベルにあるように
常温に近い温度帯の方がやはり旨味を感じますね。
どちらかと言うと生詰が大人びた感じなんで
逆に生を飲んでみたくなりました。
- 1592 エル・ドゥロ 2012/10/30(Tue)22:28:44
-
ひなちゃんさん
いえいえ、参戦!?嬉しいです♪
鳳凰美田って香由来のふっと来る甘さはあるけど、味わいは基本的にセミドライですよね、生でもキレがよくて。
ただ、香り系ながらそのやや硬質な味筋は好みが分かれるところかと。
ワインは生詰55のほうですかー!
やはり香りは控えめ、甘酸っぱくて旨みありなんですね。
生はセミドライではあるけど角が丸いというか柔らかさを感じました。
55は火が入ってるぶん、よりドライ&シャープなのかも。
50と55ってのが気を惹きますね。
やはり両方飲みたくなる。。。
- 1593 ひなちゃん 2012/10/31(Wed)22:26:9
-
エル・ドゥロさん
WINE-CELL生詰は香りが控え目なんで、
その分ドライさが目立ってますね。
冷やして飲むと上品な白ワインのようです。
温度帯が上がっていくと甘酸っぱさが出てきますが。
鳳凰美田は色々なスペックがありますが、
今回のスペックは良い意味でいつもの鳳凰美田とは違った顔を見たと
思うと同時に何か将来への可能性めいたものを魅せられた気がしました。
やっぱりこれは飲み比べしたいっすね。
- 1594 猫 2012/11/1(Thu)14:41:1
-
エル・ドゥロさん、ひなちゃんさん
鳳凰美田WINE SELL純米吟醸無濾過生、とりあえず注文しました。すぐに飲みたいところですが飲むのは12月ぐらいになりそう、楽しみです。
例の愛山は出荷数が少なく購入は難しそうですね。エル・ドゥロさんは普通に購入できるのですか?出来るなら買っちゃいましょう!? 笑
私の場合は難しそうです。いつもの所で買う事が出来れば買う、けど買えなくて探し回ることはしません。今シーズンの火入れ雄町はちょっと・・・だったし。
それより今一番期待しているのは花陽浴、今年のひやおろしを今日飲む予定です。去年同様だと嬉しいですね。
- 1595 エル・ドゥロ 2012/11/2(Fri)20:11:43
-
ワインって匂いは原料由来のものを重視するぶん、
酵母に関しては香気成分の高生成は必要とされず、
追求されてないんでしょうね。
逆に清酒酵母って面白いなーと、マニアックに考えた次第です。
香控えめの鳳凰美田もなかな美味しいというのも発見でしたね。
猫さん
いや、出てスグに外呑みでいろいろ試して飲んで「別にいいかなぁ」でして。
普通に、ではないけどなんとかなる手立てがありまして。
でも今日、結局スルーしてきちゃいました。
- 1597 momo 2012/11/25(Sun)15:2:35
-
安陪政権て本とに誕生するのですかね?
岸伸介の孫だと言って国防軍つくるねていってますが
そんなこと言ったら有権者うけ悪そうですね
野田首相が消費税上げて財務の健全化するねとやってましたが
もう民主党も政権とれないので
民主党の向こうおはって社会保障改革すると言ったら大勝利しそうなんですが。
またバブルするんですかね?
- 1599 猫 2012/11/26(Mon)20:50:43
-
日曜、よく行く酒屋で、お客さんとの相性ってあるよねー
って話になり、何かな?と思って聞いてみると、
注文とかで間違えちゃうお客さんは何故か何回も間違えてしまい、気をつけようと思うとまたミスると。
そう言う相性もあるんだなと思いつつ、お客の私はお酒の知識とか話し易さとか、そっちの相性ってあるよなぁと思ったり。二度と行かないって酒屋もあるし・・・
- 1600 エル 2012/11/29(Thu)6:51:30
-
猫さん
ありますねー、私は押し付けがましいというか推しがあるのはわかるけど、、、という店はちょっと。。。
でも、そういうところですごく共感するケースもあって、よくわからんです(笑。
仙禽のワイン酵母ですか、なんとなく似合いそうだなぁ。
行き付けが取扱店なので、訊いてみます。
- 1601 猫 2012/11/29(Thu)9:47:47
-
エル(・ドゥロ)さん、
一瞬初からみの人かな?と思ってしまいました 笑
二度と行かない酒屋はですね、普通に接客できない店長なんですよ 笑
態度が変なんで何なんだ?と思っていたらお婆さん(店長の母親)が出てきて、
店長お酒はいってるから・・・すみませんね、と。
どうも晩酌すませて店に出てるようで。あの感じだと同じような事がちょくちょくあるようですね。もうずいぶん前の話です。
相性どうこうのレベルではなく論外です 笑
仙禽のワイン酵母仕込買いましたよ。そこの店長さんはオススメと言ってました!?
- 1602 エル・ドゥロ 2012/11/29(Thu)22:17:25
-
あ、すみません(汗
酔っパの酒屋って、、、笑。
お酒入ってるから、、、て。
その親にしてその子あり。
いっぺん行ってみたいですなー。
せんきん、明日くらい行ってみようかなぁ。
- 1604 しもつけびと 2012/12/4(Tue)0:35:23
-
バックマイさん はじめまして
越の寒中梅 大吟醸と言いますと 寒中梅・山田錦かな?
私も同感です。美味しいお酒ですね。
日本酒は、奥が深い。100の酒があれば100の味がする。
書き込み、楽しみに拝読しております。
- 1605 バックマイ 2012/12/4(Tue)13:47:53
-
しもつけびと さん
はじめまして。バックマイです。
書き込みを楽しみにしていただけるなんて、
日本酒ファン冥利というものです。
とてもうれしいです。
これからも随時更新していきますので、
ご覧いただけたらと思います。
私も、しもつけびとさんの書き込みを
楽しく読ませていただいています。
こういうファン交流の場は、貴重ですね。
さて、久保田の万寿の件ですが、確かに
お高いですね。
以前、私も、このスレッドでも、コメント欄でも
久保田ブランドについてふれたことがありました。
美味しいお酒なのに、もったいないと思います。
- 1606 エル・ドゥロ 2012/12/4(Tue)17:18:6
-
昨夜は日本酒な人達と飲み。
新酒からひやおろし、銘柄米違い飲み、とかいろいろ楽しみました。
こういうのってホンの少しずつなんで、その酒の一面なんだけど、それはそれで楽しいです。
どう飲んでもその一口一口が一期一会ではあるので、それが同じ銘柄の同じ酒か違う酒か、なのですが。
ふと思うのですが、特に意識しているわけでないのに、毎年ナゼか飲んでいる酒ってありますね。
頼むときは覚えてないのに、口をつけると想い出す。
だいたい、予想通り「普通に美味しい」のもそれらに共通。
迷ってスルーしたほうは未飲で、そちらにしとけばよかったと、弱いゆえに限られた酒量の中でちょっと後悔するのです。
飲んだ酒に対して失礼な話ですが。
実は意識していないようで、とても飲みたがっているのかもしれませんね。
- 1607 猫 2012/12/5(Wed)3:11:54
-
エル・ドゥロさん、
>特に意識しているわけでないのに、毎年ナゼか飲んでいる酒ってありますね。
これに似ているようで全然違う話をww
個人的にちょっと苦手なのに、見ると"美味しそう"でついつい買ってしまうお酒があります。にごり酒です。
今年の4月に小布施蔵 ソガ ペール エ フィス発泡純吟にごり原酒を懲りもせず買ってしまいまして、先月まで寝かせていました。買ったはいいがまた・・・かなと思うと飲めず。
先月飲んでみると・・・「美味しかった日本酒」板に書きたくなる美味しさ!! (時期外れて買えないだろうと書き込みやめる)
注いでいるだけで香ってくる素晴らしい芳香、味わいはお酒というよりジュースw アルコール分14%ということもありワイングラスでごくごくいってしまいました。
嫌いな人はいない味わいなので、皆さん是非来年4月頃、見かけたら買って欲しいです。
と言うわけで、去年は辛うじてスルーした○今と花陽浴のにごりを買ってしまいました。今は花陽浴のあらばしりを飲んでいます。次の次あたり鳳凰美田WINE SELLですかね。
- 1608 エル・ドゥロ 2012/12/6(Thu)19:38:30
-
猫さん
自分もにごり酒のあの澱臭が苦手なのでよくわかります。
この時期、新酒で出てくると美味そうですよねー。
でも、にごりを寝かせるのは賭けだな。
どうしようもなくなるものがある一方、稀に凄く美味しいのがあって。
DとかSとか、ヤバかったです(←自己責任、苦笑。
三重錦は素晴しかった、、、けど再現性はどうだろう。
- 1609 薬屋魁 2012/12/10(Mon)8:19:6
-
美味しかったとは思はなかったので、ここの掲示にしましょう。
新興(実は老舗イセヤの後継)の流通、北関東を中心に各地にスーパーセンターを展開するベイシア。兄弟流通のカインズホームと共に、プライベートブランド展開に勤しんでいるが、とうとう日本酒まで出した。純米吟醸で「吟燦」。
四合魁∪蕷濕紂
作っているのは、福岡の「いそのさわ」。
自社品は、「磯の澤」とか「駿」とか
おや、吟醸粕取焼酎を出している。この名前が「吟燦」。なんだかなあ。
確かに、純米吟醸かも知れん。でも、なんか荒っぽい味だなあ。
900円代だから、まあそんなもんか。2、3杯やってたら、もうわからん。
お粗末さま。
- 1610 しもつけびと 2012/12/10(Mon)19:59:4
-
薬屋海気鵝ヽ様こんばんは
私も先ほど、B店に行ってきました。
『じゃこ天』を買いにですが(^^)
>純米吟醸で「吟燦」
私も見ました。さすがに触手はのびませんでしたが、
いろいろやるものですね。
いや〜 手を出さずに良かった〜〜。
でも私、『加賀纏』に引っかかりました。(^^;)
- 1611 バックマイ 2012/12/11(Tue)0:38:8
-
>しもつけびと さん
こんばんは。
『じゃこ天』ですか。羨ましいです。
ところで、以前の書き込みで、ベニズワイ蟹を
楽しまれたとのことでしたね。
いいですねぇ。私も、毛蟹とかで、甲羅酒でも
やりたいものです。
関係ないですが、浮かんだので、ここで一句。
ひとりざけ 湯呑みをあおる 夜寒かな
- 1612 バックマイ 2012/12/11(Tue)0:49:17
-
ちなみに、「夜寒」は秋の季語です。
ただ、音がよかったので。
この場合、冬の季語で寒夜(かんや)のほうが
正しいのですが、「かんやかな」より
「よさむかな」のほうが、きれいかな、と。
ここはご愛嬌ということで。
私は秋でも「ひとりざけ」ですから、
あまり変わりません(笑)
- 1613 しもつけびと 2012/12/11(Tue)22:27:35
-
>ひとりざけ 湯呑みをあおる 夜寒かな
わお〜 俳句ですか、風流ですね。
名古屋の夜寒にお出かけかと思いました。
夜寒は季語だったのですね。なるほど。(^^)
じゃこ天は ちょいと炙って、ぐびりとやったりします。
仕事で遅くなった時など、私も ひとり酒を楽しみます。
- 1615 バックマイ 2012/12/16(Sun)1:37:47
-
>しもつけびと さん
こんばんは。バックマイです。
コメントありがとうございます。
私の書き込みやコメントを楽しみにしていただいているようで。
とてもうれしいです。
よーし、明日も仕事がんばって、美味しいお酒呑んで、
また『日本酒物語』更新するか、という気になります。
励みになります。
さて、
鱈の白子、スーパーに行くとワンパック400円もします。
それも、茹でると半分以下に縮んでしまうので
その量は微々たるもの。それではあまりにも
さびしいのでツーパック買ったのですが、
800円です。大手の4合瓶買える値段です(笑)。
それでも、あまりお目にかからない英勲が手に入った。
しかも土曜日。
と、なれば、やっぱり食べたい。
え〜〜いぃ、買ったれぇ、と(笑)。
どうせなら、市販のポン酢ではなく、やっぱり
柚子を使いたかったんですよね。
贅沢ついでに。
これからは鰤も鮟鱇も鮪もぐんと美味しくなってきますから、
次なる贅沢のために、今夜もレポートと格闘してます。
睡眠時間と朝昼の食事時間を削って。
全ては一杯の贅沢のために!
- 1616 薬屋魁 2012/12/17(Mon)8:17:36
-
バックマイさん、いつもコメントを拝見させて頂いてます。
白子は、よく見かけるのですが、茹で方が解りません。
何か、コツが有りますでしょうか。
- 1617 バックマイ 2012/12/18(Tue)0:9:31
-
>薬屋瓶さん
こんばんは。
コメントを見て頂けているとのこと、感謝いたします。
さて、鱈の白子の調理ですが、以下に書きますので、
参考になさってください。
なるべく詳述したつもりですが、試されて、うまくいかなかったら、
すみません。笑って許してください。
,泙此白子はピンクがかって形がしっかりしているものを
求めてください。この方が鮮度がいいです。いわゆる『雲子』。
白子を、プラスチックのザルなどで、塩水で洗い、汚れを落とす。
塩水で洗うのは、臭みとりの意味があります。程よく身も締まります。
この際、余計な塩味をつけないために、塩水を濃くしないように注意する。
次に、真水で、捨て水がきれいになるまで洗う。(やさしく!)
ぅッチンペーパーで水気を取る。
タべやすい大きさに切る。
Δ酒を入れたお湯で茹でる。
この茹で時間は勘どころですが、あまり茹でるとカチカチボソボソの
食感になってしまうので、白子がきゅっと締まったな、というころあいで
すぐにやめる。茹でるというより、「くぐらせる」というイメージ。
冷たい水ですぐに締める。余熱で硬くなるのを防ぐ意味があります。
┘ッチンペーパーで水気を取る。
と、まぁ、こんな感じでしょうか。茹で加減は、白子の量にもよります。
あとは、お好みの食べ方でお楽しみください。
私的には、やっぱり醤油に柚子やレモンを合わせたポン酢で
いただくのが好きですね。
私のこだわりは、市販のポン酢は使わないこと。
これは譲れませんねぇ。
- 1619 薬屋魁 2012/12/18(Tue)8:10:16
-
バックマイさん。沢の鶴、米だけの酒は、家に常備してます。
他に酒が無い時は呑みますが、専ら料理酒です。
呑む用の酒としても、十分いけますが、料理酒として最高と考えてます。
- 1620 バックマイ 2012/12/18(Tue)23:18:56
-
>薬屋瓶さん
こんばんは。コメントありがとうございます。
よろしければ、白子の調理、結果を教えてくださいね。
『沢の鶴 米だけの酒』は、いくつかシリーズがあるようですね。
常備ですか・・・それはすごいなぁ。
料理酒に使うと、確かに、お料理が引き立つでしょうね。
私の場合、料理酒には『月桂冠 月』とか『白鶴 まる』を
使っています。呑むには?ですが、料理酒に使う分には
悪くないですね。
先般、私が酷評した『日本盛 鬼ころし』も、料理酒には
使えるのかな・・・なんて、考えました。試す気にはならないですが。
以前、このスレッドで特定名称酒とアル添、普通酒について
私が問題提起して、薬屋瓶さんにもお答えいただいたことがありましたね。
やはり、普通酒はそのまま呑む場合には、とくに当たり外れの大きい
ジャンルだという考えは、私の日本酒選びの一つの指針になっています。
その考えで行くと、普通酒はまず料理酒前提で購入し、
最初は呑んでみるのが、賢いやり方かもしれません。
ハズレでも、あまりがっかりしませんからね。
- 1621 エル・ドゥロ 2012/12/19(Wed)17:40:17
-
うちの料理酒は基本的に飲むのに買ってNGだったものです。
じつはコレ、あまり美味くないのですが、まぁ仕方ないです。
何の酒だったかな、飲用から退役させた大吟醸を魚の煮付けに用いたことがあるのですが、驚くほど美味かったことがあります。
たしか山田40で高価だったこともあり、料理酒には向かんだろうというイメージもあり、もったいない&期待してない&せっかくのキンメが、、、だったのですが。
もう一回とは思いつつも、もう出来ないなぁ。
- 1622 バックマイ 2012/12/19(Wed)18:19:17
-
>エル・ドゥロさん
こんばんは。バックマイです。
大吟醸を料理に使えば、それは美味しいでしょう(笑)。
ある意味、最高の贅沢ですよね。
私の場合、飲用購入で失敗したから料理酒に・・・なんて、
家族がいい顔をしないので、ハズレでもなんとかして呑み切りなさい、と。
やっぱりお財布の関係上、料理酒には贅沢したくてもできないですね。
- 1623 純米酒 2012/12/20(Thu)6:28:0
-
こんにちは^^
そろそろ、正月酔うの、お酒の準備ですね^^。
皆さんはどの様なお酒を準備ですか?
私は、「純米吟醸 鷹勇」「純米吟醸生酛 田林」を考えてます。
早目に買って熟成させて、正月にちょうどいい加減になる様に
調整したいです^^。
炬燵に入って燗酒・・・たまりませんね〜^^
- 1625 猫 2012/12/21(Fri)2:55:55
-
鳳凰美田のWINE CELL生50飲みました。仙禽のワイン酵母仕込があまりにワインだったので鳳凰美田の方はそれほどワインぽさを感じませんでした。
開栓初日こそワインのような酸がありましたが、全体としての印象はとても落ちついた、円やかな味わいの日本酒。
2日目のみ香り、他の日の香り・味わいは鳳凰美田のそれっぽさは無く別銘柄か?と思うほどです。
終始ドライ感は無くほど良い甘味・旨みがあり苦味は感じず。個人的嗜好で、最後の一合は熟して枯れる寸前の濃さがあり旨かった。
白ワインのように海の幸との相性は抜群でした。ソースとケチャップで食べた牡蠣フライにもあいました(私だけ?何故かこれに合う日本酒に巡り合わない)。
- 1627 猫 2012/12/22(Sat)12:34:8
-
エル・ドゥロさん
そうですね。ひなちゃんさんのお話のように火入れの
"冷やして飲むと上品な白ワインのよう"
ってのも気になるところです。あと、火入れは生よりもドライ傾向になるのはどの日本酒も同じですよね。
>せんきんのドルチェアシッドは売り切れでした、残念!
飲み逃しましたかー、それはたいへん残念なことをしましたね (笑
正直な話、日本酒飲みよりワイン飲みの方に飲んでもらいたいお酒でした。
日本酒常飲者にはあまりにワインぽいので・・・・。味は良かったですけど。
- 1628 バックマイ 2012/12/23(Sun)20:22:35
-
今回は、日本酒の温度帯について。
このサイトのメンバー参入以前は、上燗、熱燗、冷酒、オン・ザ・ロックと、
冷たいか、熱いか、がはっきりしている温度帯でないと
日本酒は苦手だった私。
冷や、ぬる燗はどっちつかずのようでちょっと敬遠していました。
しかし、偶然か、購入するお酒の多くに、ぬる燗や冷やが
おすすめとの記述が。
私は、まず開栓した最初の一杯はラベルのおすすめに従った
温度帯で呑むようにしているので、自然とぬる燗や冷やの
美味しさがわかるようになってきました。
吟醸系のお酒の冷や、本醸造系・純米系のお酒のぬる燗、
といった具合に。
特に冷やは、どのお酒でもはずしにくい呑み方かもしれないと、
思ったりします。
こんなに温度で味が変わるアルコール飲料も、珍しいかも知れません。
嗚呼、偉大なるかな、日本酒の世界。
- 1629 ひなちゃん 2012/12/24(Mon)23:3:33
-
猫さん、どうもです。
生より火入れがドライ傾向であるように、
冷やして飲んだことがワインらしさを感じた一因かもしれません。
まだ蕾んでるというか、落ち着きのある酸を感じました。
猫さんは三井の寿のワイン酵母仕込も既飲ですか?
- 1630 エル・ドゥロ 2012/12/26(Wed)8:14:7
-
>せんきん
くぅー!
どうもだいぶ少量出荷だったみたいですね。
仙禽ってどれも酸が立って白ワイン的なニュアンスがあるなかで、
あえてさらにというのが面白いなぁ。
この時期、職場関連の忘年会が多々、日本酒が飲めない、、、。
ので、自分が幹事をすることにして「日本酒が売りの店」にしてしまいました。
今、銘酒居酒屋は新酒祭状態で楽しいですねー!
- 1631 静岡の日本酒がいい 2012/12/31(Mon)21:35:50
-
年末は親族が集まって十四代の純吟と喜久酔、磯自慢の青春と義侠の生。一足差し先に初亀酒造の「亀」は飲んじゃったのでこれで今年は悔いなし。2年参りに言った後は神棚に飾った開運の純吟を飲む予定。
- 1632 しもつけびと 2012/12/31(Mon)21:53:44
-
>自分が幹事
お〜ぉ 好いですね〜
その手がありましたか (^^)
私は、新年会(1月4日)で 初しぼりを計画しています。
ところで、『あずまみね』栃木の田舎では
見つかりませんでした。
せっかく教えていただいたのに残念です。m(__)m
- 1633 ひなちゃん 2012/12/31(Mon)22:0:13
-
皆さま、
間もなく今年も終わりですね。色々お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
さて、私の年末年始ですが飛露喜の特純無濾過生原酒とかすみ酒、
手取川大吟醸と開運純米ですね。
既に飲み始めてますが、今年の飛露喜は何だか例年にも増して
気合いが入った味してますね。力強い美味しさです。
- 1634 静岡の日本酒がいい 2013/1/1(Tue)8:9:21
-
皆さん明けましておめでとうございます。
ひなちゃんさん、そうですか、今年の飛露喜はいいですか。一時期苦みが強かった時期があって最近飲んでいなかったので、久々に買いに行きます。
- 1635 猫 2013/1/2(Wed)14:55:21
-
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
忘年会は十四代 中取り大吟と飛露喜 特純無濾過生原を持って行きました。ほとんど日本酒を飲んだことの無い姪っ子たちは恐る恐る十四代を飲み、
"これなら飲める!"と言って喜んで飲んでいました・・・(飲まなくてもいいよと思ったのは私だけ?w)。まぁ、将来日本酒好きになってくれれば良いですけど。
ひなちゃんさん、
三井の寿ワイン酵母仕込、全くノーマークでした。今からでは入手難しそうです。この蔵のお酒はまだ飲んだことがありません。たまに行く酒屋で美田を見かけますが、どうなんでしょう?
エル・ドゥロさん、
仙禽のドルチェアシッド、「日本酒飲みよりワイン飲みの方に飲んでもらいたいお酒」と書いたのは、ワインしか飲まない人が飲んだらびっくりして日本酒に興味を持って貰えるのではと。今年も仕込むんですかね?他の蔵も続きそうな・・・。
逆に、ワイナリーで日本酒酵母仕込の白ワインを出して欲しいです。
- 1637 エル・ドゥロ 2013/1/3(Thu)0:0:25
-
あけましておめでとうございます。
年末から年始に皆さま、よい日本酒を楽しまれておられますね。
私も美味しい酒を楽しんでおります。
先日は日本酒を殆ど飲まない者と一緒だったこともあり、
改めてベーシックな銘柄を味わってきました。
なかでも山影純悦(秋・23BY)は
極微かな熟感・老ねを伴いつつも、ふわりと綺麗な吟香、
極めて滑らかなテクスチャー、透明感のある味わい、
充分な存在感とフッと消えるようなキレのコントラスト、
これらがバランスし、さすがと思える美味さでした。
久々のくどき上手の山田40も過大な期待に充分に応える、
「らしい」美味さ全開で、飲んでて幸せになりました。
今年はまた、2,3の銘柄を追っかけてみても面白いと思いますが、
適当に出会ったときに出会った酒を飲むことになりそうな。。。
- 1638 管理人 2013/1/3(Thu)11:30:22
-
あけましておめでとうございます。
お正月は、津島屋、獺祭、黒龍、七田、鶴乃里などをいただきました。
皆さまにとって2013年が良い年でありますように。
本年もよろしくお願いいたします。
- 1639 バックマイ 2013/1/4(Fri)0:5:32
-
みなさま
あけましておめでとうございます。
あと2ケ月ほどで、メンバーに参入してから1年です。
今年も、バックマイの口コミ・書き込みが少しでも
皆さまのお役に立てるよう、不定期ながら更新してまいりますので、
楽しみにしていただければ幸いです。
日本酒万歳! 日本酒ファン万歳!
- 1640 tomtom 2013/1/10(Thu)6:53:19
-
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
お正月はたーんと飲みましたが、改めて感じたのは日本酒と生シーフードの
相性の良さですね。良いワインも多く並びましたが、刺身はもちろん
スモークでも日本酒に軍配が上がります。
特に初孫の「いなほ」、素晴らしい食中酒でした。
- 1641 エル・ドゥロ 2013/1/14(Mon)21:10:39
-
関東は大雪ですね。
こんな日は飲食店の空席を埋めに行きたいところだけど、行きたいところが定休日で(苦笑。
気になった新酒で雪見酒。
上善如水
「新米新酒の上善」は11月/12ヶ月のもの。
薫り高く優しい甘さと淡いキレ。キレにも関連する若干の渋みが残る。新酒らしさ取るか雑味と取るか。
いかにもイマドキの地酒マニアに受けそうな酒質。
「大手なんて」な姿勢のマニアには接する機会がなかなか無いだろうけど。
もう少しメリハリや押し、奥行きが欲しいところですが、これは個人の嗜好ですね。
そういや学生当時、日本酒=上善だったなぁ。
唯一の美味しい(というか不味くない)日本酒ってことで、うちのサークルでは店飲みでも野外でもポン酒は上善と決まってた(あの時に帰れたら、良い酒他にもいっぱいあるぞ、と教えてやりたい、笑)。
当時はバーベキューに上善なんてメチャクチャな取り合わせも。
でも、これがあって日本酒嫌いにならず、今の自分があるのかな、と、こんなマニアで良いか悪いか置いといて、アハ。
いきなり「パック酒系の一気飲み」とかなら間違いなく最初からOUTだったでしょう。
上善如水とサークルの先輩方に感謝です♪
などと、雪の降る成人の日に想い出してみております。
- 1642 エル・ドゥロ 2013/1/15(Tue)15:50:33
-
あ、>パック酒の一気飲み・・・・
は、パック酒が悪いとかそういう意味ではありません。
ただそれは美味しさを求めるものとは違っていて、
それはその楽しみがあるのですが、違う価値観だと思っています。
楽しみ方は人それぞれですね。
- 1643 薬屋魁 2013/1/16(Wed)7:53:36
-
エル・ドゥロさん。
上善如水。
懐かしいですね。
最初は、23年前。新婚旅行で、湯沢のホテルに泊まった時。利き酒セット(3種)で、越乃寒梅と雪中梅だったかな、それと越乃白瀧(上善如水)を呑み、格段に白瀧が美味かったので、翌朝、ホテルの近くの酒屋で買った。
それ以来、暫く上善ばっかり。東京支店に転勤して、そこでもそればかり呑んでたら、当時の支店長も嵌り、支店中いつも上善になってしまった。
その後、支店長の日本酒探訪が始まった。色々教えて貰ったが。もう亡き人に。
- 1644 エル・ドゥロ 2013/1/19(Sat)10:37:14
-
薬屋海気
やはり上善に染まりましたか、そして薬屋瓶さんの日本酒の根っこにも上善が存在しているのですね。
東京支店のくだりは職場の暖かい雰囲気を想わせる良い話だなぁ。
日本酒の介する関係性って、体育会的なガツガツ脂ぎったものじゃなく、ほっこりした感じなのは、日本酒好きの贔屓目かな。
- 1645 エル・ドゥロ 2013/1/24(Thu)18:30:49
-
トップの若者と日本酒ですが、記事みたくネガティブなもんじゃなく、単純に面白いからじゃないでしょうか。
いろいろな蔵・銘柄がでてきて、熱い酒屋さんがいて、酒の一つ一つにストーリーがあって、飲み手のよこの繋がりが出来て。
と、昨日、新成人の友人と日本酒を飲んでて思いました。
分析的視方をすれば、生原が掘り起こしたマニア市場が波及した、よくあるタイプの流行の一つ。
でも、メディアが仕掛けたんじゃなくて、酒を取り巻く皆が参加しているのがいいところでしょう。
マスメディアによる干渉は盛り上がる反面、冷める方向へのベクトルを持つのが常ですね。
最近のそれらの動向がちょっと不安です。焼酎とか、そうでしたし。
そういや、だんちゅー、今年は来月号がそうかな(去年は一月ズレましたね)。
- 1647 エル・ドゥロ 2013/1/25(Fri)9:59:18
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トップページの管理人様のコラム(?)、
http://www.sakeno.com/pickup/spring/
内のリンクにあります、ニッカンゲンダイの下記記事です。
http://gendai.net/articles/view/kenko/140509
癒しとか寂しさ辛さを紛らわすとか、そういうので「日本酒」だと(超意訳)。
んなもんなら「アルコール」であればいいので、日本酒じゃなくてもいいのです。
さらに特銘酒である必要はさらにありません(伸びているのは特銘酒・ってそれも純米カテの拡大もあるけど)。
こんな本に日本酒バー特集が組まれる様に(一昔前なら有り得ないです)、
日本酒を楽しむ若い女性が増えてきてるのでは。
http://bacchante.jp/
このなかの記事で出てる若手蔵元達や某赤坂焼き鳥の店長などのように
“イケメン”(既に死語化しつつあるけど)も盛り上がりの一要素かな。
ちょうど、サプライヤー側にも世代交代の波があるように感じています。
- 1648 管理人 2013/1/27(Sun)11:47:28
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東京などの都市圏中心でしょうが、
日本酒バーというジャンルが注目されているだけでも隔世の感ありです。
震災復興支援をきっかけにして日本酒が見直されたという面もあるかと。
理由はともあれ、若い人たちが反応しているのが頼もしいです。
- 1649 薬屋魁 2013/1/28(Mon)8:9:8
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エル・ドゥロさん、有難う御座います。
こんな欄が有るとは、今迄全然気付きませんでした。トップページからは普通には入れませんよね。
他にも、知らない欄が有るのかな?
- 1650 エル・ドゥロ 2013/1/28(Mon)13:25:30
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日本酒不毛?といわれるナゴヤにも、
八咫/THE酒〇五二/地炉の間などなど、
日本酒バーが出来てますね。
052は私も行ったことあります。
ブームじゃなく、文化の醸成になるといいな。
- 1652 tomtom 2013/1/29(Tue)7:21:43
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日本酒の人気回復、良いですね(^-^
まあ、最近の日本酒は総じて(20年ほど前との比較ですが...)
うまいっすからね。刺身は言うに及ばず、醤油系や魚ダシ系料理との
相性も良いので、「不味いかも?」とか「悪酔いする」という、妙な
先入観の無い若い人たちが、自分達の舌で判断して飲んでくれているなら
良い話やなぁ〜と思います。
- 1653 管理人 2013/1/29(Tue)11:50:4
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エヴァンゲリオンに獺祭が出てるのを観て
軽い気持ちで飲んでみたら、意外と美味しくって、
でもやっぱりアルコール度数が高くて
翌日「飲み過ぎた〜(w_−; ウゥ・・」なんてツイートしてる
…そんなイメージです(笑)
いい感じに定着してくれるといいなって
先入観の無い若い人たちに期待してます。
- 1654 しもつけびと 2013/1/29(Tue)18:24:30
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エバンゲリオンは年代的にさっぱりですが、
「獺祭」は民間いや某民族規格を取得した段階で、
既にメジャーの仲間入りを果たしています。
知る人ぞ知る、現代版『この紋所・・』でしょう。(^^)
さすが、目の付け処が違いますね。
他の企業では、日本盛さんが取得されているようです。
国際規格に打って出てこそ、日本酒業界の未来が開けてきます。
頑張って欲しいな〜と思う今日この頃です。
- 1655 しもつけびと 2013/1/29(Tue)18:29:36
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仕事途中 コーヒータイムに書き込みしたので
カタイ話になってしまいました。
早く帰って、今宵も・・酔いよい・・・
失礼しました〜(^^;
- 1656 しもつけびと 2013/1/29(Tue)18:47:39
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タカラ酒造・菊水酒造 さんも認定を受けているようです。
まだまだ、他にもありそうです。
ワインは無理ですが、日本酒なら大丈夫です。
お米と麹とお水が原料ですから。
潜在能力はバッチリ。頑張れ日本!!
目指せ、メジャー!!
- 1660 エル・ドゥロ 2013/1/30(Wed)22:24:55
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獺祭、不味いていう人はなかなか居らんでしょう。
でも「あぁ獺祭飲みたいっ!」って思ったことはないですね。
ミサトさんみたくいろんな獺祭を飲みこんでみたら違うのかもしれませんが。
momoさんの「美味しいことは美味しい」と同じかな。
でも、スパークリングは本当に秀逸だと思います。
そういう機会に飲むにはピッタリでブレがないのはスゴイです。
- 1661 バックマイ 2013/1/31(Thu)0:8:36
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>>1660 エル・ドゥロさん
獺祭、50は呑んだことありましたが
美味しいですが、肴を選ぶお酒だと思いますね。
冷やで呑んだとき、うちでご飯食べていた義兄が
「一杯くれる?」ていうんで、差し上げたんですな、私。
そしたら、「ワインみたい」て。
ま、おっしゃるように、呑みたいっ!てタイプではないですな。
かく言う私、いま、キクマサを升酒で、角に天日塩のせて、
ちびりちびりとやってます。呑兵衛丸出し…?
- 1662 薬屋魁 2013/1/31(Thu)7:59:52
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「獺祭」は、確かに「へえーっ」って驚く酒ですが、沢山は呑めないですね。
家呑みで、一升買って、それだけ呑んでいると、もういいやって気になるのが割と早い気がします。(一番安いか、一つ上のランク程度しか買えませんが。)
呑み屋で呑んでも、そんな進みません。なんか、高級スイーツみたいで。
- 1663 静岡の日本酒がいい 2013/1/31(Thu)20:14:46
- ちなみに今回購入したのは純米吟醸磨き3割9分遠心分離という5千円台のお酒です。隣に1万円台の「獺祭」が有りましたが、根性がなくて買えませんでした。お嬢様て感じの風味です。
- 1664 エル・ドゥロ 2013/1/31(Thu)22:47:31
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momoさん
洗練されたにごり酒なら、すでに24BYが出ている、くどきのつや姫、
面白美味いのといったら、小左衛門の甘ずっぱいにごりがありますね。
小左衛門はそろそろ出る頃でしょうか(今年もあるのかな)。
あと、既飲とは思いますが、大倉の濁酒もアリでは。
プリミティブな勢いのある酒ですが、
意外とさっぱり飲め(いや食べる!?)ますね。
- 1665 猫 2013/2/1(Fri)2:7:5
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久しぶりに話題に参加・・・
獺祭は「素直な味」、に大賛成ですね。個人的嗜好も「美味しいことは美味しい」に大賛成です。 (笑
やっぱ素直で癖の無い味わいが長所でもあり短所でもあり。
なので贈り物には最適だけれど、獺祭じゃなきゃダメ!って気にはなりません。
去年か一昨年、大倉の濁酒(生)飲みましたよ。エル・ドゥロさんの印象と大体同じだと思います。大倉らしさはあまりなくって、さっぱりなんですよね。
個人的にはちょっと物足りなさを感じてしまいました。火入れのが味わい深いかも・・・
- 1667 tomtom 2013/2/7(Thu)5:32:11
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まあ、量を飲めるお酒ではないっすよね...>獺祭
でも、やはりこの蔵には一定の敬意を払っています。
今でこそデパートや有名酒屋に行けば迷いに迷う数の美味しいお酒が
売っていますが、こういう状況になる過程で獺祭が果たした役割は
大きいと思うんですよね。
「美味くて値段がリーズナブルなら売れる」という当たり前の常識を
日本酒に持ち込んだ蔵、という印象でしょうか。
と感謝しつつ、気付けば雪の茅舎や大七を手に持っている私ですが。
でも、パーティーやらで出てくると、有難くいただいております(笑)
安心の味、ですかね?
- 1669 ドランカー 2013/2/7(Thu)12:57:24
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初めまして「ドランカー」と申します。
最近、このサイト(掲示板)にめぐり会って、舞い踊るほど喜んでおります。
日本酒に目ざめ、三年近くなります。
地元の同じ酒蔵の二銘柄を飲んで、あら「ビックリ!!」こんなに香り、
甘さ、酸味奥深さが違うものかと、日本酒に興味が湧いたしだいです。
それまでは、日本酒は嗜む程度で、ビール、芋焼酎を主に晩酌の日々を過
ごしておりました。
さて、興味が湧いても何を飲めばいいのか判らず、先ずはネットで調査する、
書店へ走る、などを通じ、今は自分に合った一生付き合える一銘柄に出会える
ことを夢見て、地元酒店の頒布会、ネットなどで購入して家飲みを楽しんでお
ります。
最近は「登龍」、「一歩己」、「蒼空」、「鳳凰美田」、「泉川ふな口」、
「くどき上手」、「豊杯」などが記憶に残った銘柄ですね。
燗酒では「大七」、ぬる燗で「刈穂」なども印象に残りました。
「雪の茅舎」製造番号酒なども美味しいですね。
これじゃ、一銘柄なんて無理ですね。(笑)
これからも、皆様のコメント楽しみにしています。
- 1670 クロすけ 2013/2/8(Fri)0:15:15
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初めまして、クロすけと言います。
恥ずかしがり屋なので、書き込む事はないであろうと思いましたが…
色々な情報が知りたく顔を出させて頂きます。
鼻が詰まっているので強烈な香りでに限りわかりません。
かなり致命的です(笑)
華やかな香りで甘味のあるお酒(例えば、出羽桜、一路や
雪の茅舎、山廃純米吟醸、9号酵母使用の出品酒)が好きです。
この手のタイプは晩酌として高すぎるので…
低価格帯1500円以下のお酒が有りましたらご教授の程お願いいたします。
- 1671 バックマイ 2013/2/8(Fri)1:54:55
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>>1670 クロすけ さん
こんばんは。バックマイです。私の名前がご記憶に残れば嬉しいと思い、
コメントさせていただきます。
華やかな香りで甘味のあるお酒、といいますと、雪の茅舎以外では、
・『あさ開 南部流寒造り 純米吟醸』 1300円台で購入
・『渡辺酒造本店(福島県) 雪の磐梯吾妻 大吟醸』 1200円台で購入
・『富翁 大吟醸純米 吟凜』 1000円台で購入
あたりはいかがでしょうか?
場合によっては辛口に感じることもありますが、全体に甘口で、
口当たりのいい銘酒たちだと思います。
全て4合瓶を、私が購入した時の値段なので、場合によってはもう少し
お高いかも知れませんが、その際はご容赦くださいませ。
いずれも、既にコメントしてあるので、よろしければ私のプロフィールから
ご覧になって下さい。
ご参考になれば何よりです。
- 1672 エル・ドゥロ 2013/2/8(Fri)11:50:42
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>クロすけさん
晩酌で華やかな香りで甘味のあって低価格帯1500円以下
というと、いろいろあるにはあるのですが、
入手しやすさと言う点でちょっと難ありなところもあり、
一番いいのは、酒屋さんで、恥ずかしがらずに(笑、
相談することだと思います。
という、一応の断りを入れたうえで、独断と偏見で
陸奥八仙(青森)
一白水成(秋田)
雅山流(山形)
鳳凰美田(栃木)
花浴陽(埼玉)
川中島・幻舞(長野)
臥龍梅(静岡)
西條鶴(広島)
鍋島(佐賀)
あたりはU-1,500円/(4合瓶)クラスでも香りと甘味のある、また火入れでも香りが活きてる酒が多い印象です。
どの銘柄も地酒専門店系になりますが、デパチカでもいけそうなのをピックアップしてみました。
- 1673 エル・ドゥロ 2013/2/8(Fri)11:55:27
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あんまり引っ張るネタでもないですが、
昨夜、ここで盛り上がったのでなんとなく獺祭のレギュラー、でも純大50、を一杯飲みました。
やっぱりブレないなー美味しいなぁ、と思いつつ、ナニカが決定的に欠けていると感じました。
って批評家ぶってエラソーに書いちゃいますが、デカイ蔵で工業製品という先入観が、そう思わせているに違いありません(苦笑。
- 1674 クロすけ 2013/2/8(Fri)23:43:57
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>バックマイさん
あさ開は飲んだ事が無く、かなり辛口と思い込んでいたので
今度注文してみます。
渡辺酒造本店(福島県) 雪の磐梯吾妻 大吟醸は探せませんでした…泣
富翁 大吟醸純米 吟凜は京都のお酒なんですね。
関西のお酒には疎いもので…勉強になります。
教えて頂き本当にありがとうございます。
>エル・ドゥロさん
今住んでいる県が冬季に越後杜氏が多く、移動してきて酒を醸していた県
らしく、端麗辛口好きが大多数派に思えます(会社の同僚はほぼ淡麗辛口派)。
なので、近所のお酒屋さんも淡麗辛口が多い気がします。
↑住処は内緒なので、推理等で察して頂ければ幸いです♪
陸奥八仙、一白水成、川中島・幻舞、西條鶴、鍋島は飲んだ事がないので
試したいと思います。
珍しいお酒もこっそりと教えて頂ければ嬉しいです。
- 1675 静岡の日本酒がいい 2013/2/18(Mon)21:27:58
- 北海道に旅行に行って、ホテルで飲むために菊水の缶をコンビニで買って飲みました。あらびっくり。普段その場の勢いで買う一升瓶の外れよりは美味しい。
- 1676 薬屋魁 2013/2/19(Tue)7:51:31
- 静岡の日本酒がいいさん、私もそう思います。朱色と黄色では、黄色です。黄色は、なんと1リットル入の缶も有ります。うはうはです。ふなくちで無い1リットル缶も有るので注意。こっちは呑んだ事有りません。
- 1677 エル・ドゥロ 2013/2/22(Fri)22:26:50
-
昨年、ここで盛り上がったワイン酵母ですが、
千葉の地元銘柄「寿萬亀」の「らいすわいん」という
ワイン酵母酒があるというのを知り、入手しました。
いかにも日本酒然としてた鳳凰美田と異なり、
ワインっぽさ全開、「淡桜咲」や「忘れっぽい天使」の系統ですね。
個人的にはこういうほうが面白いです。
ゆっくり味わうと微かに米酢のようなコク?厚み?があり、
やっぱり米の酒なんだなぁ、という感覚。
原料米 千葉県産米100%
精米歩合70%
アルコール13度
日本酒度-30
酸度4.4
- 1678 tomtom 2013/2/26(Tue)12:1:46
-
あんまりネガティブな話題もいかんのでしょうが...
大阪府阪南市の酒造会社「浪花酒造」が、純米やら吟醸に
醸造用アルコールから果ては糖類まで混ぜたとか。
こういうことが起こると、迷惑を被るのは大多数の真面目にやってる
蔵なわけで、せっかく日本酒人気が持ち直してるときに、と残念で
なりません。二度と起こりませんように、と願いを込めて書きます。
- 1679 エル・ドゥロ 2013/2/26(Tue)16:55:23
-
いや、普通酒を混ぜてたので、結果的にそういう成分を含んだものが混ざったということなんですね。
いずれにせよ、詐称であり、飲み手を偽った行為には違いないけど。
コレに関しては、安易なやり方ではあるけど「良くする」意図があったわけで、心情的にジャッジが難しいです。
普通酒大吟のほうのハナシは問答無用なんで、置いといて、
調整ブレンドが受け入れられるインフラも必要なのかなぁ、と。
今の特定名称の区分の問題点があるように感じました。
- 1680 通りすがり 2013/2/27(Wed)19:39:9
-
う〜ん・・・
「良くする目的」なのか、「儲ける目的」なのか
解りませんが、最終判断は消費者がします。
一度失った信用は大変ですよ。
熱狂的難波の信者さんなら、儲かるでしょうが、
『難波ファン(fan)』が『難波フアン(不安)』にならないと良いですね。
品質を侮ると痛い目をみます。
日本酒業界、品質管理を見直す良い機会です。
- 1681 薬屋魁 2013/2/28(Thu)8:8:5
-
浪速正宗は結構有名な銘柄ですね。
この件は、それはそれとして、十分問題事ですが、「ブレンド」と言う、日本酒の世界では廃れたと思ってた技術が残ってたんですね。この場合は、問題が多すぎて、観念としか言えないかもしれないけども。
本来は、蔵元より、店頭販売の小売が持ってた技術とは思いますが。
他の酒類の世界では、当然の如く行われている、大事な技術ですよね。
今の日本酒の世界にとっては、「有り」な技術かどうか議論されるのも、興味深そうですね。
- 1682 エル・ドゥロ 2013/2/28(Thu)12:57:53
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んー「目的」じゃなく、「意図」なんですがね。
事実や詳細は報道とは違うようだし(未確認なんで記述を控えますが)。
業界が品質管理を見直すべき、てのはちょっと違う、マスゴミに踊らされすぎ。
薬屋瓶さんがおっしゃるように、かつての「技術」が今の「基準」に合致していない場合、どうする、という問題ですよね。
酒造組合法上は普通酒として、正々堂々とその旨を謳えばよかったのに。
今回の件はその芽を摘んでしまった可能性があります。
とはいえ、現状の基準という制約の中で新しい方法・解決を模索するのがいいんじゃないかと個人的に思います。
- 1683 通りすがり 2013/2/28(Thu)20:12:51
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・表示偽装は立派な犯罪です。
「マスゴミに踊らされすぎ。」ではないと思います。
・「表示偽装」は、一般消費者への品質保証が取れていない。
つまり、品質管理・マネジメントシステムが出来ていない。
でたらめです。
素朴な疑問ですが、
ISO認証について習得を考えている企業さんは
どれくらい居られるのですか?
家族経営の蔵元さんは無理にしても
中堅企業さんは認証を目指すべきです。
ぬるま湯どっぷりでは生き残れませんよ。
- 1684 しもつけびと 2013/2/28(Thu)22:40:27
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silent majorityでいれば良いものを、何を好き好んでと思いつつ、
あえて書き込みをさせていただきます。
さて、
生き残れるどうかはさておき、整理しませんか?
”充┻響:これについては、論外。
品質管理:
a者)品質→酒の質
b者)品質→マネ-ジメントシステム
品質管理の対する認識の違い。
ブレンド技術:
表示方法・日本酒の定義 etc
スレッドが二つ必要ですかね?
根底は一つの様に感じます。
- 1685 しもつけびと 2013/2/28(Thu)22:50:49
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酔っての書き込み訂正です。
下記の文
●生き残れるかどうかはさておき。
●品質管理にたいする認識の違い。
に訂正願います。
では皆様、お休みなさい。
酒は楽しく飲むのが一番いい!!
不味いお酒はいりません。(^^)
- 1686 エル・ドゥロ 2013/2/28(Thu)22:58:45
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通りすがりさん
確かに、このような事態を招いたことは業界としても問題がなかったとは言えません。
ただ、業界全体であたりまえのように偽装が行われているという確証がない状態で、業界全体が品質管理を見直すべきというのは過剰な表現だと感じました。
また、刑法の処罰対象でないので犯罪ではないです。
私の個人的意見として、今回の件は、安易なやり方で偽りもあり、過ちではありますが、製造者の「意図」は消費者が不利益を被ることを前提に自らのみが利益を得る、というものではなかったと考えている、ということです。
やらかしたことを擁護するものではありません。
ISOの取得ですが、酒総研の講習資料にも事例集などがあるので、規模に応じて対応しているものと思われます。
- 1687 毎日 2013/2/28(Thu)23:15:51
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浪速酒造だけでなく、過去にも『インチキ』していた酒造会社(焼酎含む)なんて沢山ありますよね〜。
『インチキ』されていても、『旨い!!』って飲んでた人っていっぱいいると思います。雑誌なんかでも『逸品!!』なんて取り扱った事も・・・。
結局、消費者は次の2つに分かれるのかな?
〇櫃韻譴丱ぅぁ
▲泪好灰瀘藥拭
私個人の意見は、『自分が信じた極上の1本を探す。呑んで呑んで呑みまくれ!』 これに尽きます。
昔幻の『越の寒梅』『八海山』『久保田』は今ではホームセンターで買えます。地酒ブームに踊らされて無残極まり無い姿ですね。
『獺祭』『十四代』もこんな姿にさせてしまって良いのか?
一時のブームが銘酒を奈落の底に突き落としてしまう、現在の日本酒事情を懸念しています。
- 1688 管理人 2013/3/1(Fri)0:49:46
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個人的にはこのニュースが悲しかったです。
「サミットで首脳味わう」と虚偽=偽大吟醸の酒造、HPで―大阪
http://jp.wsj.com/article/JJ12808757015866784091716547612302917314173.html
こんなコラムを書いていたので;_;
http://www.sakeno.com/pickup/bansankai/
管理人自身がサミットに参加したわけでもないのに、
インターネットで調べただけで書いたのがいけなかったですね。
- 1689 しもつけびと 2013/3/2(Sat)0:50:36
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【酒の旅人】
私にとって、週末は家族とゆっくり酒飲を楽しむ大切な時間である。
今宵は何にしようかな? 今夜のあてとお供は何にしよう?
そんな、楽しみのアドバイザーは 『日本酒物語』
おそらく、ここに集いし方々の大半は、良酒を求めさまよう『酒の旅人』
皆様、気を取り直し、楽しいお話聞かせてくださいな。
皆様の書き込み 楽しみにしています。
- 1690 ひなちゃん 2013/3/2(Sat)22:8:1
-
何だか盛り上がってますね。
駄目なことは当然駄目ですが、
個人的には1つの事案で日本酒業界全てを丸めて言うような
言い方は極論のように感じるのですがね。
悪く言えば報道のようになるし、良さを考えるなら、
ブレンドだってあるべき味わいを担保すべく目指した結果という
可能性もありますよね。
まあ、普通酒ブレンドしたら普通酒で出せば良かったのに、
と思うのも事実だけど。
そんなことを書き込みながら、しもつけびとさんの言うようなことを
書くとすれば明日はひな祭り、我が家では手巻き寿司をする予定。
何を合わせてみようかな。
寿司に合わせるなら日高見だっちゃ、かな(笑)。
- 1691 しもつけびと 2013/3/3(Sun)1:0:3
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To:ひなちゃんさん
あはは、これはこれは なかなか手厳しい。
話を折りましたか?
それもそうですね。
折角の盛り上がり、お好きなようになされませ。
- 1692 しもつけびと 2013/3/3(Sun)20:9:9
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TO:ふなちゃんさんへ
日高見の投稿を拝読し興味を持ち、調べていたら
こんなサイトを見つけました。
http://shinbun.fan-miyagi.jp/article/article_20120813.php#p1_3
飲んでみたくなりますね。
ありがとう!!
- 1693 ひなちゃん 2013/3/3(Sun)21:5:23
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しもつけびとさん、どうもです。
いや別に話を折ってはいないですよ、
個人的にちょっと参加したかっただけです(笑)。
丸めてってのは1つの事例それだけで業界全体が駄目みたいな
言い方をするのはちょっと極論かなって思っただけです。
今日は予定通り、手巻き寿司に日高見(本醸造)を合わせてみました。
本マグロの中トロなんかとも飲ってみましたが、
やっぱり日高見は寿司に合いますね。
しもつけびとさんご提供のサイト記事も読みました。
やはり苦労してこそ今があるのですね。
ありがとうございます。
機会があれば日高見飲んでみて下さい。
- 1694 エル・ドゥロ 2013/3/4(Mon)20:45:50
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日高見、いいですね。
このまえ、魚の美味い店で飲みましたよ。
「吟醸うすにごり生原酒」だったので、
ちょっと日高見らしさ全開じゃなかったですけど。
キンメダイのカシラ&カマの塩焼きに良い仕事してました。
嘘はいかんですが、ちょっとユルイとこは功罪ともにあると思うのです。
ラベルはレギュラータイプだけど中身は個酒販店スペシャルバージョンで
(法定事項以外で)若干だけど表記内容が異なるとか。
- 1695 ひなちゃん 2013/3/5(Tue)0:18:52
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今回の事例の後でブレンド技術の話になったから
ややこしかったかもしれませんね。
ちょっと話を逸らしてしまうかもしれませんが、
獺祭の48や45だってブレンドだし、
ダルマ正宗に代表されるの古酒だってブレンド技術があるわけですから。
求める味わいの1つの手段だと思うんですけどね。
純米・アル添論の話に近いのかな〜。
私も頒布酒は結構買いますけど
PB的な印象あるんであんまり表記まで気にしていませんね。
緩さの許容範囲は個人差ありますからね(笑)。
- 1696 バックマイ 2013/3/7(Thu)0:38:54
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お話のコシを折るようですが、書かせてください。
【お酒と煙草】(あくまで私見です)
以前、『日本酒ひろば』に書いたことですが、
私はお酒を嗜む喫煙者です。
昨今、煙草・喫煙者に対する風当たりが強くなり、
喫煙ボックスも少なくなり、飲食店でさえ、全面禁煙の
お店が増えているような気がします。
分煙ということで、喫煙席を設けているところもありますけれど、
何か片隅に追いやられているような感じがします。
煙草、お酒の、体や社会への害についてはともかく、
両方とも嗜好品であり、精神衛生上とてもいいものです。
まあ、お酒は煙草と違い、『受動喫煙』ならぬ『受動飲酒』なんて
ことはありませんから、そういった意味では煙草がよく言われないことも
わかるような気がしますが。
しかし、昨今の煙草・喫煙者に対する一般的な対応や
イメージというのは、悪者扱いのようで、一種、弾圧じみたものを
感じざるをえません。
きちんとマナーを守って煙草を楽しんでいる方が、一部のマナーの悪い
喫煙者のせいで一緒くたに白い目で見られてしまうことが、往々にして
あると思います。
私など、ある時、コンビニの外の灰皿のおいてあるベンチで
煙草を喫っていたら、「受動喫煙で肺がんになるから、やめてもらえます?」
と、いわれもなくからまれて、開いた口がふさがらなかったのを覚えています。
嗜好品というカテゴリーで考えた時に、お酒と煙草の付き合い方について、
あるいは考え方について、お返事を頂ければと思います。
- 1697 薬屋魁 2013/3/7(Thu)7:42:8
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バックマイさん。愛煙家は大変ですね。
私は全く吸いません。吸えません。体が受付けないからです。
ただ、吸う人を毛嫌いする事は全く有りません。
子供の頃、大人の男性の頼もしさを、煙草の匂いに感じてましたから。
友人も愛煙家が多いし、会社でも吸わないのは私だけです(これはこれで、珍しい会社と言われます。)。
チョット悲しいのは、吸わない私だけが心筋梗塞を発した事です。
近年の、禁煙運動は、完全にファシズムです。
禁煙運動家(特に女性)が、マナー違反的な喫煙者を見つけた時の顔付きは、獲物を見つけた狩猟者の弑逆的な眼差しです。
日頃のストレスを発散するかの様な、極端なヒステリック症状を呈します。
鏡を突きつけてやりたくなります。
所構わず、嫌煙ステッカーを貼ってある事も有ります。
正義の為にはマナー違反も許される、とでも思っているのでしょうか。
- 1698 エル・ドゥロ 2013/3/7(Thu)20:5:27
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私は1ピコリットルのニコチンも摂取したくないです。
喫煙者とエレベーターで乗り合わせたときも「嫌だなぁ」と思います。
煙草の臭いが苦手なものにとって、それはそれ位のものであります。
でも、喫煙者の楽しみを過剰に奪う社会の不寛容は寂しいなぁ、と考えています。
ちょっとずつ我慢しあう、優しい柔軟な世の中であってほしいです。
そう考えているので、個人的にすっごい嫌でも少々は我慢するのも仕方ないと思ってます。
ただし、日本酒居酒屋の禁煙は賛成です。
そのために集う場所で、目的をぶち壊す行為を容認されてはかないません。
神奈川みたいに全店強制はおかしい。
相互理解が進み、巧く住み分けできればいいのでは無いでしょうか。
>正義の為にはマナー違反も許される
正義を振りかざすものにとっての正義とはまさしくそういうものなのだと思います。
それが禁煙ファシストでも、喫煙家を擁護する反禁煙ファシズム主張者でも、。
- 1699 ひなちゃん 2013/3/7(Thu)22:19:8
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私は煙草は吸わないので正直あの煙と臭いは辛いです。
多分、吸う人には分からないかもしれません。
ただ、露骨に嫌な態度を取ったりもしません。
例えば飲み会では煙草を吸う人とは離れた席に座るようにしてます。
その方がお互い幸せかなと思いますので。
煙草を吸う人も目の前でゲホゲホされたら嫌だと思うので。
ちなみに受動飲酒とありますが、
私の奥さんはアルコール全く駄目なんで
たまに芋焼酎飲んでると臭いからやめてくれって言われます。
嗜好の違いは人それぞれだと思ってます。
煙草を吸う人は吸わない人の気持ちを、
煙草を吸わない人は吸う人の気持ちを理解してあげることが
大事なんでしょう。
私は煙草吸いませんが、
コンビニの外の灰皿の前で煙草吸っていて文句言われる筋合いは無いと
普通に思ってますよ。
- 1700 バックマイ 2013/3/8(Fri)2:19:49
-
>>1697 薬屋瓶さん
>>1698 エル・ドゥロさん
>>1699 ひなちゃんさん
早速のお返事ありがとうございます。
薬屋瓶さんの、ファシズムというお考えには完全に同調します。
全く、昨今の禁煙運動は、イコール『喫煙者排斥・愛煙家排斥』と
言っても過言ではないと思っています。
仰る通り、禁煙運動家を称する、極端な嫌煙家の方のあの顔と言ったら…
ゾクッとするくらい見るに堪えないものがあります。
エル・ドゥロさんの、
>煙草の臭いが苦手なものにとって、それはそれ位のものであります。
というお気持ちは、喫煙者ながら、よくわかります。
私とて、非喫煙者に理解がないわけではありません。
喫煙者・非喫煙者が相互に『理解と協力と譲り合い』の精神のもと、
気持ちよく共存していくべきだと思っています。
ひなちゃんさんの、>煙草を吸う人は吸わない人の気持ちを、
煙草を吸わない人は吸う人の気持ちを理解してあげることが大事
というご意見も、まさに正論です。
御三方とも、喫煙者に対して、理解がおありのようで、喫煙者としては
ちょっと救われた気持ちです。
さて、私は、煙草の害、特に発がん性について、一般的にヒステリックに
喧伝されている感を禁じ得ないのです。
発がん性というのは、『がんを発症しやすい』というだけであって、
『必ずがんになる』という意味ではありません。
私が愛用しているゴールデンバットのパッケージには、
「疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が
非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。」とあります。
あくまで『推計』であって、『絶対』ではないということで、
喫煙者であっても長寿の方はたくさんおられます。
こういったことをしっかりと認識し、喫煙者というだけで一方的に社会的に
抑圧せんとすることはつつしんでいただきたい、というのが
私の正直な気持ちであります。
お酒とて、同じことが言えます。よく、心筋梗塞・肝硬変・脳溢血などを
発症する原因と言われますが、これも、『絶対』ではないということです。
お酒を嫌う方も多くいらっしゃいますが、ここも結局『理解と協力と譲り合い』の精神のもと、共存を図るしかないのです。
この問題は、日本酒好きとして・お酒好きとして・愛煙家として、しっかりと
考えていくべきだと思っています。
- 1701 エル・ドゥロ 2013/3/8(Fri)10:27:10
-
>バックマイさん
大変失礼かと思いますが、その未自覚な傲慢さが、非喫煙者の寛容を奪っている一因かと思います。
“喫煙者・非喫煙者が相互に『理解と協力と譲り合い』の精神のもと”
といいますが、喫煙者:非喫煙者間には一方的な不利益の強要と受容という関係です。
非喫煙者には「なんで嫌なことに“協力”しなければいけないの!?」です。
ファシズムだ、ゾッとする、『絶対』じゃない、自己の正当化のみで自分が迷惑になっているという自覚が足りません。
バックマイさん個人でなく愛煙家の多くの皆さんがそうで一般論でもあります。
私も日本酒を飲んだら臭いにちがいなく、ガム等口にしてますが、迷惑を押し付けている、と考えています。
寛容の欠如も問題ですが、それをもたらす傲慢も問題でしょう。
これではいつまで経っても平行線(というか弱者となった喫煙者の下降線?)で、交わることはないでしょう。
- 1702 しもつけびと 2013/3/8(Fri)18:41:32
-
皆様こんばんは。
タバコの話でだいぶ盛り上がっていますね。
私ごとで恐縮ですが、缶ピ−スの元ヘビ−スモ−カ−ですので、
皆様のご意見は両方分かります。
が、
禁煙してつくづく分かったことですが、食事が美味しいということです。
たとへば、生きの良い刺身に、『ふ〜』と一息タバコの煙がかかろうものなら
とたんに味が変わってしまいます。
つまり、見せかけ上タバコと酒は両立しても、
タバコと美味しい”あて”は両立しないという事です。
いま思えば、だいぶ損をしていたものよと思います。
そんな訳で、月曜から金曜日までは仕事ですので、
顧客第一の、タバコありチャンポン有りのコミュニケ−ション主義。
週末くらいは、美味しいお酒を楽しむ、家飲み主義に徹しております。
(^^)
- 1703 しもつけびと 2013/3/8(Fri)19:4:33
-
どんなに腕の良い料理人でも、
喫煙直後の手で、調理をしては美味しいものは
出来ないと考えています。
それくらい、味の劣化は歴然です。
酒の劣化の比ではありません。
美味しいお酒と料理を楽しむなら、
『吉田類』さんの様にお店に入る前に、
チラリと暖簾越しに料理人と客層を見極める必要があります。
それもまた楽しみかな?
なんてね。(笑)
- 1704 バックマイ 2013/3/8(Fri)22:35:5
-
>>1701 エル・ドゥロさん
お返事ありがとうございます。
もともと私が振った話ですので、失礼と思われることは全くありません。
むしろ、忌憚のないご意見をいただけて感謝いたします。
>喫煙者:非喫煙者間には一方的な不利益の強要と受容という関係
確かにその通りかもしれません。
私としては痛いところを突かれた思いです。
>未自覚な傲慢さ
う〜ん、自分では気付けなかったことで、こうして指摘を頂いて、
「なるほど、煙草を嗜まない方はそう感じるのだなぁ」とわかりました。
そういう意味で、勉強させていただいたので、話を振ってよかったなぁ、と
思っています。
>これではいつまで経っても平行線(というか弱者となった喫煙者の下降線?)で、交わることはない
そうかもしれませんが、わかっていただきたいのは、私個人としては
「交わる個所を模索するために意見投稿を皆様にお願いした」
というのが、この話を今回振った主旨だ、ということであります。
お気を悪くなさらず、これからも私に勉強させて頂ければと存じます。
- 1705 バックマイ 2013/3/8(Fri)22:56:17
-
>>1702・1703 しもつけびとさん
ご意見ありがとうございます。
元・喫煙者というお立場からのご意見は説得力がありますね。
>タバコと美味しい”あて”は両立しない
そうですね!!そうであるだろうと、私は考えています。
飲食店、分煙のお話をしましたが、私は実はあの席には座ったことが
ないのです。
なぜならば、私は一人では外食はせず、一緒に食事をする人たちは
皆非喫煙者だからです。
「何か片隅に追いやられているような感じがします」というのは、
受けた感じに過ぎません。
ゆえに、食事と煙草の接点は自宅になるわけですが、
私は食事を尊重して、食事の際には一切喫いません。
食事の後の一服を、至福としているだけです。
お刺身のお話は、素晴らしくわかりやすいものでした。
これからも私に勉強させて頂ければと存じます。
- 1706 管理人 2013/3/9(Sat)7:52:40
-
私は若い時に喫煙していましたが、25歳のときにやめました。
喫煙している頃は食後の一服は最高だね〜なんて言っていました。
だから、お酒のときにタバコを吸いたくなる気持ちは良く分かりますね。
でも、人間変わるもので、いまはタバコの煙が苦手です。
特に食事の時は臭いをかぎたくないし、そういう席のときには
服装もあとで洗濯できるものにして出かけます。
一人でランチに入るのは禁煙のお店ですね。
ただ、昔の友人はタバコを吸う人が多いので、
たまに会ってそういう仲間に囲まれていると
ああ、こんなんだったな〜、
毛嫌いするほどのもんでもないな〜って思います。
この問題については、私個人の中では矛盾しています。
喫煙者と非喫煙者は、タバコの煙に関しては
分かり合えないんじゃないかと言う気がします。
でも、煙が苦手なのであって、喫煙者を排除したいわけではないんです。
昔の友人は好きだし、彼らがタバコを吸うなら
そういうお店を探して、飲めばいいのかなって思ってます。
- 1707 しもつけびと 2013/3/9(Sat)18:59:41
-
TO:バックマイさん
>この話を今回振った主旨だ、ということであります。
そう言うことですよよね。(^_-)☆
ありがとう御座います。
TO:管理人さん
>昔の友人は好きだし、彼らがタバコを吸うなら
>そういうお店を探して、飲めばいいのかなって思ってます。
お〜 田舎に身を潜める私には実に羨ましい。
お店を探すのも楽しいものです。
若い頃を思い出します。
でもあの頃は、今もそうですが、懐が。
あははは。。。
さて 今宵は何にしましょうかね。
皆様
チ−ズとワインもいいけれど、日本酒でしたら
何がお奨めですか?
- 1708 バックマイ 2013/3/10(Sun)0:14:2
-
私の煙草に関する意見にコメントを返していただいた皆様、
ありがとうございました。
さて、
>>1707 しもつけびとさん
チーズのお話が出たので、チーズを使ったおつまみをご紹介。
悒リームチーズ鮪or鰹の塩辛のせ』←なとりの瓶詰塩辛が手軽
◆愎匹瓩両潴せんべいクリームチーズのせ』←クラッカーからの変化球
『韓国海苔でカマンベールorクリームチーズを巻く』
,麓尊櫃卜拘曚農萇佞箸靴峠个討たものです。美味しいですね。
△蝋イ澆分かれるかもしれませんし、3つともチーズ(特にクリームチーズ)
好きな私の主観がかなり入っていると思います。
なにしろ、私は6pチーズ(手軽だから)を常備するくらいです。
第一、この3つのメニューは塩分多めです。(はははは…)
しかし、これが意外に日本酒に合う。日本酒やチーズの質・種類にも
よりますが。
ちょっと勇気がいると思いますが、お試しあれ。
- 1710 薬屋魁 2013/3/11(Mon)8:31:23
-
クリームチーズと言えば、最近私は、生春巻きに嵌ってます。
簡単です。
準備する物。
ライスペーパー、スイートチリソース、カット野菜(スーパーで袋入りで各種売ってます。レタス系が良いですね。)、そして生ハムかスモークサーモン、エビでも、カニカマでも。でクリームチーズ(私の好みはKIRIのハーブ&ガーリック)。霧吹き(水)。
ライスペーパーに万遍無く霧吹きで水を浴びせます。大きめの更にペタッと載っけて、カット野菜。生ハム等を載せて、チーズを塗ります。巻いて(先ず、クルット巻いて、片方の端っこだけ折ります。水分が適度でくっつきます。)、スイートチリソースを匙で少々載せて、パクッ。
吟醸酒に合います。
- 1713 しもつけびと 2013/3/16(Sat)22:21:59
-
バックマイさん
>クリームチーズ鮪or鰹の塩辛のせ
ほ〜、美味しそうですね。
しかも、メ−カ−指定のこだわりとは驚きます。
なるほどです。
薬屋瓶さん
>ライスペーパー、スイートチリソース、カット野菜
そして、
>吟醸酒に合います。
お〜ぉ これはGoodですね。
まず初めに思い浮かべたのは、女性(奥方)が喜ぶメニュ−ですね。(^^)
しかも、吟醸酒。庭先に宴を設け、桜下で楽しみたいものです。
今年は、このメニュ−で花見を楽しんでみます。
開華か四季桜の純吟(黒瓶)や大吟醸で試してみます。
お二人とも、ありがとうございました。
- 1714 しもつけびと 2013/3/16(Sat)22:33:34
-
momoさん
>水尾、金紋錦、大吟
飲んだことがないので分かりませんが、
金紋錦とは どんな酒米なのでしょう?
なんとなくこの御酒、私に合いそうな気がします。
- 1715 momo 2013/3/17(Sun)1:46:36
-
しもつけびとさん
金紋錦よくしらないですどこの蔵も使わないで絶滅寸前だたそうです
(石川県の蔵1社だけ使用)
近年長野県の独自米ということで使用が増えてます
軽い口当たりで辛口の酒になるようです
山田錦の血も引いてるらしいので意外と旨みもあります。
- 1716 左党 2013/3/19(Tue)22:41:24
-
金紋錦は山田錦とたかね錦を交配して作られた、長野県の酒米です。現在では県北部の木島平村で生産されています。かつては石川県の福光屋酒造の全量独占契約栽培に近い形で全て県外に流出していました。
これを買い戻す形で酒造に使い始めたのが、「水尾」の田中酒造(飯山市)で、県内の金紋錦酒造のパイオニアです。その後「北光正宗」「縁起」など北信の酒蔵が使用し、更に「御湖鶴」「豊香」「勢起」など全県にひろまっています。
友人が木島平村で生産しているのですが、金紋錦は栽培が難し上に、出来た米も心白(高デンプン質部位)が偏る傾向があって、高精白するのもまた大変らしいです。
「水尾」は硬質でキリっとした味わい、「勢起」は燗あがりが抜群です。オススメは中野市井賀屋酒造の「岩清水」。金紋錦の特性を生かし、精白度をあえて80%と低く抑えて長期熟成した酒です。三者三様是非お試し下さい。
- 1717 momo 2013/3/20(Wed)20:25:46
-
たかね錦、不老泉でお酒造ってますね
よく小川酒店の人が美味しいて書いてます、変な地域で使ってるなあと
印象に残りました、やっぱり美味しいお米なんですかね!
松下電器、テレビから撤退だそうですね
前の社長についていってプラズマテレビ失敗させた技術者も一緒に首切すると
会社がよくなっていいのですが、
なんか先お見る目が無いですね、こんな人が日本おだめにしてるんですかね
- 1718 左党 2013/3/21(Thu)11:7:27
-
たかね錦は、吟醸酒等高級酒向けの酒米として長野県で品種改良されたものだそうです。
現在、長野県内でこの米を使用している酒蔵は意外に少なく、メインは新潟県に移っています。
ちなみに、長野県岡谷市の「豊香 たかね錦 純米大吟醸」は先月号のDancyuで紹介されています。今後長野県の酒蔵でもたかね錦を使用するところが増えていくかもしれません。
- 1720 エル・ドゥロ 2013/3/21(Thu)22:8:20
-
たかね錦って面白いなぁ。
「美山錦」も「改良信交」も系統的には「たかね錦」の変異モノ。
長野では耐冷酒米の開発・改良が盛んだけど、昔からなんだ。
でも、調べたら長野の酒造米奨励品種は、しらかば錦、美山錦、ひとごこち、金紋錦なので、たかねも改良も栽培は殆ど無さそう。
たしかに、たかね→新潟&改良→秋田のイメージ。
同蔵同スペックで、たかね、美山、改良の3兄弟比べがあったら飲んでみたい。
- 1722 左党 2013/3/25(Mon)13:12:24
-
長野県は農作物生産地であるだけでなく、実は知る人ぞ知る種籾の産地でもあります。コシヒカリは長野県でも主要品種ですが、新潟で栽培されるコシヒカリの種籾も長野県で生産されています。古くは北海道の馬鈴薯の種芋も生産していました。
米農家の中には試験後品種登録されなかった米を大事に作り続けている人もいて、友達になると分けて貰えたりします。そんな中から新しい酒米が生まれるかもしれません。
- 1723 エル・ドゥロ 2013/3/29(Fri)10:22:6
-
イベント情報交換掲示板にも書き込みましたが、
http://www.sakedekanpai.jp/contest/boshu.html
これは1人ぶん?一戸口??
一年分が4合×120=なんと48升!!
週2の休肝を取るとして毎日2合弱!!
1人だとちょっと飲みすぎじゃないでしょうか(苦笑。
そしていきなり120本の四合瓶が届くのだろうか??
誰かー応募して当選して報告して〜(笑
- 1724 バックマイ 2013/4/23(Tue)1:14:5
-
みなさんこんばんは。
さて、今回は、『現代の日本酒のレベル』について書かせてください。
戦後の混乱期、経済的・時代的な事情、物資不足等の事情から
三増酒が主流となりました。また、長きに渡り続く不況や
資本力のある大企業の台頭などもあって、
競争力のない蔵元・酒造会社は淘汰されてきたように思います。
そういった事情を鑑みると、現代まで続く長き『日本酒バトルロワイアル』
ともいうべき時代を生き残ってきた今のメーカーは、まさに『精鋭』と
いえるのでは?
資本的背景も、もちろんありますね。
さらに、醸造技術が向上した現代は、美味しい日本酒を味わえる、非常に
いい時代だと、思えるのです。
オエノングループのような、お化けみたいに大きな総合アルコールメーカーに
吸収された富久娘の例を見ても、いかに生き残りにかけているか、また
競争が激しいか、が見て取れます。
皆さんのご意見を頂ければと思います。
- 1725 エル・ドゥロ 2013/4/23(Tue)17:35:4
-
いきなり予断で本題からそれますが、
競争が激しいかどうか、というとたぶんこんなにのんびりした業界はそうそうないんじゃないでしょうか。本来はそうだろうか、ですが。
「清酒」市場を考えると、上位1%が全生産量の50%を超える極端な生産集中度で、いわゆるパック酒市場はある程度の競争環境にあります。しかし、既に多くの「清酒メーカー」は清酒事業による収益を当にしなくてもいい経営構造であり、国内ビール系事業みたいにレッドオーシャンなんてことはありません。
さらに、ここで話題に上がるような、特銘中堅酒造会社や中小零細地酒蔵についてみれば多くが経営は大変ですが、他社との競合にというより市場の縮小によるものです。
「本来は」というのは、大手にしろ地元密着の零細蔵にしろ、ビール系飲料等との競合に負け続けているんですね。現状では競争にもなっていない状況です。
で、現状がどうか、というと。
“上位1%による50%”はとりあえず置いとけば、現在は飲み手にとっては「めくるめく世界」ではないでしょうか。
驚くほど美味しい酒から沁みるような酒もあれば、いつも傍らにあってほしい酒だってある。さまざまな価値が提供され、それを取り巻くソフト面(こういうネット上の場もそうですが)も楽しみ溢れています。
これは競争じゃなくて、日本酒業界の造り手達や売り手飲み手達が、目先の利益に捕らわれることなく協調しあってきたからじゃないでしょうか。
和醸良酒なんていいますね。「良い酒を!」という蔵元さん達の意向がその和を醸成するのでしょうか。
のんびりした業界に功罪はありましょうが、酒ぐらいはちょっと緩いくらいでいいんじゃないかなぁ、と思います。
- 1726 バックマイ 2013/4/24(Wed)0:1:56
-
>>1725 エル・ドゥロ さん
早速のコメントありがとうございます。
成程、パーセンテージを交えたご説明には、勉強させていただける
ことばかりです。
>市場の縮小によるもの
そうですねぇ。
ちょっとさびしい気もしますが、それでも私は日々美味しいお酒に
出会えてますから、まぁいいか、て感じです。
時代の流れでしょうね。
仰る通り、ビール系飲料の人気すごいですし。
>驚くほど美味しい酒から沁みるような酒もあれば、
いつも傍らにあってほしい酒だってある。
わかります。私の場合、『高清水』『菊正宗』等の本醸造クラスは、
価格の面から言っても、まさに「いつも傍らにあってほしい酒」ですね。
- 1727 猫 2013/4/24(Wed)6:51:7
-
ここに集う皆さんには受け入れられないのかもしれませんが、
時代に合ったライト志向で伸びてきたビールのように
(苦みの強いキリンが長らく一番だった事を思いだした…)
日本酒もワイン並みにアルコール度を下げ、4合瓶がスタンダードになる流れがくるのでは・・・
と一部で囁かれています。
海外にもその方が受け入れやすそうですし、
私個人としてもその方向に徐々にシフトしていくのでは、と思うのですが
どうなんでしょうか?
- 1728 薬屋魁 2013/4/24(Wed)7:55:6
-
近年は、日本酒はそれなりに品揃えの有る店も在り、更に蔵元との協力も有って鋭意新しいラインナップの開拓もされているので充分満足出来ますが、他の酒類は不満だらけです。
皆さんは、日本酒以外の酒はどこで買われるんでしょうか。
私は、日本酒以外の酒の事は、殆ど知らず、一般のスーパーや小売店、酒量販店で買います。(それしか無いとも言う。)
その為か、いつも、棚を見ては残念な思いがしてます。
数量はふんだんに置いてあります。しかし、ラインナップとなるとお寂しい限り。おんなじ様なラベルがズラッと並んでます。
大手どころの各種代表銘柄は多種有りますが、どれもこれも代わり映えがしない、同じ様な味の酒ばっかりと思うのです。
日本酒みたいに色々と、と思うのですが、贅沢な話なんでしょうか。
何しろ、ビールと言えば、ピルスナーばかり。他の種が有っても申し訳程度。
受給バランスなんでしょうが、もんもんとします。
ワインに関しては、色々置いてある様ですが、日本に於いては一般的に膾炙した情報が少なく(努力不足は否めませんが)、ついつい尻込みします。
(どうせろくな物なんか無いさ。っと、勝手に思い込んでもいますが。)
焼酎も色々置いてますが、なかなか味の判別が難しく、大差を感じさせません。
時々「焼きいも黒瀬」の様な、特徴ある焼酎も有りますが。
洋酒は輸入効率と言うもの有るのでしょうね、種類が少ない。
チュウハイはどれもこれも似たり寄ったり、人工的な味付けが鼻に着きます。
それなのに、売り場の大半を占め、キラキラチカチカしてます。
ぷんぷん。
結果、結構種類・量とも置いてながら、全く魅力の感じられない売り場になってます。傍らの酒のつまみの棚の方が気になります。
よく考えたら、こんな店舗で日本酒は買わないですね。
同じ事なんだから、他の酒も日本酒を買う時の様に、ちゃんとした店を探せば良いのですが、これが余り無い。
これが、普通に酒を買おうとする一般人の面する市場の実態では無いでしょうか。
決して豊かじゃない!。その中では、日本酒は恵まれているのでは?
「ふんわり」は、おっと思いました。凄い呑み易いビール系。アルコール度数が2〜3%か。メーカーは努力はしているんだよなあ。
- 1729 エル・ドゥロ 2013/4/25(Thu)13:26:45
-
>猫さん
新政などはその流れを率先してますね、まぁ雪茅の、もっと言えばかつての池見技師の流れを汲むものですが。
この前飲んだ「父なるライン」は11度でしたが飲み応えがあり、しかも味わいはかなりちゃんと日本酒してました。
んーでもライト化はどうでしょう。確かに強い流れを感じます。
ビール(系)の衰退をみるに、そこに本質があったのか、検証が必要ではないかと考えますね。
不易流行の言葉のように、酒の味って相対的で、多様な変遷を辿ってますね。
砂糖以前は酒に甘みを求めて甘口が嗜好されたのが、砂糖が普及しドライになり(得に江戸時代後期、江戸では砂糖の使用が多かったので灘の辛口がもてはやされ、砂糖控えめの京では伏見女酒が人気だったとか。今でも卵焼きにその名残がありますね)、甘みに飢えた戦後はまた甘口に、そして豊かになると辛口に、さらに強い甘みや濃い味に狎れた現代は酒としては (酒に甘みを求めるのではないけど) やや甘め、と食べ物に併せて変化していますが、ここには組合わせの美味しさという普遍があるわけです。
「ライト」は普遍を内包しない流れかな、と。日本酒の楽しみ方として、一歩退いているというか。
いや、もっと包括的な視点に立つと、日本酒の本質とか普遍とかじゃなく「アルコールを必要としない」という着地点への方向性なのかもしれませんねー。
なんだか、大袈裟なことになっちゃいましたか(苦笑。
なんだかんだいって、飲み応えのしっかりある美味い酒のが好きだなぁ。
- 1730 エル・ドゥロ 2013/4/25(Thu)13:31:9
-
>薬屋海気
それぞれの専門店ならいろいろあるんじゃないでしょうか。
私は門外漢なのでよく知らないんですが。
ビールは外呑みのが楽しいですけど。
一度、虎ノ門の某店に足を運ばれては。
- 1731 猫 2013/4/25(Thu)13:56:48
-
エル・ドゥロさん、
>なんだかんだいって、飲み応えのしっかりある美味い酒のが好きだなぁ。
私もそうですよ。
ライト志向と言うのをもう少し説明すると、味わいの事では無くて
アルコール度数と飲酒量(と言うか、販売単位と言いますか)の事です。
味わいは多様であっていい、あるべきだと思います。
- 1733 エル・ドゥロ 2013/4/25(Thu)15:59:10
-
>猫さん
ちゃんと伝わっていますよ。
味わいの話は「本質」ってなんだろう、という自問自答です。
ライト化って
たとえば、酒なら『新政』(全部15度台原酒)だったり、『九平次』rue Gauche だったり、阿櫻KT901とかも、、、
さらに、ワインのように、2,3人くらいの1回の食事で4GBがスパっと空いちゃうみたいな感覚ですよね。
いわゆるアテをかじりながら一升瓶を片手にグイグイ呑むとか、チェイサー(和らぎ水)を飲みながら濃い酒をじっくり味わう、なんてスタイルじゃなく。
気軽で手軽で、そういう意味でもライトな。ほろ酔いスタイル。
ですよね!?
しかし、「美味いっ!!」にはアルコールの押出しも、口を切ってからのめくるめく変化も、積極的に酒に接する志向も、大事かなぁ、と。
もちろん、ライトも一潮流として歓迎ですが。
- 1734 バックマイ 2013/4/26(Fri)2:6:28
-
>>1728 薬屋海気
ビールについてコメントさせてください。
>何しろ、ビールと言えば、ピルスナーばかり。
そうですねぇ。
専門店にでも行かないと…、って感じですね。
私は神奈川県人なので、熊澤酒造の『湘南ビール』にお目にかかる機会が
わりとあります。
色々な地ビールを探してみるのも楽しいですね。
専門店には、色々なビールが置いてあります。
私はシュバルツやスタウト、アルトなどが好きなので、ピルスナー主流の
日本市場には、ちょっと残念な思い。
しかし、割と最近、『スーパードライ』に『ドライブラック』が出たんで、
努力を感じました。みんな頑張ってますね。
考えてみると、ピルスナーで、米やコーンスターチを入れて作っている
主流のビールは、麦とホップだけの昔ながらのもの、あるいは
専門店で売っている個性的なものより、全体的に軽く・
癖がなく・飲みやすいと思っている人は多いのでは。
だからこそ、主流になったのかも。経営的側面のほかに。
私とて、ピルスナー主流に多少「?」となりつつも、手軽なので、
買い物ついでにカゴの中へ・・・というのが実際のところです。
- 1735 薬屋魁 2013/4/26(Fri)7:35:48
-
皆さん、コメント有難う御座います。
遠い昔は、そんなにビールに求めていませんでした。「ビール」ってあんまり美味しくないな。っと。
20年程前、税制の改革に伴って、雨後の筍の如く、彼方此方で地ビールが作られる様になりました。
多くは、ビールの勉強仕立ての色々な出身の人がマイスターとなって研鑽してました。
でも、凄く美味しかったんです。作りたてのビールの素晴らしく美味い事。
少量の仕込みで行うので、多数派好みのピルスナーで無くて良かったんですね。色々な種類のビールが作られました。
ピルスナーだって、作りたては、これはこれで凄く美味い。
その感激が忘れられません。
その後、地ビールブームも大分下火になって、最終的に堅実経営の精鋭が生き残るのみになりました。
近所のどこかに行けば、新鮮な出来たての地ビールを呑める時代は終わりました。
そう言えば、地方観光の時代も終わりましたしね。それとリンクしますよね。
バブルの徒花だったかな?。
今でも、缶入りでも、ピルスナー以外のビールを呑むと、昔の感激が想起されて、幸せになれます。
まだ、各都道府県に少なくとも1軒程度は有る様なので、地道に探訪してみますか。
- 1736 管理人 2013/4/26(Fri)8:53:24
-
薬屋海気
私はあまり詳しくないのですが、
日本の地ビールで美味しいブランドがあれば是非試してみたいですね。
外国のものでは、ベルギーのシメイビールが美味しかったです。
何でも修道院で醸造されているのだとか。
猫さん
私も猫さんと同じように感じています。
日本酒がより多くの人に受け入れられるには
アルコール度数がもう少し軽くなって、少量を低価格で買えて、
居酒屋などでも90mlくらいで提供されたほうがいいだろうなと。
私自身、日本酒を一升瓶で買うことはあまりありません。
とはいえ、美味しいお酒が増えている昨今の日本酒事情には大満足ですが。
- 1737 tomtom 2013/4/27(Sat)2:45:42
-
軽いお酒で少量といえば...この前、成田空港の免税店で大七の真櫻
(300ml)が1300円で売っていましたが、棚がスカスカになってましたね。
四合瓶換算だとけっこうな高級酒ですが、可愛いラベルと相俟って
「ちょっと飲んでみようか」「ご挨拶のお土産に」という需要に
合うのでしょう。
実際、美味しいお酒ですから、こうやってうまく売っているのを見ると
嬉しくなります。酒造会社も商売ですから、繁盛しなければ、次の発展も
ないでしょうから、頑張って欲しいですね!
獺祭は言うに及ばず、南部美人、雪の茅舎など、質の良いお酒を製造する
だけでなく、上手に売っている会社は多いですが、ドンドン後に続いて
くれたらなぁ〜、と思います。
ビールの話題が出てましたが、低調だったアサヒを救ったスーパードライ
とて、味だけであそこまで売れたわけではないですからね。
落合信彦のCM、懐かしい(笑)
- 1738 左党 2013/4/29(Mon)21:17:27
-
海外のビールは料理に合わせて楽しんでます。
中華料理には青島ビール、タイ料理にはシンハー、本格的なソーセージがある時はカールスバーグ…といった感じ。あくまでも"気分"ですけどね。
地元にもいろんな地ビールがあるけど、費用対効果でエビスビールになってしまう(笑)
- 1739 管理人 2013/5/1(Wed)19:52:54
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その昔、京都ロイヤルホテルの地下に
フェーブルテーブルというお店がありまして
そこには当時としては、比較的珍しかった世界のビールが揃っていました。
青島、シンハー、カールスバーグ、レーベンブロイ、BEER、コロナ、TECATE、etc..
当時学生だったんですけど、先輩に連れて行ってもらって色々飲んでみました。
そのお店が気に入って、そこでアルバイトさせていただいたのも良い思い出です。
もうお店は無くなってしまったのですが…個人的な話でスミマセン。
- 1740 左党 2013/5/3(Fri)13:42:11
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学生時代、仙台に「杜」というビアホールがありました。
ここではキリンのハートランドやライセンス生産していたと思われるハイネケンの生ビールが飲めて、「美味しんぼ」にも掲載された仙台精養軒のソーセージが食べられたので、バイトの給料が出た時によく行っていました。
ビールの話題ですが経営元は勝山酒造だったので、ギリ日本酒ネタって事で。
- 1741 エル・ドゥロ 2013/5/9(Thu)16:17:18
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先日、あるお酒を飲みまして、和菓子みたいに甘いと感じました。
名前も初めての銘柄で、なにも考えずに口にしたところ「おぉっ、甘い!」と想定の範囲外でした。
私は甘さを感じる酒も好きで、くどき上手や鍋島のような香味一躰の甘い吟醸系だったり、仙禽のような濃厚な甘酸っぱい系だったり、三芳菊のようなふわっと淡濃い甘酸っぱいのだったり、そういうものをよく飲みます。
しかし、これらとはかなり違う「甘口の酒」です。
挙げたものはかなりインパクトがあるのですが、上記のものはそうでなく、わりと地味で地元で何か食べながら普通に飲まれるのだろうな、という雰囲気でした。
臭い無く雑味なく美味しいお酒ではあるのですが、個人的には「酒だけでは地味だし、ここまで直球で甘いとちょっと食事とは合わない」と感じました。
でも、地域の味わいをしっかり残しているのが素晴らしいですね。
この銘柄の県のイメージは、獺祭、東洋美人、貴、雁木など有名どころが洗練された味わいなので、そういうイメージでしたがもともとはこういうふうだったのかもしれません。
皆さんは、どんな○○らしい“地の酒”を飲まれたことがありますか!?
- 1742 次亜酒仙 2013/5/25(Sat)17:44:31
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ビール談議なら私も一口。
既に話題に上がっていた場合は、ご容赦下さいね。
私のご推薦は、京都、三条京阪の「Pig&Whistle」です。
途中数年間のブランクは、有りますが、28年前からの付合いです。
学生の頃は、今や定番の「飲み放題」もなく、ポケットの中のお金を数えながら、会計を気にしながら、お酒を飲む状態でしたが、このお店は、都度お支払いするスタイルで、自分の懐に合わせて、お酒を楽しむことができました。
そうです、貧乏くさいですが、奢りたい女の子の分だけ、お支払いができるのです。
最近は、各種ドラフト・ビールの飲み放題も設定されています(7人以上)。
今でも、大好きなお店です。
一度お試し下さい。
- 1743 次亜酒仙 2013/5/25(Sat)17:48:25
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すみません。URLを忘れてました。
Pig&Whistle
http://pigandwhistle.org.uk/
- 1744 管理人 2013/5/25(Sat)20:0:2
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Pig&Whistle、学生の頃行きました。懐かしいですね。
私が行った時もキャッシュオンデリバリーで飲んでました。
他のお客さんとはなしやすくて、女の子とも仲良くなれるいいお店でした。
- 1746 エル・ドゥロ 2013/6/5(Wed)18:14:50
-
そのころワタシは今夜は客が少なくなるだろうとソトノミでした。
・くどき上手/スーパー
・鳥海山/TKS48-なでしこ酵母
・田酒/純大-古城乃錦45、生原
・一本義/越の雫45、雫生原
・新政/菩提
・ &山廃
・東鶴/特純60生
・互/純吟 隠し球
飲み散らしました。
- 1747 momo 2013/6/8(Sat)22:3:38
-
此の頃復活米で酒お作ってるのでいろいろ飲んで気がついたのですが
西日本の酒米の方が濃い味になって、東日本の酒米薄い味になりますね
昔東北の方寒くてしょぼしょぼした味の酒米しか出来なかったんですね
やっぱり現代人はあんまり味のしない酒の方がこのまれるのかもしれませんね。
- 1748 エル・ドゥロ 2013/6/11(Tue)21:59:2
-
造りの違いじゃないかと考えましたが、確かにその傾向はあるのかも。
復活米はよくわからないのですが、九州品種の「吟のさと」in福井(福井で栽培〜醸造)は蔵の傾向では濃い目の味筋、岩手「吟ぎんが」北「吟風」は他県で醸されたものもあっさり(その銘柄中で)してたという記憶があります。
品種として耐冷性をもつということが、酒になったときそういう特徴を示すのかもしれませんね。
- 1749 赤い女神 2013/7/1(Mon)12:22:49
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お初です
最近になって日本酒にはまった日本酒初心者です♪
初心者でも飲みやすい日本酒の情報を求めて様々なサイトを見てるうちにこちらのサイトにたどり着きました
自分で調べればいいのですが、他の人の意見も欲しいので質問させてもらいます!
今購入を検討しているお酒がありまして、『蓬莱泉、美』『上善水如』『桂川』『出羽桜』の4本何ですが、これはやめとけ!!とか言うのがあれば意見が欲しいです
他にも初心者にオススメとか飲みやすい日本酒あれば教えて頂けると幸いです
- 1750 エル・ドゥロ 2013/7/2(Tue)21:27:23
-
赤い女神さん
なにゆえその4本なのか、結人じゃなく桂川なのか、"ほうらいせん"が可でも空でもなく「美」限定なのはなぜか、『上善如水』じゃないのか(揚げ足すみません)、気になるところですが、どれもいいんじゃないでしょうか。しいて言えば、出羽桜は通常の吟醸系を選ぶといいと思います。
オススメですか、うーん、残響あたりいかがでしょう。
半分冗談ですが、初心者のうちに飲んどきたかった、という実感もあり半分は本気です。
BGMは是非「ハイスイノナサ」の楽曲で。
- 1751 左党 2013/7/3(Wed)8:38:19
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赤い女神さん
何はともあれその中の一本を四合瓶で飲んでみたらどうですか?
近所に気の利いた酒屋さんがあれば、そこで購入されることをお勧めします。
その上で「もっと◯◯な…」という感じで次の一本、また次の一本を探していけばいいと思いますよ。
- 1752 赤い女神 2013/7/3(Wed)12:15:28
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お二方ありがとうございます♪
そうですね、一度試しに買ってみます!!
上善は水という話が多いので桂川の上州一を買ってみます
質問で書いた4本については特にこだわりはなく、ちょっと気になって『飲んでみたいな…』って思ったのを書いただけです
- 1753 エル・ドゥロ 2013/7/3(Wed)22:39:26
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>赤い女神さん
ちゃかしたようなレスで失礼しました。
ヨッパライの戯言とご容赦ください。
「上善は水という話」よく目にします。
しかし、濃厚生原が好きな私には「水」とは感じませんでした。
首都&全国向け「結人」銘柄は何度かソトノミしていて、群馬らしいソフトエッジな優しい味わいだな、と感じましたが同じ蔵の「桂川」は飲んだことがないですね。
昔ながらの「もち4段」美味しそうですね。
- 1754 左党 2013/7/5(Fri)13:22:6
-
「上善如水」って淡麗辛口酒の代表みたいな酒ですね。
変に持て囃されたせいで不当な評価もあるように感じますが、飲んでみると確かにスッキリサッパリしながらも酸味が程よく効いています。白身魚や貝・甲殻類の刺身によく合う…というか、個性を埋没させながら肴の味を引き立てる上々の食中酒です。
ただ、濃醇酒などと飲み比べると少々不利かも。自分は単品またはトップバッターで飲んでます。
クセがないので最初に飲んでみる酒としては向いているかもしれません。
- 1755 エル・ドゥロ 2013/7/5(Fri)21:46:8
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「上善如水」、最近のものは結構甘くて香味一体となったそれなりの濃さがありますよ。
淡麗辛口が流行った時期のものとはずいぶん変わってるんでしょう。
最近は12ヶ月の上善とか面白い企画をやってますね。
- 1756 エル・ドゥロ 2013/7/9(Tue)22:7:29
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47都道府県の日本酒を制覇、と思いきや、そういや宮崎の酒って飲んだことがない、と気付いた日でした。
制覇したからどうだってこともないのですが、機会があれば宮崎のお酒も飲んでみたいな。
- 1757 momo 2013/7/10(Wed)11:56:6
-
若い頃大阪とか兵庫にまだたくさん酒蔵あったんですが
ほとんど廃業、飲んどけばよかったなあと最近思います
不味いとこ多かったみたいですが、枚方の富士霞も廃業、美味しかったのに
残念、昔伊丹にもたくさん蔵あったのになんか残念
- 1758 猫 2013/7/31(Wed)20:30:15
-
昨日(?)のニュースで。
中国地方を襲った豪雨で"東洋美人"の澄川酒造が被害を受けたようです。
インタビューでは、肩か首あたりまで水が来たって言ってました。瓶詰めされたお酒が水に浸かってしまった・・・と。
- 1759 左党 2013/8/1(Thu)22:14:21
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猫さん
自分もその話聞きました。とりあえず地元の取扱店で一本購入しようと思います。
こちらに限らず、山陰地方では今回の大雨で被災した酒蔵もあるんじゃないでしょうか?
- 1760 薬屋瓶 2013/8/2(Fri)7:24:49
-
能登の時、中越の時、東日本大震災の時、そして今度の豪雨。
酒蔵が被災した時、呑んで支援する運動をします。
それ位しか出来ないのかなあと、いつも考え込みます。
まあしかし、取敢えず、東洋美人を呑む事にします。
そのうち、品切れになって、入手が難しくなるかな。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
- 1761 薬屋瓶 2013/8/5(Mon)7:55:7
-
早速「611」を購入しました。残り1本でしたが。
「347」は無かったが、今日入って、まだ並べてないとの事。
大吟醸が出荷前にダメになったらしい。
ここ数日、全く連絡が取れないとの事。音信不通。
テレビで先代がインタビューを受けてたのを見た程度との事。
石巻の大きな余震も気になるなあ。
- 1765 ひなちゃん 2013/8/12(Mon)22:12:54
-
今日、行きつけの酒屋に行きましたが、
澄川酒造、設備も泥水被ったりなどかなりの被害で、
各地の酒屋さんが片付け等の応援に駆けつけてるとのことです。
611は酒コンペの影響であっという間に売り切れてましたが、
347は蔵元応援の意味合いで買われてる方が多いそうです。
そんな心のつながり合いのある日本酒ってやっぱり良いな〜と思います。
- 1768 薬屋瓶 2013/8/13(Tue)7:33:39
-
あっ、ひなちゃんさん、すいません。
最初に「347」と間違えたのは、私でしたか。
気が付かなかった。
酒屋さんも、呑み屋さんも「437」の方が「611」より好きらしいです。
前に、呑み屋で隣にいた、ロックな人に「611」を呑ませたら、急に黙ってしまって、只管集中して味わって、相方が困ってしまってた。
若い人は、やっぱり感性が豊かで、正直なんですね。
- 1769 ひなちゃん 2013/8/13(Tue)22:57:42
-
薬屋瓶さん
昨年、437と372を飲みまして437は抜群に好みでした。
611は買い損ねたので今年買おうと思ってたら、
例の酒コンペの影響であっという間に売り切れてました。
番地シリーズは他銘柄よりもやや値段が張ることから
例年消化がゆっくりだったので油断してました。
薬屋瓶さん飲んだら感想聞かせて下さい。
兎にも角にも澄川酒造さん、色々あると思いますが、
チープなことしか言えませんが、応援してますので頑張ってください。
私たちは飲みながら待ってます。
- 1771 猫 2013/8/16(Fri)9:30:28
-
東洋美人を色々買おうかと思っています。幸い在庫はあるようです。
東洋美人は熟成向きなんですか? ある酒屋は数年前のから在庫揃えていると言っていたので。
普通に24BYにするかそれとも・・・・
- 1772 猫 2013/8/16(Fri)9:38:47
-
連投すみません。
最近は飲む量控えてますが、山廃の遊穂、不老泉とか、今風じゃない(?)物を好んで飲んでいます。
今風じゃないと思いつつ、フルボディの赤ワインの味わいに通じるものがあるように感じます。お酒だけでいけます。
- 1773 ひなちゃん 2013/8/23(Fri)22:40:56
-
猫さん
今まで飲んだ印象からすると(純吟だけの感想ですが)、
個人的には東洋美人は熟成向きでは無いかな〜と思ってます。
華やかさと艶やかさの中に気品を感じる味わいは、
熟させず飲みたい感じです。
銘柄名のイメージからも何となく(笑)。
- 1774 猫 2013/8/25(Sun)11:59:50
-
ひなちゃんさん、
残念(?)ながら既に購入して2本共飲んでいますw
閉店時間過ぎていたお店に突入(まだ店内にお客さんがいたので開いていた)して買ったので選んでいる余裕はなかったのですが、店長さんも問題ないって言ってたし、まぁいいかとw
山田錦&蔵元も冷蔵推奨していない火入れ酒を管理された冷蔵庫で保管されていたせいか熟感、違和感全くなかったです。
逆に私の好みからすると、10〜12度ぐらいの温度帯で熟成させると面白いんじゃないか・・・とも感じました。
4種あった中の437と611を購入、611は昨日開栓して3日目ぐらいが良さそうな感じでまだ実力を出していない感じですが、437(完飲)のが好みっぽい感じです。
確かに酒質はグラマラスな西洋美人と言うより清楚な東洋美人ですねww
- 1775 猫 2013/8/26(Mon)3:47:24
-
2日目の611、437とほとんど変わらない感じで良くなってます。1年寝かせたのが影響して個性が無くなっているのかもしれません。
もしかすると明日は611のが良いと思うかも。
- 1776 ひなちゃん 2013/8/26(Mon)21:46:50
-
猫さん、
遅レスすみませんでした(笑)。
自家熟成はほとんどしたこと無い(=我慢できない・・汗)ので、
経験不足なんですが、1年熟成で熟感・違和感無いってことは
東洋美人は1年ぐらいではあまり変化しないってことなんでしょうか?
もし変化があるなら、
昨年飲んだ437が1年寝かしただけで、どう変化するのか少し興味津々。
- 1777 猫 2013/8/28(Wed)9:13:55
-
ひなちゃんさん、
東洋美人がそうなのかはわかりませんが、
熟成に向く山田錦の火入れで低温管理だとゆっくりと熟成が進みます。
熟成を早めるなら温度の高い場所で保存すればいいんですけど"ひねる"危険も増します。
火入れのが生よりひねる危険が少なく、ある酒屋の店主と話してて、生熟成?なんだそれ?
と少々小馬鹿にした言い方をされたことがあります。
昔はほとんどしなかったのでしょうが、今はたまに生熟成酒を出す蔵がありますよね。
話がそれました。吟醸系の繊細な味わいのお酒は低温でゆっくり、純米系のがっつりくる味わいのお酒は温度を上げて熟成するのかな?と。
momoさんが、コメントの端々からかなりの本数自家熟成していると思われます。
見てたらコメントください〜
- 1778 ひなちゃん 2013/8/28(Wed)22:43:11
-
猫さん
この前飲んだ超超久の純吟は山田錦で1年半寝かせた生熟でした。
熟感はあまり感じず、トロリと濃密、抜群に美味しかったです。
古酒として販売されているのは別ですが、
個人的に熟成前と熟成後の味わいの変化を確かめたい派なので
熟後しか味わえない店売り自家熟はちょっと敬遠しがちでした。
ちょっと遠出すると凱陣とか店売り自家熟してる店があるので
狭い見識に囚われず購入してみたいと思います。
ちなみに東洋美人といえば、
東京のはせがわ酒店が応援チャリティーするみたいですね。
- 1779 薬屋瓶 2013/8/29(Thu)7:38:2
-
ひなちゃんさん。
はせがわ酒店と言う事は、東京駅構内地下ですね。
地方に出張する時に覗いてみます。
通勤路線に東京駅(または、東京駅を通るJR路線)が入ってる人が羨ましい。
「611」まだ開封してません。家内の許す限り、貯蔵しようと思ってます。
冷蔵庫に、食物が溜まらない様に、注意して気を使っています。
- 1780 猫 2013/8/29(Thu)8:17:27
-
ひなちゃんさん、
自家熟成は難しいですね。自分でしたのの半分くらいは失敗かな?と思います。
購入した東洋美人は売れ残ったものだと思われ、しっかり低温管理(素のままを保つため)されていたので変化が少なかったんだと思います。
よく行くお店でも1年ぐらい売れ残ったお酒を、熟成してるかな?
と思って購入してもほとんど変わらないですね。1度、数年経過したお酒を購入して、おぉ良い感じに熟成して濃くなってるってのはありました。
東洋美人購入店の店長さんがお手伝いに行ったそうで、想像以上にひどい状況だったそうです。でも何とか年末か来年初めぐらいから造りを始められそうらしいです。ただ蔵の今後は資金繰り次第、元手が無ければ始まらないと。
それを受けてのチャリティーでしょうね。
- 1781 momo 2013/8/29(Thu)20:38:58
-
ひなちゃんさん
和歌山のみゆきや酒店に超超久の3〜5年ものありますよ
猫さん
吟醸系も純米系も低温で熟成させてます
酸度の高い酒や甘口の酒熟成に耐えます、一部作りによって熟成向きの酒
あるみたいですがよくしりません、生ひね気にならないので飲んでます
氷温だとあまり味かわらないですね
常温熟成させると老酒みたいな味になってきます
なんかシエリー酒みたいな臭いしてきて気持ち悪い様な味になります
一般の酒屋さんは火入れの熟成酒の方が美味しいていってます
15℃くらいですかんね
1992さんのほうがヘビータイプの熟成酒のことよくしってますよ!
なんか気持ち悪い様な味ですけど、そのうち味理解出来るようになりますかね!
- 1783 バックマイ 2013/8/30(Fri)14:42:2
-
さて、本日は久々に、嗜好品という視点から【お酒とたばこ】について
私見を書いていきたいと思います。
以前書いたことですが、私は日本酒好きの喫煙者です。
民主党政権だった時の厚生大臣のおばさん(みなさんお分かりだと思うので、
名前はあえて伏せます)が、煙草増税を主張していましたね。
「税収を上げるためではなく健康を守るためにやるべき」とか言って。
私は、喫煙者として、「大臣ならほかにもっとやることがあるだろう」と
思ったものです。
この、「税収を上げるためではなく健康を守るためにやるべき」的な発想が
お酒に当てはめられて、「税収を上げるためではなく肝臓を守るためにやるべき」ということになったりして、挙句に『禁酒法でも制定しよう』なんていう
極端なことを言う大臣が出なければいいな、と、真剣に心配している
今日この頃です。
ただでさえ、消費増税が決まってお財布のひもがきつくなっている今、
攻撃の的が、嗜好品つながりで、煙草からお酒に向かわないことを
願っています。
お酒も煙草も、マナーさえ守れば、人生をハッピーにしてくれる、いわば
よきパートナーのようなものですからね!!
もっとも、煙草とお酒は『嗜好品』という共通項こそあれ、同じテーブルに
乗せて考えるものではないとは思いますが。
- 1784 ひなちゃん 2013/8/30(Fri)22:8:16
-
薬屋瓶さん
はせがわ酒店のチャリティーはこの前の酒コンペで上位に入った銘柄を祝う会
と称してのパーティーを実施し、その収益を澄川酒造場に寄付するみたいです。
東京駅に行っても直接的なチャリティーはやってないかもしれません。
猫さん
やっぱり1年というよりは数年寝かせたものの方が面白そうですね。
そうやって当たりを見つけた時の快感がたまらないのでしょうね。
momoさん
みゆきや酒店のサイト見ました。
18年の超超久ありましたね〜。生熟5年ってどんななのでしょうか、
我が家の在庫状況みて購入検討します。
バックマイさん
ご無沙汰です。消費増税になると商品の値頃がまた変わりますね。
本体価格2,800円→今の店売り2,940円→増税後3,024円
消費増税が必要なのも分かっているつもりではありますが・・
- 1785 バックマイ 2013/9/1(Sun)15:58:33
-
>>1784 ひなちゃん さん
お久しぶりです。
消費増税によって、安価で手に入りやすい大企業酒に、改めて注目が
集まるのでは、と思っています。
考えてみれば、『月』とか『まる』は2000mlで980円位で売っていますが、
他大手企業の、2000mlの純米酒のパックなどは、同じくらいの値段で
よく売られています。正規価格にしても、特売にしても、です。
『月』とか『まる』を批判するつもりはありませんが、同じくらいの値段で
純米酒のパックが買えるので、むしろそういったお酒を意識して
探しています。
大手にしろ中小にしろ、消費増税は試練でありましょう。
どうなることやら、おそろしおそろし、です。
- 1787 左党 2013/9/12(Thu)21:2:26
-
自分も先日、冷やおろしを物色しに行って低精白の日本酒を買ってきました。
「北光正宗・北光トライアル-001 低精白80% 純米酒」
その名の通り試験醸造の市販品で、アンケート葉書付きです。ラベルの口上&スペックからすると、かなりの大辛口らしい。以前試飲した別銘柄の低精白酒はなかなかクドい物でしたが(不味くはなかったです)、これはちょっと楽しみです。
そもそも削られた米の粉はどうなっているんですかね?全部煎餅や米焼酎になってる訳じゃないでしょうに…
- 1788 バックマイ 2013/9/15(Sun)16:25:54
-
>>1786 猫さん
>>1787 左党さん
そうですね。磨けばいいというものではないですね。
以前コメントした『小山本家酒造 純米酒 米一途』も、低精白ですが、
雑味はなく、とても美味しいです。
低精白でも、美味しいお酒はたくさんありますね。
- 1789 次亜酒仙 2013/10/13(Sun)22:33:19
-
残念。
滋賀県守山の「酒酎屋(滝本酒店)」へ行きました。
実は、9月の二つ目の三連休(9/21〜23)にも訪れましたが、お店は開いてませんでした。
電話で確認したところ、定休日は火曜日とのことでした。
店先には、金曜日(9/20)に掲載されたと思われる「本日は17:30で閉店させて頂きました」の張り紙がありました。実は、どうしても欲しいお酒があり、3日とも「今日こそ開いているか」と訪問しましたが、開いてませんでした。
本日、お店を訪れ、その旨をお尋ねしたところ、「いつのことですか?お酒のイベントがあると、よく休むのでわかりません!」とのこと。
買うのやめて帰ろうと思いましたが、東京から来ていること、いいお酒あったこともあって、機嫌よくお買い物をさせて頂きました。
長い酒人生で最も残念な瞬間でした。
- 1790 猫 2013/10/14(Mon)8:2:49
-
次亜酒仙さん、
お店には、わざわざ東京から買いに行く程の価値あるお酒があるんですね。
本家(?)京都の名酒館タキモトには行った事あります。何も買いませんでしたけど。
- 1791 次亜酒仙 2013/10/15(Tue)0:33:2
-
実は、滋賀県野洲に本宅があり、真の本拠が野洲なんです。
今回、客に対する愛情がないのが、露見して非常に残念ですが、
お酒の品質管理については、数少ない信用できるお店なんです。
このお店は、滋賀県のお酒を中心に全国のお酒を厳選して、取り扱われてます。
東京で言うところの「長谷川さん」「小山さん」「君島さん」。
- 1792 薬屋瓶 2013/10/15(Tue)7:51:53
-
次亜酒仙さん。野洲ですか。
私の本籍地は、大津市(旧志賀町)です。対岸ですね。
守山にそのお店が有るのですね。行ってみたいと思いますが、守山って市域広いですよね。どの辺でしょうか。
まさか、件のピエリでは無いですよね(笑)。
そういえば、数十年前、守山が県庁所在地になると言った話を事が有りますが、どうなっちゃったんでしょう。
- 1793 次亜酒仙 2013/10/16(Wed)2:1:7
-
薬屋瓶さん
滋賀県には良い酒屋さんが多数ありますので、わざわざ気分を悪くする必要はありませんよ。
守山なら、小林酒店、あおきや酒店
草津なら、とくち酒店、酒のかなざわ
大津なら、小川酒店
近江八幡なら、たかはし酒店、土井酒店
- 1796 まーちゃん 2013/11/12(Tue)18:44:59
-
とうとう出ましたね、日本酒の表示偽装!
私も知っているよ、栃木県のある蔵元やっている詐欺の様な表示偽装!!
日本酒の好きな人なら知っている蔵元だよ。
税務署調査入ったらイチコロだね。
- 1798 momo 2013/11/16(Sat)21:5:19
-
ワインの輸入会社の人がいってましたが
1980年代ボルドーのシャトーもの3580円で買えたそうです
なんか15000円位したような、知らんかった
あの頃ボルドー行ったらよかったなあ
レーガンノミックスで世界じゅうのお金がアメリカに集まってた時代で
ヨーロッパ不景気でしたね、しまった
中国はよコケへんかな、安倍のミックスも一緒にこけて
またラトール3500円ならへんかな
- 1799 まーちゃん 2013/11/18(Mon)13:45:41
-
薬屋瓶さん。
蔵元って多種多様の空瓶とラベルが有るから・・・!
同じ銘柄を購入しても年中味が違うんだよネ。
この意味分かりますか?・・・貼ったモン勝ち!
みんな蔵元を信じて購入してるのに。
- 1800 薬屋瓶 2013/11/19(Tue)8:6:50
-
まーちゃんさん。
有名ホテルレストランの偽装の様に、偽装代替品の品が一定であれば、要は自分の知識と舌さえしっかりしてたら、太刀打ち出来るけども(表示名がどうあれ、頭の中で経験的に読み替えて、価値と価格から判断するけども)、
偽装代替相手が、刻々と変わるのは、どう仕様もない。
当るも八卦、当たらぬも八卦。
このやり方は、経営者が採るんでしょうが、杜氏がやさぐれそうですね。
今は良くても、じり貧で、品質が凋落して行きそう。
- 1802 左党 2013/12/4(Wed)15:38:3
-
先月、広島に行ってきました。地元の方に案内してもらった酒屋さんで「賀茂金秀」「天宝一」「宝剣」「誠鏡」「富久長」などを購入。
すでにその内の数本は呑んでしまいましたが、全般的に辛口というかサッパリとキレのよい酒が多い感じがします。中でもカモキンは秀逸ですね。
- 1803 薬屋瓶 2013/12/5(Thu)7:43:51
-
左党さん、意外でした。
最近、広島の酒を呑む機会が無いので、良く知らないですが、三十年前に広島に住んでいた時は、広島の酒は、甘いと思ってました。その頃、辛口は唯一、賀茂泉だけだった様に思います。
昨今は、辛口が主流になってるんですね。
- 1804 左党 2013/12/8(Sun)20:47:36
-
薬屋瓶さん
店主の薦めも参考にしつつ、たまたま自分が買い求めたものがそうだった、ということです。おそらく近年の広島の酒造の傾向がそうなっているんじゃないでしょうか?
数値的には+4~7、8程度。チョイ辛ですかね。日本酒度よりも、スッキリとした後口を"辛口"と表現しました。と言っても決して線が細い印象はなく、それぞれの造りの特徴を十分に楽しませてくれます。繰り返しますが、中でもカモキンの雄町が個人的に秀逸に思えました。
- 1805 猫 2013/12/13(Fri)8:21:11
-
ある酒屋の店長さんも、お店で取り扱っていない注目の銘柄を買ってきて試飲した中で賀茂金秀はすごいと。購入してみようかな・・・(特約店は調べてありますw)
- 1806 エル・ドゥロ 2013/12/14(Sat)19:0:38
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>左党さん
>猫さん
お二人の会話に、わーカモキン飲みてぇ!と買って来ちゃいました。
しぼりたて、弾けるような勢いがありながら適度にシュッと収束して、
素直に「美味い〜」と楽しめます。
広島は首都圏で勝負する蔵が増え、また蔵どうし仲がいいのでレベル向上してるんでしょう。
宝剣、美和桜あたりも時々いただきまして、好みです。
- 1807 猫 2013/12/18(Wed)8:18:23
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左党さん、エル・ドゥロさん(お久しぶりw)
賀茂金秀の雄町買ってきました。飲むのはもう少し、もしかすると来年になりそうです。
義侠の18byを手に入れたので、まずそれから。ここまで寝かせたものは初なので楽しみでもあり・・・。
- 1808 猫 2013/12/19(Thu)8:7:52
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義侠18by、新聞紙を破ると瓶の底に半透明のおり(分離物?)が。
前に3,4年寝かせたお酒にそんなのがあって、ひね香&水っぽい味で飲むの諦めた事があり不安に。
でも義侠は大丈夫でした。ほとんど無臭、ほんの少〜し爽やかな香り、味にはコクが。
momoさん、分離物ってそのまま飲んで大丈夫なんでしょうか?
- 1810 猫 2013/12/20(Fri)10:21:47
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エル・ドゥロさん、
>鳴尾の某ですか?
ん? 鳴尾の? よくわかりません・・・笑
分離物(浮遊物)は検索すると脂肪酸みたいですね。
二日目のが断然旨いです。味わいに丸みが出て、より旨味やコクが出てきました。燗するとすっきりした味わいになります。今のところ冷やが良い感じ。
ちょっと前に3年ぐらい(最近は写真も飲んだ感想もメモしない事が多く)寝かせた義侠を飲みましたが、それは全く熟成を感じず今回18byを購入した次第w
外れたら…なんて考えたら買えないですねw
- 1812 猫 2013/12/25(Wed)8:30:7
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賀茂金秀 雄町飲みました。確かに良いです。もっと良くなる予感もします。
一口目はちょっと薄いかなと思いましたが二口目でその思いは解消、
火入れでもガス感があり心地いいです。
加水しないで原酒で出したらインパクトがあり一気に火が付きそうですが、蔵の方針で出さないんでしょうか。地域的にも綺麗な酒質の多い場所のようですし。
- 1813 薬屋瓶 2013/12/26(Thu)7:49:59
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今年は、そこそこ美味い酒は有りましたが、感動的な物には出会わ無かったですね。
正月を前に、考え込んでいます。酒を買うには、この週末が最後。
当サイトで、あちこちの素晴らしい酒が紹介されていますが、いざ買おうとすると、買う事が出来る銘柄が限定されてしまいます。
な・ん・に・し・よ・う・か・な。
ど・う・し・よ・う・か・な。
冷蔵庫には、「611」が眠っていますが、この正月が呑み時なんだろうか?
この週末、酒屋に、いざ出陣!
- 1814 バックマイ 2013/12/26(Thu)15:45:51
-
みなさんお久しぶりです!
今年も日本酒と共に走ってきた一年でした。
年末にかこつけてお呑み、正月にかこつけて呑みます、
もちろん(笑)。
>>1813 薬屋瓶さん
「いざ買おうとすると、買う事が出来る銘柄が限定されてしまいます」
そうですねぇ。
私など、通販で買うのはあまり好きではないので
(送料・手数料等で高くついてしまう、状態も心配)、
しかしながら、この頃の寒さも手伝って、出かけるのもおっくう。
なので、私も考えてしまいます。
「なににしようかな〜?」
とりあえず、『酔鯨 純米吟醸』を苦心して
確保しましたが(笑)。
結局、地域の販売チャネルと自分のお財布に
左右されてしまうのですが・・・。
ははは…。
私も、いざ出陣!
近所のコンビニに(笑)。
- 1815 エル・ドゥロ 2013/12/26(Thu)20:58:15
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>猫さん
森正さんかな、と思いまして。
小さなお店ですが、ラインナップもなかなか。
春には生原Ver出てましたよ、雄町。山田のが好みでしたが。
>薬屋瓶さん
いろいろな銘柄を飲んでみたい、というのは酒好きの性、いや業ですね。
でも、同じ銘柄でも種類をいろいろ試してみたり、
あー去年はあーだったけど今年はこーだな、とか思い返してみたり。
楽しみ方はたくさんあるのですが。
- 1816 エル・ドゥロ 2013/12/26(Thu)21:5:45
-
広島つながりで宝劍の純吟しぼりたて。
純米と並んでたけど、王道風なレッテルに迷わず純吟を。
しぼりたて!?と思うほど落ち着いていて、滑らかな口当たりです。
味わいも若さを感じる苦味がやや主張するものの、かなりバランスよく纏まっていて、軽めながら充実感がアリます。
溌溂そのもののカモキンとの対比が面白いですね〜!
- 1817 猫 2013/12/27(Fri)1:0:34
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エル・ドゥロさん、
ああ、なるほど。そうです。住所意識した事無かったのでわかりませんでした。
義侠は別ですけど。
賀茂金秀生原Ver出てるんですか。是非試したいです。
風の森も原酒でアルコール度数14のアルファっての出してきましたね。新政さんと蔵の繋がりがあるのか、単なるムーブメント(大げさ)なのか?
秋ぐらいだったか、書店で日本酒の雑誌見たらお酒の紹介写真が全て四合瓶でした。今までなら普通一升瓶が使われてたのに。
単にワイン系の雑誌、編集者だったのか?
- 1818 左党 2013/12/27(Fri)11:53:58
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あー、またカモキン呑みてえ(笑)
通販はピンポイントで買えるからいいんですが、酒屋さんであれこれ話しながら買うのが楽しいんですよね。結果予定してたのとは違う銘柄になっちゃったりして、それがまた旨くてファンになっっちゃったりして…という拡がり方が好きなんです。CDのジャケ買いみたいなものですね。
- 1819 ひなちゃん 2013/12/31(Tue)21:48:7
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皆さま
今年も色々とお世話様でした。
私の年越し酒は写楽と飛露喜です。
皆さまの年越し酒は何でしたでしょうか?
来年も宜しくお願い申し上げます。
カモキンも機会あれば飲んでみたいです!
- 1820 エル・ドゥロ 2014/1/2(Thu)21:0:48
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みなさま
明けまして、御目出度う御座います。
私は素面で年を越しましたので「年越し酒」では無いのですが、今、傍らに『開運』無濾過純米生酒です。
今日もちょっとだけ、なのですが、スムース&シャープでクイクイ入りそうな危険を感じます(笑。
昨期飲んだものよりちょっとあっさりかな、タイミングや体調もあるのでしょう。
今年も皆さまが素敵なお酒と出会えますように。
- 1822 静岡の日本酒がいい 2014/1/4(Sat)21:48:45
-
みなさま
明けましておめでとうございます。
昨年は安い酒(2000円台)でおいしい酒を探す1年でした。
さすがに正月は磯自慢の青春を買っちゃいました。
例年のように1万円台のお酒を買うことはありませんでした。
十四代も本丸で我慢したし。
来年は景気がよくなりますように。
- 1823 猫 2014/1/12(Sun)8:57:34
-
酸の強いお酒が好きですが、
1年半寝かせた誉凱陣 純吟 山田錦は酸味が強いというか・・・酸っぱい (笑
でもこれはこれで美味しいです。
フルーティーでワインっぽい味わいって言われる日本酒とはちょっと違う感じの
ワインっぽい酸味があります。
と言うか、酸味がメインです。
ここ数年、年間7〜80種類家飲みしてますがこんな個性派がまだあるんですね。
- 1824 左党 2014/1/12(Sun)22:44:47
-
「宝剣」の土井杜氏が、NHKの「サキドリ!」で特集されてましたね。
呉の元ヤンキー(失礼!)が父上の病をキッカケに蔵元杜氏を継ぎ、若き蔵人を率いて妥協のない酒造りをする姿のなんとカッコイイことか。
スタジオで呑まれていた「八反錦 無濾過生」は自分も呑みました。ツマミの蕪寿司の味を抜群に引き立て、また自らもツマミによって旨みを高める、素晴らしい食中酒です。
- 1825 エル・ドゥロ 2014/1/17(Fri)7:8:10
-
猫さん
凱陣、久しく飲んでいないな、と飲みたくなりました。
そうですね、『ゆき美』とか『くどき』がブルゴーニュ的とするなら、『凱陣』や『長珍』はボルドー的な、とでもいいましょうか。
そういや、ともに前者はフレッシュなものが好まれ、後者は熟れた味わいが求められますね。
私は両方ともそれぞれの良さがあると感じます(節操が無いともいう)。
両方の要素が適度にバランスした『相模灘』や『澪標』あたりが、ストライクどまんなかだったりします。
- 1827 猫 2014/1/17(Fri)17:27:2
-
エル・ドゥロさん、
誉凱陣、この蔵では阿波山田錦は好みじゃないそうですが、タンク1本分だけ唯一阿波山田を使って造るそうです(阿波山田は旨味もでるが雑味もでるからか?)。濃厚なのを期待したんですが、加水したお酒なのでそうではなかったです。
で、初日に衝撃的(笑)だったのでつい書き込んだんですが、だんだん丸くなって優しい味わいになってしまいました。
加水しない悦凱陣はまだ飲んだ事がありません。年内には飲みますよw
薬屋瓶さん
新聞の地方欄でも立春朝搾りの記事がのってますね。
- 1829 しもつけびと 2014/2/1(Sat)13:30:40
-
独り言。
体調不良のせいか、いや年を重ねるにつれ、
一昨年あたりから、昨夜飲んだお酒の特徴を忘れ
『美味しい』、『まずまず』の二つになってきた。
利き酒ではないが、メモを取らない限り口コミができそうにない。
飲んだお酒は、楽しく飲めればそれでよし。
醸造技術や協会酵母のなせる技なのか
美味しいお酒が増えているのは間違いない。
それとも、私の味覚が・・・
結論!!
いずれにせよ、美味しく楽しく飲めることは、幸せなことである。
- 1830 薬屋瓶 2014/2/3(Mon)8:10:22
-
しもつけびとさん、私もそう思います。
酒飲んでて、どうして美味いのか、どう美味いのかつべこべ考えるより、「美味い!」「うわ〜っ美味い!」と感動に浸るのが良いですし、そうしちゃってます。
美味かったって言う感動が残るのみで、どう美味かったか忘れちゃってます。
ですので、コメントがいっつも浅くなってしまいます。すいません。
- 1831 しもつけびと 2014/2/3(Mon)22:45:3
-
> 薬屋瓶さん
こんばんは。
そうですよね、お酒は美味しく、楽しくが一番ですよね。
そして、皆様の書き込みを拝見するのが楽しみの一つです。
今日はどんな話が出てくるのか、楽しみにしています。
ところで、立春朝搾りは 『開華』でしたか『天覧山』どちらになさいましたか?
私は、立春朝搾りをパスして、開華の『開花宣言』を購入予定です。
- 1832 堀木環 2014/2/4(Tue)15:16:54
- とても貴重な経験をしたことがあります。福岡へ出張した時のこと、支店に転勤になっていた友人宅に誘われて飲んだ時その友人が卓に透明の瓶をドンと置き、さあ飲もうと。何と中身は九州でも有名な大手のメーカーの焼酎でした。関東では茶色の瓶に入ったものしか見ていないので「何だこれは」と言ったら九州は消費量が多いので品質劣化などを考えない、お陰でいつも新鮮な酒を飲めるのだと。その時ほどその友人を羨ましいと思ったことはありません。今は大吟醸袋吊りの袋に口を付けてチューチュー吸えたらどんなに幸せなことか、死ぬまでに一度やって見たいですね・・・・・。因みにその焼酎はあっという間に空にしてしまい二本目を半分空けて終わりました。翌日ちゃんと仕事をしたのはいうまでもありません。
- 1833 エル・ドゥロ 2014/2/4(Tue)21:31:47
-
>しもつけびとさん
つべこべ言わずに美味いもんは美味いと飲めばいいというのも正しいですし、
細かな知覚と認識を積み重ねて、より高い領域の美味いをわかるのも間違ってないと思います。
自分の場合は、サイドストーリー(自分の中での、も含め)や状況など、もっとワクワクできる、を求めるようになってきました。
>堀木環さん
>>「大吟醸袋吊りの袋に口を付けてチューチュー吸えたらどんなに幸せなことか」
ふふふ、やったことあるんですな、これが、わたくし。
まぁ、ちゃんと澱引きして程よく熟れたもののほうがずっとずっと美味しいですが。
酒は新鮮なものがいいとは限らなくて、ベストな状態に出会えたらそれが幸せだと思ってます。
- 1836 バックマイ 2014/2/5(Wed)15:36:15
-
スモーカーは舌バカだと、決めつけたご婦人が、
シェフのコース料理を食べて、「美味しかったです」と
ご満悦でご帰宅。
そのあと、シェフは美味しそうに煙草を喫っていました。
シェフに聞いたら、そのご婦人の前では煙草を
我慢しているのだとか。
シェフと二人で談笑しながらお料理とお酒と煙草を楽しんだ、
さる夜でした。
- 1837 しもつけびと 2014/2/5(Wed)23:30:46
-
>エル・ドゥロさん
> 堀木環さん
お二人のチュ−チュ−話には、笑っちゃいました。
素人である私の夢は、好きなお酒を、雫斗瓶取り生詰め・氷温熟成1年ものを
プライベートで発注するのが夢です。
それなのに、なんと言うお話でしょう。(笑)
いや〜 羨ましい、実に羨ましい限りです。
- 1839 エル・ドゥロ 2014/2/8(Sat)11:20:22
-
>堀木環さん
実際には「袋吊り」の袋を持ち上げてもらって、ポタポタタタ〜っと滴る雫を口で受けたのでチューチューではないですが(笑。
幸せなことだと思っています。
UPされた写真に壽萬亀がありましたが、房総の方でしょうか。
昨今、新進気鋭の蔵がひしめく中、房総の東灘(鳴海)は特に好印象です。
行ってみたいなぁ、千葉、羨ましいなぁ。
>しもつけびとさん
幾つかの蔵で、好きなスペック&仕上げでオーダーできるサービスもありますが、纏った量でなければならず、容易ではないですね。
しかし、どんなスペックがいいかなぁ、と考えたら山田50とかの「ど定番」になってしまいそう。。。(んならオーダーしなくていいじゃないか、という)
- 1840 しもつけびと 2014/2/8(Sat)12:31:33
-
>エル・ドゥロさん
確かにそうなんですよね、最少ロットTank買いになるかと思います。
市販のお酒にオリジナルのラベルを張り替えるサービスもあるようです。
そちらの方法が、手っ取り早いかもしれません。
いずれにせよ、記念酒をオーダーする方向で計画しています。
記念酒は、年号だけのワインでは無く、國酒で作りたい。
まっ あくまでも夢・夢の話です。(笑い)
- 1845 バックマイ 2014/2/14(Fri)17:27:58
-
神奈川も吹雪いてます。
雪は嫌いだー!
こけやすいし、跡が汚いから。
足をとられるわ、車は運転しにくいわで、
いいことは降っているところを見ることだけ。
amazarashiさんの曲を聴きながら、雪見酒といこうかな。
- 1847 薬屋瓶 2014/2/19(Wed)8:3:56
-
皆さん、ご無事ですか?
凄い雪でしたねえ。隣家のガレージが崩壊しました(するのを見ました)。
慌てて早朝から、自家のガレージ等の屋根の雪下ろしです。湿って重たいし、
金属製のシャベルにくっつくくっつく。軍手がぐっしょり、冷たくて凍傷に
なりそうです。
大袈裟に思われるかも知れませんが、雪の無い関東で、のほほんと暮らしていましたので、雪耐性が無いのです。
2週連続で酒が買いに行けない。朝搾りも引き取り損ねています。悔しい。
頒布会のも来てるらしいんだけど。
駅前のスーパーやお酒屋さん、薬指動きません。
復活の酒(東洋美人)も、入手したいしーっ!
今週末は、絶対行くぞ。
幸い、明日の雪は無くなったそうですので。
- 1848 堀木環 2014/2/19(Wed)13:28:55
-
薬屋瓶様
雪中見舞い有り難うございました。全くとんだ災難ですね。小生宅には屋根付のガレージが無いので公道沿いの杉の巨木の下に雪宿りさせ、念を入れた積りでワイパーを立てておいたのが裏目に出てしまい、雪の重みで折れて落ちてきた杉枝が車を直撃し、エンジンボンネットに穴が空きワイパーも1本折れました。2号車もワイパーが1本折れてしまい いやーもう踏んだり蹴ったりの記念すべき?雪となりました。幸い酒は醸造酒蒸留酒ひっくるめて2か月分くらいの在庫がありますので飲みしろには事欠きませんが常用の日本酒が不足してくるのはとても辛いこと、天気が回復したら馴染みの酒屋さんに駆け込むことになりそうです。こんな雪が二度と降らないよう祈るばかりです。
- 1850 薬屋瓶 2014/2/21(Fri)8:30:27
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堀木環さん、どうもです。
とんだ災難でしたね。ボンネットの穴は由々しき事ですね。
今週末は、久しぶりに酒屋が覗けそうで、今からワクワクしてます。
どんな酒が入荷してるかなあ。(ああ、でも流通がチョット心配。)
バックマイさん、羨ましい、書き込みですね。
冬の神社の、厳とした佇まいの中、焚火に当るが如くの燗酒ですね。
絵が見えそうです。
さぞかし、染み入られた事でしょう。うんうん。
- 1851 左党 2014/2/22(Sat)1:31:25
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今回の大雪、被害に遭われたみなさんにはお見舞いを申し上げます。まあウチも例外に洩れず家業に少なからぬ被害がありましたが、とはいえこの雪が消えるまで何もすることがありません…というか出来ません。こんな時は酒を飲むしかないですな(笑)
…てなわけで、同じ現実逃避仲間とともに諏訪に寒鰻を食いに行ってきます。ひとっ風呂浴びて諏訪の地ビールを呑んで、地酒で白焼きと肝焼きを喰らい、鰻重でしめる。お土産は新鶴と福田屋の塩羊羹、そして神渡の甘酒を。さらに諏訪の新酒を補充して今月はモラトリアム月間です(泣)
- 1852 エル・ドゥロ 2014/2/23(Sun)18:56:39
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大雪の被害を被った皆さま、お気の毒様です。
知人の話ではもうだいぶ復旧してきてるとのことですがいかがですか。
私は被害というには該当しないとばっちり程度でした。
が、旧い建物が多い酒蔵にも被害の便りがちらほら聞こえてきてます。
飲んで応援しなきゃ。
- 1853 薬屋瓶 2014/2/24(Mon)8:26:13
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しもつけびとさん、やっと立春朝搾り呑めました。「開華」です。
相変わらず、華やかな香りですね。
最近、余り香り系の酒を呑んでなかったので、久しぶりに感激しました。
初めて「開華」を呑んだ時、吟醸香が強過ぎると感じていましたが、舌が肥えてしまったのか、今回は程よく感じました。
吟醸香の良さを思い出し、初心に帰った様な気持では有ります。
- 1854 バックマイ 2014/2/24(Mon)15:54:37
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私の家の周りでも、やっと雪が溶けました。
雪深いあたりでは今も復旧がままならないそうですが、
お見舞い申し上げます。
さて、昨日、久しぶりで家族みんなで焼肉屋に行きました。
その時、私は。
焼肉を肴に日本酒一合(冨久娘)→生ビールジョッキ2杯→
お供えに買ってきた寿司折りを肴に日本盛を一合。
横手で見る、父の呆れ顔の、おかしさったらありませんでした。
かくも、アルコールは偉大なり(笑)。
ひさびさに、たっぷり呑みました。
- 1856 しもつけびと 2014/2/25(Tue)0:30:45
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>薬屋瓶さん
立春朝搾り 飲まれたのですね。
今年の、出来は華やかで上々様ですね。
なによりです。
私は、3月に入ってからになりますが、『開花宣言』を予定しています。
庭に咲くや梅・杏子の花を愛でながら、いただく予定です。
「開華」のお酒は、これからの季節にピッタリ、とても楽しみにしております。
- 1857 しもつけびと 2014/2/25(Tue)0:56:44
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先日 大阪出身のお客様と飲んだおり、難波『呉春の特吟』を送るよと言われた。
代わりに、栃木のお酒を送るのだが、何を送るか思案中。
人気の高い『鳳凰美田』にするか、今現在力のみなぎっている『惣誉』
いや『仙禽』にするか、思い切って『辻善兵衛』当たりも面白い。
色々とグラス片手に思案するのもまた楽しいものです。
- 1859 しもつけびと 2014/2/25(Tue)23:47:8
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>エル・ドゥロさん
『松の寿』・『愛乃澤』 はい! こちらも良いですね。
両オナーさんも、下野杜氏としてご活躍されています。
下野杜氏第1号と下野女性杜氏 どちらも面白い。
- 1860 左党 2014/2/26(Wed)12:13:14
-
エル・ドゥロさん
昨年ちょっと話題にあがった諏訪の塩羊羹、先日諏訪に鰻を食べに行ったおりに「新鶴」と「福田屋」両方買い求めて食べ比べてみました。
初めて食べた福田屋は、色も形もパッケージングも"ザ・羊羹"といった感じですね。原材料はどちらも同じですが、寒天の使用量が新鶴より多めとの事で、口触りもしっかりしています。一方の新鶴はいつもの通り。一番の違いは口に残る塩の味で、新鶴はかなりしっかり後をひきますね。これが辛口の日本酒に意外とあうんです。勿論お茶でいいですけど(笑)
個人的な好みは塩羊羹としては「新鶴」かな。でも「福田屋」も美味しかったです。
- 1862 しもつけびと 2014/2/26(Wed)19:27:0
-
確か、2月4日日経新聞に載っていたような・・・
www.nikkei.com/article/DGXNZO66356850U4A200C1L01000/
名門酒会さん 独自のイベントなのでしょうか?
それとも、各蔵元さんで 行われていた、行事なのでしょうか?
確かに、私も興味があります。蔵元さん!
是非 お教えください。
- 1863 エル・ドゥロ 2014/2/26(Wed)23:29:25
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ht○tp://w○ww.sakekaika.co.jp/kuramototayori/post_415.php
↑
丸を抜いて下さい。
(直リン回避措置となった場合のため)
>薬屋瓶さん
まさに元祖だったんですねぇ!
- 1865 管理人 2014/2/27(Thu)14:44:51
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開華が元祖だったんですね!
平成10年からと、意外と歴史が新しいのも初めて知りました。
(URLが書き込めない件ですが、書き込めるようにしておくと、偽ブランド品などの宣伝書き込みをされてしまうためでして…今のところこれ以外に打つ手無しです。ご不便をお掛けしますが、何卒ご理解ください。)
- 1866 エル・ドゥロ 2014/2/27(Thu)18:19:40
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>管理人さま
あれ、直リンNGになっていたんですか!?
知らなかった。。。
いや、そういう措置を取るべきだと思ってて、措置がなされたときに自動的に削除されてしまわぬように、とのつもりだったんですが。
<立春朝搾り>
昔は、商品としては銘柄名いっぽんの「酒」であったり時代が進んでも「銘柄(酒)・一級」「銘柄(酒)・二級」「銘柄・生一本」くらいなもんだったんじゃないでしょうか。
>左党さん
大雪対応、お疲れ様です。
新鶴のほうはゼリーっぽくて味の中で塩鹹さが明確ですね。
あの形状というか提供形式というか、の影響も大きいですが。
しばらく、食べていないなぁ。。羨ましいです。
>堀木環
こちらこそ、面白いことを知れて良い機会でした。
古の書物には神事に用いるために醸す酒もあったことが記されており、
元をたどれば「酒」と縁起担ぎ、信仰との関連がありますよね。
- 1867 しもつけびと 2014/3/3(Mon)19:18:9
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口コミの記事を見て、どきりとしました。
また? 先々月も大好きな超不阿羅王(大手門酒造・焼酎)が
民事再生を申請をし、保全命令が出たばかり。
秋田富士? 金紋秋田富士?
同蔵とも近くらしいので、同系列でしょうか?
一寸気になりました。
がんばれ、圀酒!! がんばれ蔵元!!
- 1868 しもつけびと 2014/3/3(Mon)22:22:5
-
いかん。いかん。KOKUSYUの『くに』を間違えた。
ENJOY JAPANESE KOKUSHU
この場合【國酒を楽しもう】こちらでしたね。(失礼しました。苦笑)
- 1869 バックマイ 2014/3/6(Thu)16:36:10
-
ここ最近、寝酒の一合がまた、たまらないですね。
晩酌とは別に。
特定名称酒ならベターですが、お財布の関係も考えると、
『高清水』精撰辛口のような、良心的な普通酒でもよし。
- 1870 しもつけびと 2014/3/6(Thu)20:47:4
-
>バックマイさん
そうですか、寝酒にはまっていますか。
私は、基本的にお付き合いが無ければ月曜〜木曜日までは晩酌は無し。
代わりにニュースやメールのチェック等をしながら軽めの音楽とナイト酒で過ごします。
お酒や音楽はその時の気分ですが、いずれも誘眠程度にしています。(^_-)
- 1871 バックマイ 2014/3/7(Fri)17:8:28
-
>1870 しもつけびと さん
こんにちは。口コミ、いつも楽しく拝見しております。
月曜〜木曜日までは晩酌は無し、とは、かなり意志が
お強いのでしょうね(笑)。
私は、晩酌プラス寝酒が日々の楽しみです。
父は全くの下戸で、兄も家では呑まない
(私は基本、家呑み派)ので、ひとりざけなのですが。
寝酒に関しては、父に苦笑いされてますが、
説教されることはないので、いい父を持ったものよと
しみじみ思います。
ほどほどの寝酒は、誘眠にはいいですよ。
体質にもよるでしょうが。
>>軽めの音楽とナイト酒
とは、いいご趣味でいらっしゃる。
ご通家ですね。 いよっ!!
音楽といえば、私は洋楽から邦楽、民謡からVOCALOIDまで、
幅広く聴きます。
日本人アーティストでは、平原綾香さん、奥華子さん、
小椋佳さん、谷村新司さんの歌が、特にお気に入りです。
いい日本酒、いい音楽に感謝する、今日この頃です。
- 1872 しもつけびと 2014/3/7(Fri)23:42:34
-
バックマイさん
>月曜〜木曜日までは晩酌は無し、とは、かなり意志が
いやいや、数十年に渡る職業病によるものです。
24H緊急時に於ける対応を余儀なくされた結果です。
現役を離れ、環境が変わっても、いまだに晩酌はいたしません。
代わりに、就寝前のナイト酒が唯一の楽しもかな?
今日は金曜日、安心をして今宵は酔うております。V(^^)
では お休みなさい。
- 1873 堀木環 2014/3/8(Sat)16:49:36
- どうしても中性脂肪値が下がりませんので暫く禁酒致します。と言っている矢先に妻が、薩摩焼酎の升瓶3本セットが安かったから、と嬉しそうに抱えて帰って参りました。常日頃 蒸留酒は健康酒なのだ と教育しているのが裏目に出たようです。でも折角禁酒の決心をしたので4月末ぐらいまでは頑張ってみます。次の血液検査は5/2です。オーエン宜しくお願いしマース。
- 1874 バックマイ 2014/3/8(Sat)21:7:54
-
>>1873 堀木環 さん
そうですか。健康上の理由なら仕方ないかも知れませんね。
参考になるかわかりませんが、私の体験談をひとつ。
私は、健康上の理由ではないですが、色々苦しかった時期に、
日頃信心をしているご本尊様に、8ヶ月の禁酒、あわせて1ヶ月の禁煙を
申し上げ、所願成就の御祈願をいたしました。
お酒は床下収納にしまって、開封できないようにガムテープで封印し、
煙草もライターも同様にガムテープで封印しました。
かなりつらかったですが、やり遂げた結果、諸々がうまくいきだしました。
また、禁のとけた後の煙草、お酒の美味しさは、今でも忘れられません。
禁酒、おつらいとお察ししますが、がんばってください。
努力は裏切らない、というのが私の持論です。
応援しています。
- 1875 堀木環 2014/3/9(Sun)14:19:49
-
バックマイ様
応援有り難うございました。小生、願掛けをしたこともすることもございませんが只ただ恐ろしいのは山の神様でございます。期間を定めて禁酒をするとどうしても終盤近くになると気が緩み、禁酒が謹酒になりがちです。そんな時大変恐ろしいが反面頼りになるのが山の神様です。神様御自身は全く健康そのもの、氏子からのお供え物である日本酒やワインなどをクピクピやりながら氏子をジーッと観察しておられまして、少しでも気を緩めますとたちどころに神罰が下ります。怖いので最近は極力逆らわないようにしております。今回も山の神様のお力で禁酒を全うしたいと存じます。頑張ります。
- 1876 バックマイ 2014/3/9(Sun)17:24:28
-
>>1875 堀木環 さん
こんにちは。バックマイです。
実は私自身も、山の神様にご縁があります。
山の神様は、お味方してくださるときはとても心強いと考えて
おります。
強い意志で禁酒を達成された時、堀木環さんにも大きな
ご利益を下さり、健康上の問題もいい方向に向かっていく
ことと考えます。禁酒成就をお祈り申し上げます。
私は法華経を信仰しておりますが、やはり自分で「これはいけない!!」と
思ったときは、必ずといっていいほど神罰・仏罰とおぼしき現象が起こります。
そういう時はひたすら反省申し上げ、唱題、読経にてご守護を
御祈願します。
人生、なるようにしかなりませんが、なるようになるものでもあると
考えております。
堀木環さんも、禁酒明けのお酒を楽しみになさってください。
- 1877 バックマイ 2014/3/9(Sun)17:43:1
-
>>1875 堀木環 さん
山の神様、が、もし、奥様のことをさしておられるのなら、
1876の私の書き込みは的はずれでしたね。
笑ってスルーしてください。ははは…。
さて、みなさま!!
私は真面目に書き込みしたので、馬鹿だと思わないでくださいね(笑)。
- 1879 しもつけびと 2014/3/10(Mon)17:47:24
-
>堀木環さん
昔は、『無病息災』といいましたが、現代社会は『一病息災』の時代です。
一つの病を、大事に養生しながら、心豊かに生きていく。
それが一番だと、私は思っています。
次回の検査が 良い方向に向くと良いですね。
頑張ってください。
- 1880 バックマイ 2014/3/10(Mon)21:19:53
-
>>1879 しもつけびと さん
こんにちは。
『一病息災』とはいいことをおっしゃいますね。
私も、あちこちガタガタですが、美味しいお酒、煙草を楽しみに、
うまく身体と向き合うようにしています。
人間、誰しも、身体のどこか、あるいは心のどこかに
トラブルを抱えて生きているものですよね。
私も、うまく養生をしながら、生きていくように心がけようと思います。
- 1881 しもつけびと 2014/3/10(Mon)22:15:47
-
>バックマイさん
貝原益軒 「養生訓」に曰く
『心を平らにし、気を和にす。これ身を養い、徳を養うの工夫』也。
思考して、『酒は百薬の長』『薬も過ぎれば毒となる』
何事もほどほどに、『吾唯足知』なんてね。(^^)
- 1882 しもつけびと 2014/3/10(Mon)23:11:3
-
>追伸:
くれぐれも、タバコで肺をコーティング。
お腹と口をアルコール消毒、などと言われますな。
難しいことはわかりませんが、ほどほどに!!(笑い)
この年になると、量より質。美味しいお酒をほんの少しが一番良い(酔い)ようです。
- 1883 堀木環 2014/3/11(Tue)10:9:2
-
しもつけびと様
真に有り難うございます。暫くは自虐し、より旨い酒が飲めるように努力いたします。昨夜は当家の山の神様が白ワインを前にして「私だけお神酒というのも・・・」と宣われたので氏子の私はノンアルコール麦酒でお付き合い致しました。
暫くこのような生活が続きます。ぽっかり大穴の空いた様な毎日になるとは存じますが、自分の酒人生を見つめなおすと同時にハレの日の喜びを目指して頑張ります。蔵人への万感の想いを籠めて11311東北大震災に黙祷致します。
- 1884 バックマイ 2014/3/11(Tue)17:2:23
-
謹んで、東日本大震災の犠牲・関係被害各位に哀悼、お悔やみを申し上げます。
>>1882 しもつけびと さん
今日も今日とて、一生懸命飲酒喫煙して、多額納税・愛国行動に
励んでおります(笑)。
あちこちガタガタですが、どうせ今生は夢うつつ、限られた時間を
どうやって楽しむかということで、飲酒喫煙しているのです。
まあ、嗜好品なんてそういうものですよね
(この間、この持論を父に展開したら、首をひねってましたが)。
私の場合、どうせこの先ながくはありませんので、
もう笑うしかありません。そんな状況です。宣告も受けましたし。
症状からして、飲酒喫煙は関係ないということで、やめる気はないです。
半分やけっぱちになっていますが、死ぬまで煙草とお酒を
離すことはないでしょう。
>量より質。美味しいお酒をほんの少しが一番良い
ごもっともです。その精神は大切にしなければ。
>>1883 堀木環 さん
最近のノンアルコールビールはなかなか美味しくなっているので、
しばらく試練をしのがれてください。
私のおすすめは、スーパードライのノンアルコールです。
- 1885 バックマイ 2014/3/21(Fri)15:3:31
-
いよいよ恐るべき消費増税がやってきます。
政府は増税しか能がないくせに、借金ばかりしている、
体のいい税金泥棒。
既成政党では、日本は救えない。
日本酒愛好家のために、増税中止せよ!!
- 1886 バックマイ 2014/4/1(Tue)16:45:45
-
本日から増税しましたね。
ゴールデンバットも値上がりしました。
事前に買占めした分で、当分の間、籠城ができるかなぁ??
雪の茅舎 山廃純米酒も事前に2本確保済み(笑)。
- 1887 エル・ドゥロ 2014/4/1(Tue)22:2:15
-
思うところあって、暫く日本酒を口にしないことにしました。
どうしようかなぁ、、、、、焼酎はすぐに飽きたし、モルトは危険な匂いがするし、ワインはだいぶ面倒くさいし。
悩みます。
- 1888 しもつけびと 2014/4/1(Tue)23:54:20
-
>エル・ドゥロさん
>思うところあって、暫く日本酒を口にしないことにしました。
ありゃ、ト−ンダウンですか?
お酒も色々あります。一辺倒に傾かず、その日の気分で
変えるのも、良いのではないでしょうか?
でも、書き込みだけは止めないでくださいね。
とても楽しみにしていますので!!
- 1893 堀木環 2014/4/3(Thu)15:31:48
-
ことお酒の話になると皆子供に返ったようにナイーブになってしまうんですね。
安倍某が4/1に「え?今日から消費税上がるの?」といったらどうだったで
しょうねー。さあこれからどうやって酒手をひねくりだすか山の神様とのせ
めぎあいが続きそうです。今月中は禁酒していますから良しとして。
- 1894 エル・ドゥロ 2014/4/3(Thu)22:4:46
-
>皆さま
お付き合いいただき有難うございました。
最近、クラフトビールにちょいちょい浮気してるのは本当なんですが。
日本酒もあまりこだわらずに、適当に飲みたいなぁ、と思うのですが、
いろいろ覚えちゃって舌が肥えてしまっていて。
だからこそ、スゴイ美味いがわかるところもある訳で、悪いとは思っていません。
こうなったら、美味い!!を探して呑むしかないですね!
- 1897 薬屋瓶 2014/4/7(Mon)7:52:52
-
スーパーの税込み価格の表示金額、全然変わってない。(気がする。)
どうした事か?
皺寄せが、メーカーに行ってるのでは?
と言う事は、デフレスパイラルの始まりだな。
- 1898 エル・ドゥロ 2014/4/10(Thu)22:13:55
-
消費者物価指数(コア)や名目賃金の推移、完全失業率などから推測するに、10年以上前にデフレスパイラルといえる状況が始まっていたのではないでしょうか。
個人的には歪んだ土地信仰に拠る円の価値下落が、時間をかけて是正されたという側面が大きいのではないかと考えています(当てずっぽう)。
ペラッペラの薄い財布でも、こんなメチャメチャ旨い酒が飲んでいられるので、そんなに困らないなぁ、というのが実感です。
まぁ、借金でもあればデカく膨らんでしまって、こんな悠長なことは言うてられないんでしょうが。
- 1899 薬屋瓶 2014/4/11(Fri)7:32:52
-
まあ、バブル弾けてから、ず〜っと低迷状態では有りますね。
途中で、色々な内閣が、脱却とか、○○景気とか言ってたが、庶民は全然実感が無かったもんね。四半世紀は家計の暗黒期は続いてましたね。それが当たり前だったのだとも思う様になったし。
実は、暗黒の様に思ってたのも、マスコミ各社によって、普通の生活として煌びやかな世界を見させられ続けていたからじゃ無いのかなあ。
また、最近とみに思います。通信(PC、携帯、スマホ、タブレット等)しなかったら、どんだけ贅沢出来たかとも。
- 1900 バックマイ 2014/4/17(Thu)16:21:58
-
口コミを拝見していて、参入されたPN『ザ ファンクス』さん
よろしければ、お返事ください。
わたくし、ファンクスの大ファンです!!
ドリーファンクジュニアの、ダブルアーム・スープレックスは完璧!!
宿敵アブドーラ・ザ・ブッチャーや、ファンクス門下の西村修、
クリスチャン(現WWE)も、お気に入りの選手です。
みなさま、コテコテのプロレストーク、すんませんね〜(笑)。
- 1901 x 2014/4/23(Wed)23:3:49
-
バブル後ヤフーやソフトバンク、ファーストリテイリング、gool
なんかでかなりもうかったけどapplだけよう取らんかった
黒龍江電力でもかなりもうかりましたけど
世間不景気て言ってましたんね、皆さんかなりアホなんですかね
ジョブス、カリスマ経営者てマスコミで持ち上げてたけど
ウォークマンの偽物作つたころから買ってたら大もうけなんですけど
美味しい酒飲むのあきらめて昔の日本人みたいに粗食して
子孫にお金のこした方がいいですかね
- 1903 エル・ドゥロ 2014/5/1(Thu)22:7:48
-
GW前半、信州に行ってきました。
まだ雪多く残る山を背景に、様々な桜が咲く様や散る様は、美しかったです。
佐久周辺は本当に酒蔵がたくさん在り、道行くだけで、蔵やアンテナショップを多々目にしました。
フラフラっと入ってしまえたらよかった(のかどうか)んですが、閉まってました。
それでもわけもなくワクワクしてしまいました。
道の看板に惹かれ、小海の清水屋酒店さんに寄りました。
県内外の酒の充実ぶりやバランスが素晴らしかったです。
銘柄数は一定に絞りつつも、県内広域をカバー、銘柄ごとの種類が豊富。
冷蔵庫に余裕がない状態で訪問したので、悶々とするはめに(苦笑。
購入した豊賀の純大直汲みを開けるのが楽しみです。
- 1904 バックマイ 2014/5/9(Fri)22:58:45
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私は普段、ゴールデンバットを喫っています。
たまの贅沢に、和モクではショートピース、ショートホープ。
洋モクでは赤ラーク、JPS、ラッキーストライク。
そんな私が・・・。
先日、葉巻デビューしました!!
いわゆる細巻きのシガリロで、『ブラックストーン チェリー フィルター』
というものです。
20本で540円。シガレットよりだいぶ高いですが、葉巻では安い方。
しかし、これが、美味しいのなんの!!
葉巻は天使の味、と知人から聞いたことがありますが、まさに
その通りでした。
- 1905 薬屋瓶 2014/5/12(Mon)7:55:3
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バックマイさん、私は、煙草が吸えないので(嫌煙家では有りません)、良く知らないのですが、煙草は事有る毎の増税の所為でどんどん価格が上がってると思いますが、葉巻とか、パイプ用の葉とかは、どんな状況になってるんでしょうか。知らない世界なので、チョット気になってしまいました。
私は最近、パンが美味しく感じていて(どこのパン屋さんも技術が向上してきた所為なんでしょうね。日本酒みたいに。)、ついついワインを呑んで、日本酒が疎かになりがちです。ところが、ワインは全然知識が無いもんで、スーパーで適当に安価な物(高いの買って、失敗したくないんで。)を買って呑んでます。
でも、最初は、「おおっ」と思ってましたが、段々舌が肥えてきますね。
とは言え、全然適当な入門書も見つからず、相変わらず五里霧中状態です。
どなたか、ご教示頂けたら、幸いです。
ただ、そこそこで、良いです。この世界は、日本酒よりも、ずっと世界が広そうなので。なんせ、世界が相手ですから。嵌ったら、致命的な気がしますし、家の財政が傾きそうですから。
- 1906 なぞとき 2014/5/13(Tue)1:11:33 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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ワインに関して
購入して飲もうと思うワインの価格については、店頭でいろいろ見比べて決めてみたり、その時の懐具合で決めてみたりと、いずれにせよ、相対的にこのくらいの値段だったら、まあいいか、と決めることが多いように思います。
ワインの絶対的な値段について考察、あるいは、検討している書籍がないことが問題です。
ちょっと考えてみましょう。
ワイン1本(750ml)を作るのに、いったいブドウは何キログラム必要なのでしょうか。
これさえわかれば、ワイン1本の原価がわかるわけですから、酒屋さんの店頭での小売価格も、何となくわかる道理です。
ものすごくむつかしそうですが、実は簡単です。
1キロのブドウを絞れば、800グラムのブドウ果汁がとれます。差の200グラムは、皮や種などの、いわゆるカスです。
重量で800グラムは、容量に直せば、比重との関係ですが、大体750ml位になるわけで、つまり、ワイン1本分です。
つまり、ワイン1本作るのに、ブドウが最低でも1キロ必要ということが分かったわけで、これでワインの原価が計算できます。
では、ブドウ1キロというのは、日本ではいくらでしょうか。
答えは、大体1キロ300円です。
で、1キロ300円のブドウを使ってワインを仕込み、酒屋の店頭に並べるとなると、税金も含めて考えると、8倍から10倍くらいに小売価格はなりそうですね。
つまり、2400円から3000円です。
日本で収穫されたブドウを原料に使った、日本製のワインはざっと3000円というわけです。結構高いです。
外国ではどうでしょうか。
フランスでは、1キロ100円くらいです。ワインにしたら、1000円くらい。
チリ、アルゼンチンでは、1キロ10円くらいですから、ワインに製品化しても100円です。
運賃は、フランスからだと、1本600円、チリ、アルゼンチンからだと、ちょっと遠いので、700円として計算すると、フランスのワインは1600円、チリ、アルゼンチンは、800円ということになります。
つまり、フランスはじめ、ヨーロッパのワインなら2000円くらい、
チリ、アルゼンチンの南米のワインなら、1000円くらいというのが妥当な価格ということです。
日本製は高いのです。
- 1907 薬屋瓶 2014/5/13(Tue)8:0:50
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なぞときさん、有難う御座います。
なんとなくそんな気がしながらいた事が、はっきりしました。
後、難しいのは、お店の管理体制の判別ですね。凄く影響するのは解ってますが、見た目では解り難い。
日本製の2000円程度のワインをスーパーで買ったら、所謂「酢」になってた。
古かったのかなと思いながらも、ショックでした。
刑事コロンボの名作の様な、ちょっとした温度管理で出る味の違いなんて解る舌は持ってませんが、明らかに、変質してたり、不味いのは辛いです。
お店に付き返せる様な、知識も説得力も無いので、泣き寝入りですね。
スーパーで買わなきゃ良いんですが(日本酒の場合はスーパーで買う事は、普通しません。)、キチンと管理しているワイン専門店は、敷居が高いです。
知識が無いので「お化け」になっていて、怖いわけです。
こじゃれた雑誌などに、ワインの入門みたいな記事が有ったりしますが、なんか色々とバイアスが掛かっていそうで、煙たいです。
まあ、それを言ってたら、きりが無いのですが。
勝手にしなと、突き放されそうでも有りますが。
エキスパートの方々の為の、ワイン案内は有りそうですが、比較的どこでも買えるワイン(これ重要な事です)を紹介している入門者(専門家にはなろうと思いません)の為の案内が有ると良いですね。
- 1908 なぞとき 2014/5/13(Tue)11:17:56
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酒の知識について
私たちは小学、中学、高校と、そしてさらに、大学や専門学校までも通って、勉強してきています。
英語、数学、国語、社会、理科などは、体系的というか、段階をおって、深化するように勉強してきています。
また、美術や音楽などは、テレビや、iPodなど小さい頃から、そういうものに取り囲まれた生活をしてきていますから、完璧に「ネイティブ」であって、学校での授業は、ピント外れと感じることもあります。
体育についても、同じようなことが言えます。
ところが、酒の知識に関しては、そうはいきません。
なぜなら、そのころ私たちは、未成年だからです。
未成年にとって、飲酒は禁止されています。
学生時代に、「禁止されているなんてこと」は、とんでもないことで、話題として、口にすることすらはばかられるのに、飲み物として、口にしようものなら、退学の処分を覚悟して・・・というのは、当たり前です。
同じことが、セックス、エッチ、とうか、性教育にも言えますが、これはまだある意味敷居が低い。というのは、結婚は16歳になればできるからね。
酒教育も性教育も、快楽という結果があったりするのですが、酒造とか風俗としてだと、また管轄する役所が手ごわいところときている。
それぞれ、税務署と警察署で、この「署」が煙たいよね。
酒も性も、本来は科学的、あるいは学問的に、しっかりと追及しなければいけない分野なんだけど、君子危うきに近寄らずということで、優秀な頭脳はもっとノーベル賞がもらえそうな分野に行っちゃう。
奇跡的に、パスツールがいてくれて、酒に関して、多くの実績があるけどね。
いずれにしても、きちんと科学として教えられていないから、雰囲気で「これはよさそうだ」という雑誌やキャッチコピーなどの雑多な知識ともいえないようなものを頭に詰め込んで、対処することになる。
その中から、「通」といわれる、知ったかぶりが大きな顔をするというのがパターンでしょうか。
いっぺんには書けないので、おいおいかきます。
- 1909 つきとも 2014/5/13(Tue)21:38:10
- なるほど、「日本酒は自分が美味しいと思うものを自分が美味しいと思うように飲めばいいんだよ。でもお勧めあったら教えて」という人ばかりが周りにいる私はある意味幸せなんだと感じました。
- 1910 バックマイ 2014/5/14(Wed)1:3:49
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>>1905 薬屋瓶 さん
>葉巻とか、パイプ用の葉とかは、どんな状況になってるんでしょうか。
とのご質問ですが、私なりにお答えします。
紙巻にしろ、パイプ葉にしろ、葉巻の葉にしろ、農家は安定供給のため
努力していますが、ご承知のように増税が国策となってしまった以上、
値段の据え置きは厳しいというのが現状です。
ある試算によれば、煙草の値段の60〜70%は税金が占めているらしく、
近年の健康志向の増加も相まって喫煙者の絶対数が減少しているので、
煙草の企業組織、ないし農家も、泣く泣く値上げに追随したというのが
本音でしょう。
JTも、増税前に大幅な工場縮小と人員削減を断行しましたし。
日本に限ったことですが、JTは国内他企業を参入させない(所謂独占・寡占)
代わりに、煙草農家の煙草葉を全量買い上げるシステムを取っています。
これまで200円だったゴールデンバットが210円、410円だったJPSが420円、
440円だったラッキーストライクが460円というように、全体的に10円ないし
20円程度の値上げになっています。
もっとも、20本で1000円という最高級煙草、『ザ・ピース』は据え置きですが。
10円、20円の増税でも、毎日喫う煙草ですから、出費はバカになりません。
このまま消費税が10%になれば、日本酒愛好家・愛煙家の中でも、
節酒・節煙・禁酒・禁煙が増加するかもしれません。
そうなれば、飲酒文化・喫煙文化そのものの衰退を招きかねません。
政見の話になりますが、私はかねてから増税に反対しています。
政党助成金・政府雑費などを差し引けば、増税の必要はないと考えております。
ざっと見て、消費増税中止ないし撤廃を主張しているのは、日本共産党・
幸福実現党・維新政党新風ぐらいしかなく、民主・自民・公明の主要3党が
増税に賛成したことに、動揺を覚えました。
つまるところ、増税は国民への搾取です。
みなさま!!
私見につき、スレッド荒れを防ぐため、異論・反論はご遠慮ください。
ご意見は、わたくし、バックマイ宛てでお寄せ下さい。
それでは。
- 1911 なぞとき 2014/5/15(Thu)12:20:39 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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酒の原理
アルコール発酵とは
酵母の発酵によって、糖分がアルコールと二酸化炭素(CO2)に分解される。
糖分濃度の半分の濃度のアルコールができる。
ということである。
前半の事柄は誰でも知っていることだが、後半の事実を知る人は少ない。
具体的には、糖分が24%なら、12%のアルコールができるということだ。
ブドウ果汁の糖分濃度が24%なら、アルコール濃度が12%のワインができる。
ちなみに、ここでいう糖分とは単糖類か二糖類のことで、すなわちブドウ糖とか果糖、あるいはショ糖でなければならない。
デンプンは多糖類であって、このままでは酵母は発酵することができない。糖化酵素が必要になる。
この糖化酵素として、西洋では麦芽が、東洋では麹が使われることが多い。この違いは風土条件によるのだが、改めて触れる機会があると思う。
つまり麹菌などの働きで、多糖類であるデンプンが、二糖類か単糖類に分解されないかぎり、酵母の出番はないわけだ。
要するに、酵母の種類、たとえば協会7号とか、9号などだけが、味に作用するのではない。
その前の段階で、麹菌が、多糖類をどのように分解し、その時のどんな物質を並行して生み出しており、それが味と香りにどんな影響を与えているか、ということも実は考えなければならないことなのである。
脱線したが、糖分濃度が10%なら、5%のアルコール濃度になるし、糖分濃度が30%なら、15度の酒になることが重要で、ここを覚えておいてほしい。
数字的には、もっと細かい値になるのだが、実用的には「半分の濃度」ということで十分であるし、それが重量濃度であるとか、容量濃度であるとかは、本質的な問題ではない。
さて、白ワインの標準アルコール濃度は12%程度だが、これを実現するためには、ブドウの糖分濃度は24%が必要であることは、上記の説明によりわかってもらえると思うが、この24%の糖度のブドウというのは、実は猛烈に甘いのだ。
私たちにおなじみなのは、デラウエアだが、「甘いなあ」と感じる時でも、その糖度濃度は20%くらいだ。
巨峰あたりだと、18%くらいというのが普通で、甘いスイカなら、12%くらいの糖分濃度なのだ。
他の果物を見渡しても、ブドウの糖分濃度を超えるものは、まずない。
ブドウというのは、奇跡の果物といってよいね。
- 1913 なぞとき 2014/5/15(Thu)17:6:2 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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管理人さん、ありがとうございます。
では、調子に乗って書かせていただくことにします。
実は書きたいことはいっぱいあるのですが、書き出すと理屈っぽくなるので、ちょっと窮屈かなと心配するところではあるのです。
といっても、理屈が通っていないと、理論として成り立たないし、悩ましいです。
ちょっと前に書きましたが、私たちは酒のことを正しく学んでいないことがそもそもの始まりです。
何も知らない、まっさらな状態の時には、「この情報は正しい」、あるいは、「この情報は正しくない」、と判断する根拠がないわけで、だったら、大人しくしていればいいのですが、そうもいかない。
二十を超えた立派な大人なんだと、やまかんやら、雰囲気で、自分勝手に知識や情報を取捨選択することになってしまうのです。
そうして積み重ねた、理由(わけ)のわからない、はやりの言葉でいうと、脆弱な根拠をもとに、次なる情報を取り入れる。
「誤解の泥沼」になってしまう可能性は否定できないし、そこが問題だと思っています。
最初の段階での、正しく判断するための基準の設定が必要と感じています。
頑張りますので、辛抱強くお付き合いください。では、よろしく。
- 1914 なぞとき 2014/5/16(Fri)14:19:17 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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日本酒の価格について
酵母の発酵によって、糖分がアルコールと二酸化炭素(CO2)に分解され、その時に糖分濃度の半分の濃度のアルコールができる。
これは前回も書いたが、酒の原理であって、確実に覚えてほしいことだ。すべての思考の出発点になる。
わからなくなったら、この原理に立ち戻って考えればいい。
ところで、日本酒だが、基本の原料は、米と水だ。酵母やら、麹菌などももちろん必要だが、量的にはあんまり考えなくてもいいだろう。
デンプン濃度は、米と水の重量によって決まる。麹菌によるデンプン糖化の働きに無駄がないとして、デンプン濃度はすなわち糖分濃度であると考えると、15%の酒精濃度の日本酒を醸すために、糖分濃度30%が必要だが。
1キロの米を、2リットルつまり2キロの水の中に投入すれば、デンプン濃度は33.3%になる勘定で、これなら16%程度のアルコールの日本酒になるはず。
量的には、醸造段階で多少のロスがでて、少なくなるし、絞って酒かすを取りのぞいたりするとすれば、大雑把な計算だが、1キロの米からは、日本酒が1.8リットル、つまり1本できるとして良さそうだ。
とすると、1キロの米の価格は、300円程度とすれば、ワインの時と同じように計算して、2400円から3000円というのが日本酒1.8リットル1升1本の価格として出る。
平均的な、しかも大雑把ということで、こんな価格で酒1本を考えていいと私は思う。
もちろん実際の酒造の工程には精米という段階があり、玄米がそのまま使われることはないので、精米歩合を50%とすれば、原料米は2キロ必要となる計算で、原価は倍に増える。
原価が倍になっているからと言って、製品価格が倍になるわけではない。
というのも、最初の段階で米を2倍使うだけで、あとの工程はすべて同じであり、税金も容量と度数が同じなら変わらないから、最初に余分に使った米の値段を足せば済む。
2400円なら2700円ということになるし、3000円なら3300円だ。
精米歩合を50%としてもこんなもんだし、普通はそこまで削らない。まあ、結局1升1本3000円前後で考えればいいと思う。
これは素性の明確な日本産の米を使った場合の話で、輸入の米や、加工用の米の粉、などを使えば、この価格よりもっと安くなる。
- 1915 momo 2014/5/18(Sun)21:3:57
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獺祭すごい人気ですね、たくさんつくってるのに酒屋に置いてない
テレビで放送したからなんでしょうね。
ユニクロの社長が祝いごとに使うてるそうな
当サイトでわだいぶ前から人気品でしたけど
なんか前より味悪くなってないですか?
- 1916 なぞとき 2014/5/19(Mon)1:9:33 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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味覚の感度について (5月19日号)
ブドウ1キロから750mlのワインが1本でき、米1キロから1800mlの日本酒が1本できることは理解してもらえたと思う。
このことから、ワインにしても日本酒にしても、それぞれの産地での原価などを勘案すれば、妥当な販売価格を類推できるようになったわけで、店頭での比較の基準になるだろう。
販売価格がこれより高いならば、稀少価値とかうまいあるいは品質などの評判とかの付加価値によると考えられる。
逆ならば、知名度が低いのかもしれないし、まさしく「通」の目の利かせどころとなる。
吟味した原材料を使って、良心的な酒蔵が、なるべき結果を求めて丹精込めて醸造したものならば、その味の違いによる好き好きは、飲む側の味に対する好みの傾向と、舌による味覚の感度の問題である。
特に、忘れがちなのは、後者の「舌による味覚の感度」のことである。
私は67才で、目は老眼である。遠近両用のメガネのお世話になっている。視力であらわされる目の「感度」が鈍くなっているということなのだろう。
目程気にかけないが、聴覚も味覚も、実は衰えているのだろうと思う。
大きな声でないと聞こえにくい気がするし、話す声も依然比べると大きな声を出しているようで、内緒話ができなくなったと思う。
大きな音なら聞こえて、大きい字なら判読することができるという事態なら、味だって大きな味でないと読めたり、聞こえたりしないのではないか。すなわち、濃い味でないと感じない。
逆に若い人は、目もいいし、耳もいい。舌だって、いいだろう。
感度がいいはずだ。敏感だから、薄い味でも感じるのではないか。
つまり、飲む酒は同じものでも、飲み手の年齢による感度の差で、味の印象は異なっているはずだといいたいのだが・・・。
呑んだけど、うまくなかったというのは、その酒の責任ではなく、飲む側の感度の問題かもしれないと考えなきゃね。
付け加えると、私は、匂いに関しては全く感じなくなってしまった。
秋になると、きんもくせいがすごく香るのを覚えているのだが、それももう十年以上昔の記憶の中での話だ。
- 1917 エル・ドゥロ 2014/5/20(Tue)21:41:16
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>なぞときさん
ハイ!先生。
製造原価には材料費のみならず労役費やその他経費があります。
日本酒はワインより複雑な工程を経て製品化されるため、多くの燃料や設備(減価償却が終わっている場合が殆どだとは思いますが)などなどの条件があまりにも異なりすぎるのではないか、と思います。
そのあたりはいかがでしょうか!?
- 1918 なぞとき 2014/5/21(Wed)0:21:7 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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設備が使い回せるかどうかについて (5月21日号)
糖化酵素としては、日本酒では麹菌が、ビールなどでは麦芽が使われているわけですが、日本酒やビールでは、その分製造工程が複雑になり、コストを押し上げる要因になることはもちろんです。
ワインはブドウ果実中の、単糖類であるブドウ糖ないしは果糖が原料ですから、果実を絞りさえすれば、ただちに酵母によって発酵が始まります。1週間もすれば、発酵は完了するくらい、あっけないものです。
といってもこれでワインが完成というわけにはいかないのですが。澱を沈殿させるなどの、製品化への工程が必要で、少なくとも1か月程度はタンクを占領します。
工程としてはきわめて単純で、コストなんか掛かりようがないじゃないかと思えます。
が、ブドウは果物で、しかも、皮が軟らかく、移動・運搬や集積・保存が難しいという特長があります。
つまり、秋に完熟したブドウは、収穫したその地域で、その収穫した全部の量を発酵タンクに入れて、発酵させなくてはなりません。
品種などの違いを考慮しても、一つの地域で発酵設備は一年に一度だけしか使えないのです。
ワインに関しては、すべての設備が一年に一度しか使えないのです。
それに対して、日本酒は原料が、移動・運搬・集積・保存はきわめて容易であるコメです。
収穫したときに、その全量を仕込む必要はありません。
需要に応じて、必要な量を発酵させればよく、日本酒の基本的な一工程は約2か月ですから、その気になれば、一年間に6回は酒造設備を使い回すことができます。
これは減価償却の面で、非常に有利なことです。
ワインにせよ、日本酒にせよ、私がした計算は正確かつ精確とは言えないかもしれないのですが、必要な原料価格から出発して、妥当な製品価格を類推してみるというのは、無益なことではないと思います。
また、コメというのは移動・運搬・集積・保存が簡単であり、さらに、水もタンクローリーで運ぶことができるとなれば、消費地のすぐ近くで、評判のいいうまいコメとうまい水を使って、日本酒を醸すというのが、コスト的にいいのかなという気がします。
地酒というのは、何だろうという気になりますが。
- 1919 猫 2014/5/22(Thu)10:50:36
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なぞときさん、
>コメというのは移動・運搬・集積・保存が簡単であり、さらに、水もタンクローリーで運ぶことができるとなれば、消費地のすぐ近くで、評判のいいうまいコメとうまい水を使って、日本酒を醸すというのが、コスト的にいいのかなという気がします。
>地酒というのは、何だろうという気になりますが。
まさに"九平次"で有名な萬乗醸造がやっている事ですね。蔵の水を使うのは別銘柄の「酒望子」だけと聞いています。
ところで、ワイン酵母はアルコール濃度13〜14%あたりで死滅してしまい発酵をやめてしまう、日本酒で使われている酵母も昭和初期は弱かったのを改良して醗酵力が強くなり、アルコール度数の高い日本酒を醸すことが出来るようになったと聞いた事があるのですが、『糖分濃度の半分の濃度のアルコールができる』という法則(?)は当てはまるのでしょうか?
- 1920 なぞとき 2014/5/22(Thu)23:20:15 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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行われていることには、理由があることについて(5月22日号)
白ワインは12%くらい、赤ワインは13%くらいのアルコール濃度が普通です。糖分濃度であれば、その倍の24%と26%ということになります。
このあたりの糖分濃度が、酵母が生きていける上限で、耐糖酵母といわれる糖分に強い種類のものでも30%を超えることはできないと思います。
限界に近い当たりの数字の考察は、それなりに厳密な数値を基準に考えていく必要があると思いますが、原理的なことは共通です。
日本酒の場合は、麹菌がデンプンを分解して糖分にしたとたんに、酵母がそのごくわずかの糖分を片っ端からアルコールに変えていきます。
つまり、タンクの中は、デンプンかアルコールがほとんどで、糖分はあまりない状態といっていいはずです。
日本酒の酵母は耐糖性よりも、耐アルコール性が強いことが重要だと思います。
アルコールというのは、酵母にとっては老廃物ですから、濃度が高ければ、参ってしまうのは当然です。
ワインの場合は、最初から糖分濃度が高い状態なので、耐糖性が耐アルコール性よりも優先されるはずです。
ワインにせよ、日本酒にせよ、酵母によるアルコール発酵の原理は同じで、数字的な原理についてももちろんですが、その実際の生産方式にもっとも適合したスペックの酵母が使われるということです。
環境というか、初期条件に応じた、あるいはそれにふさわしい酵母を選択しなければ、最終的に最高な結果を得られないわけですが、原理は変わりません。
酒つくりに関して、「濃度」というのは非常に重要な要素で、常に頭の中に置いておくことが必要だと思っています。
日本酒において、精米する目的の一つは、デンプン濃度を高めるためです。
コメ粒の外側はデンプン以外のたんぱく質などが多いため、ぬかとして取り除けば、たんぱく質が好きな微生物は寄ってこないと考えることが出来ます。
発酵の成功の確率が高まり、うまい酒に近づくわけです。
通常酒つくりのタンクは解放発酵で、無防備です。必要な洗浄等の作業は当然なされているわけですが、目に見えない微生物を相手に、経験だけで精緻な工程を完成させた先人には、頭が下がるとしかいいようがありません。
- 1921 猫 2014/5/23(Fri)12:25:11
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なぞときさん、
日本酒酵母がアルコール耐性を高めてきた事は知っていましたが、ワイン酵母が糖分耐性に問題があるとは知りませんでした。
と言うか、なぞときさんのお話からすると、日本酒酵母も糖分耐性に問題があるとしても日本酒を醸造するには大した障害にならないのですね。
再度になりますが・・・『糖分濃度の半分の濃度のアルコールができる』という法則(?)に関して聞きたいのです。
何故にしつこく? と思われるでしょう。
ある蔵のブログなどで知ったことです。例えばパック酒のような安価なお酒を造る場合、アルコール耐性を高めた酵母でどんどん発酵させアルコール度数を上げに上げ、増量目的も兼ねて適度なアルコール度数まで加水します。水っぽくなった味覚調整は糖類・酸味料で調整して完成させると。
この話からすると法則は当てはまらないのか、この話自体が間違っているのか・・・?
蛇足ですが、さらにパック酒を安くする為、アル添のアルコールはさとうきびの搾りカスを買い付けて原料にするとか。
"「十四代 本丸 秘伝 玉返し」って焼酎のアルコール使ってるんだよぉー(ありえん)"なんて話しているのを聞いたことがありますが、それってすごく良心的なことなんだけどと思ったり。
- 1922 エル・ドゥロ 2014/5/23(Fri)15:53:22
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>なぞときさん
ご回答ありがとうございます。
確かに、仰る通りです。
が、ワインの場合は搾汁設備と発酵槽があればいいので、設備が非常に少なく、利用率を考慮しても製造コストは低いと推測されます。
原価については様々な角度があり、一概には言えないという理解です。
>猫さん
ワイン酵母もかなりのアルコール耐性で17度くらいのワイン酵母SAKEがありますね。
単発酵のワイン酵母は並行複発酵の清酒酵母と要件が異なり、濃糖圧迫への耐性が強いものが淘汰あるいは選択的に用いられてきたため、19度20度ほどはいかないようですが。
「糖分濃度の半分の濃度のアルコールができる」は、化学的に、単糖の分子量とアルコールの分子量から出てくる法則です。
逆に言うと、「アルコール」を造るのには重量比2倍量の「糖」が必要である、ということです。
ワインも残糖の調整でアルコール収量が変わりますし、清酒はもっと顕著に酒化率の調整ができます。簡単に言うと、粕歩合が高く酒度が低いものは投下した糖がアルコールにならず糖質のままなので、アルコール収量は少ないです。
ローコスト酒は「投下した糖を如何に残さずアルコールに変えるか」なのです。
蛇足ですが、醸造アルコールの主原料はバガスではなくモラセスです(←ナゾナゾみたいですね、謎ときは晩酌の後で)。
↑
ということで良かったでしょうか。なぞとき先生!?
↑
- 1923 なぞとき 2014/5/23(Fri)17:41:52 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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アルコール発酵の原理について (5月23日号)
アルコール発酵の化学式は次のようです。
C6H12O6 → 2C2H5OH + 2CO2)
「1分子の糖類が、それぞれ2分子のアルコールと二酸化炭素に分解される」というもので、一般的な表現は「1モルの糖分が分解されて、それぞれ2モルのアルコールと二酸化炭素ができる」です。
モルを使うと、現実の重量として計算できるので、話が早いのですが、1分子と言おうが、1モルと言おうが、比を表していることには変わりありません。
ただし、これは化学的な変化を意味するもので、このままの形で酵母が糖分に作用してアルコールができるというものではありません。
つまり、酵母菌の生物としての働きは、現実にはもっと複雑なようですから、その時のアルコール以外の生成物の量や作用、あるいは量的な誤差などに配慮が必要だということです。
それはともかく、この式に、C=12、O=16、H=1という原子量を当てはめて計算すると、
糖分 C6H12O6 12×6+1×12+16×6=180
アルコール C2H5OH 12×2+1×5+16+1=46
二酸化炭素 CO2 12+16×2=44
となります。
アルコールと二酸化炭素は係数が2ですから、2倍して考えます。
180グラムの糖分があれば、92グラムのアルコールと88グラムの二酸化炭素ができます。
92グラムは180グラムの約半分ですから、重量%として表現すれば、「糖分濃度の半分のアルコールができている」わけです。
これがアルコール発酵の原理で、酒のことを考える時には、常に念頭に置いて考えることが必要だと思っています。
そのうえで、酵母のそれぞれの特性を利用して、ワインが作られたり、日本酒が、そして、ビールが作られたりしているということです。
醸造用アルコールの原料に関しては、私は次のような可能性を考えています。
精米するとぬかができますが、はじめは赤ぬかで不純物が多いものですが、その次は白ぬかで、デンプンの割合が多いものになります。
この良質な白ぬかは捨てずに発酵させて、さらに蒸留して、不純物を取り除けば、米から作ったアルコールというわけです。
これを醸造用アルコールとして添加しても、純米といえます。
- 1924 なぞとき 2014/5/23(Fri)23:21:3 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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化学式に紛らわしいもの閉じかっこがついてしまいました。あらためて書き直します。
次の式が正しいものです。
C6H12O6 → 2C2H5OH + 2CO2
また、先頭の文字はCです。続く6とくっついてOと読めますが、Cなのです。お気を付けください。
- 1925 なぞとき 2014/5/23(Fri)23:54:52 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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書き込み1923の最後の部分、
これを醸造用アルコールとして添加しても、純米といえます。
となっていますが、字数が1000字を超えてしまって、投稿が出来なくて、字数を削っていて、こうなってしまったのですが、
これを醸造用アルコールとして添加しても、純米といえちゃいますね。
というのが、私の気分です。
否定でも肯定でもない、妙な中途半端な気分というのが、醸造用アルコールの感想です。
さらに、これに関連して言えば、日本酒は最終段階で、火入れをして、完成となります。この火入れの目的は、酵母を死滅させ、これ以上発酵を進ませないためです。
酵母を死滅させるには、別な方法があって、それがアルコール濃度を高くすることです。
許される上限までアルコールを添加しなくても、酵母を死滅させることは可能で、この方法をとれば、火入れをしていないので、「生」、つまり生酒になります。
貯蔵酒の正確な定義を知らないので、大きな声では言えないのですが、収穫年の12月に醸造して、翌年の1月か2月に出荷すれば、「生貯蔵酒」になるのかなと思ったりします。
工程的には、「並」ですけどね。つまり、並貯蔵酒。
醸造用アルコールには、別な働きもあります。
日本酒の一般的なアルコール濃度は15%ですが、これに15%の濃度の醸造用アルコールを添加したと考えてください。
これは、15%の酒を15%のアルコールで割ったということです。アルコールの濃度は15%でそのまま変化はしません。
ところが、元の酒の「米くささ」はアルコールを添加した分だけ、薄くなります。つまり、「淡麗」になります。
元の酒にあった、米の芳醇さは薄まって、淡麗に仕上がるというわけです。
- 1926 猫 2014/5/24(Sat)9:36:46
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エル・ドゥロさん、なぞときさん、
なるほど、わかりました。
エル・ドゥロさん、
さとうきびの搾りカスの意味するところは2番搾り以降の安価な原料ということです。
- 1927 なぞとき 2014/5/24(Sat)14:38:14 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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蒸留の意味について(5月24日号)
蒸留の目的は、次の三つくらいになります。
.▲襯魁璽襪稜蚕
◆”塒彑分の除去
固体成分の除去
↓をするから、,箸覆襪箸いΔ海箸もしれませんが、元になる混合物の成分の沸点の違いを利用して、選び分けるということです。
これこそが蒸留の真髄であって、まさしくスピリットなのです。
一般的に「分溜」と言いますが、一番イメージが沸くのは、原油の精製塔でしょうか。
その現場をほとんどの人は見たことはないはずですが、もちろん私も見たことはありませんが、原油を沸点の違いで分溜し、ガソリン、ナフサ、軽油、重油、アスファルトを精製するなんてことは、すぐ納得できます。
日本酒を蒸留すれば、米焼酎になるわけですが、飲んでうまい酒なら蒸留する必要はありません。そのまま飲んでしまう方が賢いです。
そのままで飲めないようなまずい酒というのは、その中にまずい成分が含まれているわけで、それを取り除きさえすれば、おいしく飲めるのではないか?というのが、ひと手間かける動機でしょう。
では、その手間が困難であればあるほど、技術者魂に火がついて、やってやるぞということになると思います。
そういう意味で、日本酒というのはよっぽどのものでない限りうまいもので、そのまま飲むのに適していることは、日本酒と米焼酎の製品の割合を見れば理解できます。
麦とかそばは、焼酎にした方がうまいのでしょうね。というか、そのままではきっと癖がありすぎて、うまくないのでしょう。
麦に関しては、醸造酒としてはビールがあるのですが、蒸留酒としてのウイスキーの原料とは言えない気がします。
つまり、ウイスキーの原料としての、アルコール度数が12・3%の大麦あるいは小麦の醸造酒というものが見当たらないということが、私には気になるところではあります。
ないということは、もしあれば、よっぽどまずいんだろうね。へそ曲りの私としては、ぜひとも飲んでみたいものです。
- 1928 管理人 2014/5/25(Sun)0:48:40
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なぞときさんのお話を拝見していたら、
コーラでお酒作ったら美味しいかも?と思いました。
で、コーラの糖分濃度を調べたら、たぶん12%くらいでした。
で、「コーラ 発酵」で検索したら。。やっぱりいました!作った人。
ただ、それらの記事では特に美味しいとは書いてなかったです。
コーラを半分くらいまで煮詰めてから発酵させるほうが良い?
もっと酸味のあるジュースの方が合う?
酵母との相性もあるのかも?
おいしいお酒には要素として何が必要なのかな。。などと考えてしまいました。
なぞときさん、色々と勉強になります。
醸造は謎が多いですね。謎ときは晩酌の後で(←エル・ドゥロさん、いただきました)
- 1929 だれだろう 2014/5/25(Sun)1:43:54
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コーラは思いつきませんでしたが、いろんなものから酒は造ることが出来ます。
砂糖水から作るのが、一番簡単でしょう。砂糖は二糖類ですから、酵母のエサになります。パン用の乾燥酵母を、24%の濃度の砂糖水に適当に放り込めば、2・3日で、12%の酒になるはずです。
砂糖では色っぽくないので、はちみつを使えば、いわゆるミードになります。
はちみつは、花のバリエーションが豊富ですから、違いを味わうことが出来ますし、通年簡単に手に入るので、実験にはもってこいです。
その次は、果実ということになりますが、今使いやすいのは、グレープフルーツでしょうか。
糖度は11%くらいですから、補糖が必要です。糖分はある程度高くないと、雑菌に侵される可能性が高くなります。
ここまで来ると、糖度計がほしくなってきますね。
なければ、ヤマ勘でやりましょう。搾った果汁の重量を計って、糖度は11%と仮定して計算して、砂糖の量を割り出しましょう。
かんきつ類は、酸が豊富ですから、雑菌におかされる可能性が低くなります。
グレープフルーツの実が入っている袋、何というんでしょうか、全体の黄色い皮ではない奴ですが、それは特有の苦みがあります。
これを入れたものと、入れないものと、比較するのも面白いかもしれませんね。
ビールのホップと同じような働きをするかもしれません。
ただし、グレープフルーツの外側の皮には、防かび剤がスプレーされていますから、入れてはいけません。
皮をむくと、リモネンが噴出してきて、手にべったりつきますが、その時に防かび剤も一緒に手につきます。リモネンの方は害はないでしょうが、手はよく洗ってください。油断すると、手が荒れて、湿疹ができます。
デラウェアが出てきたら、ワインが作れそうですね。
ものの本に、紙パックのグレープジュースでできると書いてありましたが、砂糖以外の合成甘味料が使ってあるようで、発酵が完了しているのに、甘いままでした。
という具合に、経験すると、酒のことがよくわかります。
アマチュア無線免許のように、アマチュア醸造免許というような制度ができるといいと思います。
自分の分だけはいいけど販売はダメでいいし、更新ごとに免許料を払ってもいいし、作った量に応じて酒造税を納めてもいい。
- 1932 なぞとき 2014/5/28(Wed)16:49:48 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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文化の根底にあるものについて (5月28日号)
そろそろ梅雨の季節ですね。沖縄などではもうとっくに梅雨入りしているわけですが。
梅雨前線(季節によって呼び名が変わりますが)の行ったり来たりで、本州を中心とする日本列島の気象は大きく変わるのですが、人々は日本の気候風土は高温多湿だと認識しています。もちろん私もそう思っています。
これに対し、ドイツ、フランス、イギリスなどは冷凛乾燥であるのかなと私は思っています。ただ何となくですが、冬の方が天気が悪く雨っぽいのかなという気がします。
それ以外にも、日本と英独仏などとの緯度の違いによる太陽エネルギー量の違いもあって、それぞれの地域の気象など風土の差を生じます。
この高温多湿と冷凛乾燥という風土の違いが、東洋と西洋の文化の違いを生み出す理由として大きな要素であることは言うまでもないことです。
で、その違いですが、酒に関して言えば、まず第一番は、日本酒の麹に対し、ビールの麦芽ということになるのでしょう。
つまり、麦のデンプン、そして米のデンプンに対する糖化酵素の違いのことです。
大麦は発芽させることで糖化酵素ができ、すなわち麦芽ですが、それで自分自身のデンプンや自身以外の穀類のデンプンを糖化します。
デンプンが分解されて、麦芽糖ができるわけで、この麦芽糖は酵母によって発酵され、ビールやウイスキーの元になる醸造酒になります。
麦芽の糖化酵素としてのパワーは、5倍の量のデンプンを糖化できるといわれています。これを利用して、麦より安いデンプン原料、たとえばジャガイモ、コーン、コメなどを使えば、コストダウンができるという話はまた別の機会に。
さて、日本ではデンプンの糖化酵素としては、麹の上に培養したカビを使います。米麹ということですが、日本の高温多湿の気象条件ならばこそ、麹菌をはじめカビなどの微生物の種類は圧倒的に多く、ヨーロッパ北部に比べればより取り見取りという状態です。
冷凛であれば、カビは生えにくいからです。もちろん、まるっきり生えないわけではなく、チーズなどにはえて、カマンベールチーズを作ってくれるやつはちゃんといるわけですが。
ということで、今日はここまで。タイトルほど内容のある話にはなりませんでしたね。
- 1934 なぞとき 2014/5/31(Sat)11:41:7 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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旅行の話 その1 (5月31日号)
フランスからスイス、そしてイタリアまでレンタカーで旅行しました。と言っても、もう20年も昔のことだけど、時期は今頃よりもう少し遅い6月の中ごろ。
パリを出発して、TGVでディジョンまで行って、そこでレンタカーを借りたわけです。小型の上を予約したら、車種はオペルの何かでした。シトロエンが良かったけど、予算の関係と向こうの都合で、こうなってましたね。ひょっとしたら、仏車より独車の方がいいってんで、気を利かせてくれたのかもしれない。
でそれから、ブルゴーニュのボーヌを中心に、シャンベルタンやニュイ、ロマネのブドウ畑を見て回りました。シャンベルタンが憧れだったから、しかもブドウは開花の時期で、大満足。僕らはブドウは逆三角形でぶら下がってものと思ってるけど、開花の時は白く小さな花がちゃんと上向きに咲きます。あ、そうかと大発見でした。
クロ・ヴージョの畑では、添え木のある若木の区画があり、平均樹齢の維持のために、定期的になされる植え替えの様子に感動したのですが、写真が一枚も見つからず、お見せできないのが残念です。
泊まったのは、ボジョレーのどこかの村のホテルだったのですが、庭の木の剪定がみごとでした。ブドウの木の仕立て方を連想させるような形で、すごかったけど、これも写真は見つからず。
たぶんフランス中がそうだと思いますが、国道沿いの並木がすごい。2車線の延々と続く道にい沿って、並木がまた延々と続くのは当たり前だけど、すごいのはそのすべてが同じ格好に剪定されていることだ。
10メートル以上のプラタナスの仲間の木だと思うんだけど、地上から5メートルあたりで枝分かれさせて、Y字バランスみたいな格好にしてある。すべて同じ格好。フランス人の樹木に対する執念と思想を感じました。
同じ形にするには、剪定のタイミングと品種の癖というか、特性に対する観察眼が鋭くないと成長後の予想がつかないわけで、盆栽の仕立て方というか、栽培の方針とはちょっと違うかなという気がするけど、どうだろう。
- 1935 なぞとき 2014/5/31(Sat)11:42:28 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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旅行の話 その2 (5月31日号)
といっても、フランス人はものすごく不器用だから、品種改良なんかは選別という方法でやる。優れたものを選別し、その地域の自然に最適なものを探し出す。ワインというか、ぶどう栽培の歴史の長さが引き出した結論はノー文句だけど、器用さの尺度が10センチから20センチのレベル。
ドイツ人はこれよりは器用だから、交配で改良する。新しいものを作り出すという姿勢。大きさの単位は、ぶどうの花が基準で、1・2センチくらい。仏人より10倍器用。独の品種はリースリングが元のものが多いけど、みんな品種改良。
日本人も人工交配で改良するわけだけど、対象はコメ。米の花の大きさというか小ささの中でやる。つまり、5ミリ以下の小さなところで操作ができるくらい器用。
日常的に箸を操作するという習慣がその背景にあるわけで、日本人でイタリア料理のシェフが本場仕込みをアピールしてトングを使うけど、大間違いだね。盛付は箸を使えば、格段に精度よく仕上がる。
それはともかく。
そこからジュラ地方に向かい、パスツールの生家を見学して、スイスのローザンヌに向かいました。パスツールの家は博物館になっていて、資料などを展示してあるのですが、説明は英語だったのですが、わかりませんでした。すぐ裏を小川が流れていて、石灰岩の石でできた橋ときれいな水と新緑で、嬉しかったですね。季節は、6月で日は長いし、最高でしたね。
それから先は、アルプスの縁というか、ほんのさわりを通過して、スイスのローザンヌへ向かいます。高速道路ではない、国道とか県道レベルの道でも、日本と違い、固いのです。だから、スピードも出せるし、フラットに走ります。これも発見でしたね。
ヨーロッパは石灰岩の上にできているといってよく、これが硬さの原因でしょうね。だから、水質は硬水です。基本的に酒に向いていて、洗濯には不向きと言えますね。
私が住んでいる名古屋のあたりは、堆積地で、軟水です。酒には向かないので、このあたりの酒蔵は、カルシウムの添加で、硬度を上げるのが普通ですね。
- 1936 薬屋瓶 2014/6/2(Mon)7:52:43
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なぞときさん、連載楽しみにしてます。
私は、日本酒は軟水と言う風に覚えていたのですが、良く考えたら、ミネラルが全く無かったら、酵母が育たない。ある程度必要では有りますよね。
で、酒の種類毎の、最適な硬度の範囲や、硬度による酒の味の傾向とか、ご教授頂ければと思います。
そういえば、初歩的に、どこら辺が、硬水と軟水の境目とかも知らないですね。
スーパーで、適当に見て、ふんふんと言ってるだけでしたね。
- 1937 なぞとき 2014/6/2(Mon)17:8:16 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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皆さん、ありがとうございます。
私が書いていることは、これが正しいというつもりではなく、あえていうなら、問題提起かなというところです。
「ほんまかいな」とその根拠を探り、なぞときをしていただけたら、目的達成です。
さて、「いい水」に関して。(6月2日号)
一般的に、酒には硬水がいいようだ。特にそういうことが明記してある文献に心当たりがあるわけではないのですが、名古屋守山の酒蔵を見学したときに、辛口の酒には硬水がよく、硬度を上げるためにカルシウムを添加しているとのことでした。
硬水か軟水かによる酒質の違いですが、「灘の男酒」とか、「伏見の女酒」とか言われていることが、それを表しているように思います。
灘は六甲の山から湧いてくる宮水を使って酒を醸します。六甲の山は石灰岩からできていて、宮水はCaが豊富で、硬水なのです。辛口の酒に向いているようです。
六甲ばかりでなく、中国山地は石灰岩が多く、鍾乳洞もあちこちにあります。辛口の酒も広島や山口にごろごろあるような気がします。
それに対して、伏見の水は軟水です。酒よりもむしろ「豆腐」に向いています。京都でそれなりの旅館に泊まると、朝は湯豆腐が出ますが、豆腐がうまいからです。湯葉も京都が本場という気がするのも、そのせいです。
沖縄の泡盛は、甕に入れて熟成させますが、その甕はサンゴの成分の多い土で作ります。石灰分が多い甕の中で保存されるため、Caが溶け込んでいくのでしょう。
といって、Ca分が多ければ多いほどいいか、となるとそうでもないようです。
フランスの地質地図というのを私は持っているのですが、白亜紀の土壌が地上に現れた地域に著名なワイン産地があります。マルゴーやポイヤックのメッドク、ブルゴーニュではムルソーやモンラッシェなどが白亜紀です。
シャブリはジュラ紀の土壌です。
白亜紀とジュラ紀を比べると、ジュラの方が古く、カルシウムが多い。化石が多く出てくる。
で、ワインにすると、白亜紀の方が品のあるワインになる。ジュラは強すぎる。加減を知らないという感じになる。
その加減をどうやるか? 日光が、つまり太陽のエネルギーが土壌の強さの分、弱くなればいい。標高が上がるか、緯度が上がれば、太陽のエネルギーは弱くなる。
で、シャブリは標高も緯度も上がったところに位置しており、ドンピシャ。
- 1938 なぞとき 2014/6/3(Tue)10:24:26 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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旅行の話 その3 (6月3日号)
そんなこんなで固い道と並木を楽しんで、ローザンヌへつきました。
スイスのローザンヌはレマン湖の北側のほとり。北緯45度、標高は400メートルくらいのところです。やたら花だらけできれいな街ですが、南国生まれのぶどうとしては辛い環境です。
ところが、畑は湖に向かって下っていきますから、その斜面は太陽光線を受け取るような南向きになっているところがミソです。しかも、湖面で反射した光も受け止めます。その上、段々畑を形成している石組みが熱をため込みます。
というわけで、この3つが重なるという太陽熱を蓄積する経験的なシステムがうまく構築されたおかげで、レマン湖の北側はブドウ畑になっています。
地質的には、ジュラ紀や白亜紀よりずっと新しい現在まで続くような完新世の土壌ですから、ワインの味わいに個性を付け加える要素はないと思います。
世界遺産に指定されているようなワイン畑もあるのですが、日本でいう千枚田のようで、景観的価値とうまさとは関係ないねというお話。
レマン湖に流れ込む水はジュラ地方、すなわちジュラ紀の化石だらけの地層を通過したガチガチの硬水だから、それで多少は救われていると私は思っています。
ちなみにエビアンはレマン湖の南側で、フランス。こちらの地層は完全にジュラ紀の土壌だから、ミネラル分の多い硬水が湧くのです。
この地層が北側にもあれば、個性的なうまいワインができる産地になっていたと思います。
さらにちなむと、日本の岩手県のリアス式海岸の内陸部はジュラ紀の土壌です。日本ですから緯度は低く、ブルゴーニュより南に位置しているのですが、寒流のおかげで平均気温は比較的低い。北上山地からの川の流れは、東西方向ですから、川の北側は南面斜面ということになり、ぶどう畑としてよさそうだけど…。
ローザンヌからは、アルプス超えでイタリアのミラノを目指します。
シンプロン峠を越えるつもりでしたが、まだ除雪が完了しておらず、通行不能でした。結局、サン・ベルナール峠の方に回らされ、そこも地上は積雪で通れず、トンネルをくぐりました。
サン・ベルナールはフランス語読みで、英語風に読むと、セント・バーナードです。峠の駐車場には、犬の置物があちこちにありました。生きてるのには、出会いませんでしたが。
- 1939 なぞとき 2014/6/4(Wed)11:17:45 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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旅行の話 その4 (6月4日号)
サン・ベルナールは、St.Bernard と綴りますが、改めてグーグルの地図を見ると、ここは通過地点ですね。
ローザンヌから、レマン湖の東側を回ってモントルー、それからアルプスに向かって、サン・ベルナールを通り、トンネルをくぐって、イタリアへ入るというわけですが…
トンネルの中で、スイス出国、それからイタリア入国と手続きがあります。
出国はフリーパスなんで、入国もそうだろうと思い込んでいたら、これが違った。
イタリア側には、「HALT」って書いてある。これが「STOP」と思いますか?
僕なんか止まるどころか、むしろ、「アルト」を「高く=スピードを上げろ!=飛ばせ」と解釈して、アクセルを踏んじゃった。
その途端、イタリアのパトカーにサイレンを鳴らして追いかけられて…
でも、自分のこととはまだ思っていない。サイレンを鳴らして緊急自動車が来るから、脇へ寄って、進路を譲った気でいたら、前にかぶせて、止まりゃがる。
で、パスポートを取り上げられて、事務所というか取調室に連れて行かれて、・・・
あとはイタリア語に対して、日本語で戦って、結局、POLIZIAのスタンプを押されただけで済みましたが。
まあこの事件は面白いけど、言いたいことはそんなことじゃない。
トンネルの中は、暗いということです。もちろん照明はついていますが、太陽光線は届かない。
地上でももちろんそうで、1メートルくらいしか太陽光線は届かない。
根は日光が嫌いだと教わった記憶があるけど、それにしても真っ暗もダメなようで、せいぜい2メートルくらいしか、根というものは伸びていかないらしい。
横へはどれだけでも伸びていけるけれど、縦方向はそんなもん。
いくら木が生えていても、山が土砂崩れという現象は、当たり前だね。表層雪崩と同じかな。
しかも、1メートル程度しか大気というか空気も届かない。それより深いと、嫌気性の環境になる。微生物などの生態が違ってくる。
土壌の地質の影響も、実際に効果があるのはほんの浅いところだけ、ということなのだろうか。
2・3メートルだけ掘って、その土を希望するタイプの、つまり石灰岩の量を目的の硬度の水質になるように調節して入れ替えて、目的の植物、たとえばブドウを栽培したらいいような気がするね。
- 1940 なぜドキドキ? 2014/6/4(Wed)18:18:30
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なぞときさん、お酒のお話興味深く読ませていただいています。が、旅行の話になってから突っ込み所満載で・・
たとえばHALTは英語(ドイツ語)です。意味は止まれ。イタリア語はALTOです。意味は高いとかもそーですが止まれと言う意味もあります。
語源が同じだと似てきますね。
- 1941 なぞとき 2014/6/4(Wed)20:33:51 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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そうなんですね。
後でわかったのですが、その時はマジで飛ばしたんですよ。
HOLDなどと語源は同じかなと思いますね。
でもね、フランスから行くと、Hは読まない癖がついちゃうというかね、その範囲で考えちゃう。
やはり、旅には出るもんです。
まあ、無理して教訓めいた話にすると、現実は現実で文句はなく、頭の中の事柄には根がないなということですか。
- 1942 エル・ドゥロ 2014/6/5(Thu)21:44:56
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宮水はカルシウム濃度より、リンの含量が非常に多いことが醗酵の促進に有効だった、と曖昧な記憶というか知識がありますが。
それはさておき。
今の日本酒は、名古屋や周辺の蔵も含み、軟水を巧く活用しているのではないでしょうか。
軽やかで淡く、しかし、奥行きと深い充足をもたらす酒は軟水ならでは。
酒化率を求めたり、高酒度を狙ったりする場合は醗酵助剤(リンが主)を用いるようですが、殆どが湧き水や水道水(結構あるようです、びっくり!)をそのまま使って仕込まれるようです。
単純に醗酵の容易さを求めればリンの多い硬水が良いのですが、「軟水でも美味しい」からさらに「軟水仕込みだから美味しい」まで到達するところに、日本人の器用さとセンスを感じます。
- 1943 なぞとき 2014/6/6(Fri)11:44:1 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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ぶどう畑 (6月6日号)
ぶどうの畑は、フランスでは三つの言葉が使われています。
「クリマClimat」と「クリュCru」と「クロClos」です。
「ク」で始まって、「ラ」行の音が続くのは三つとも同じなので、ちょっとした都合なんだろうと思ってしまいますが・・・
いま日本で出版されている仏和辞典の中で一番詳しいのは、「小学館ロベール仏和大辞典」ですが、フランス人でさえもあまり区別はしていないようです。写真投稿掲示板に載せましたので、参考にしてください。
クリマは、語源から考えても、気温や降雨、日照などの気象条件などを表していると思います。
ぶどうも結局は農産物ですから、日照など自然条件がその生育を左右します。必要なときに必要な日照があり、また必要なときに適量の降雨がなければ困ります。また、発酵段階では、たとえば低温発酵が望ましいとなれば、収穫までは糖度が上がるような気温の高い夏であってほしいし、収穫後はいきなり冬になってしまうような気候条件があるような土地ならば、きっと何とかクリマという名前がつくにちがいない。
つまり、産地ごとの気候的な条件を重視すると、この言葉を使ってブドウ畑を表すのではないかと思うわけです。言ってみれば「天」です。
クリュは一番馴染みがある言葉かなと思います。グランクリュとか、プリュミエクリュとかは、特級畑とか、一級畑と訳されています。
この間からこだわっていますが、「土壌」を重視するとこの言葉になるのではないでしょうか。白亜紀とかジュラ紀などの地質的条件、あるいは畑の傾斜の向きは南なのか東なのか西なのかという、人間の力では何ともならない栽培地の条件です。つまり「地」です。
残りのクロは、上記の人間の力の及ばない環境的な条件の異なり、人間の意思、つまりブドウに対する栽培の方針、たとえば品種の選定、収穫量の管理、あるいはそこから連続する最適な発酵を実現するシステムも含めてもいいかもしれませんが、いずれにしても、人間のさまざまな行動の結果を重視すると、この言葉になるわけです。要するに「人」です。
と以上のように解釈すると、「天地人」が揃うし、この三つの要素が無関係に独立しているにも関わらず、関連させるといい結果にたどり着くといった感じで、この解釈は行けるなと思うのですが。
- 1944 なぞとき 2014/6/8(Sun)19:40:54 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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旅行の話 その5 (6月8日号)
さて、POLIZIAのスタンプが余分でしたが、無事ミラノに到着し、ここでレンタカーを返します。
で、ミラノでは、ポリツィア関連の話を・・・
市内のロータリーを通過するたびに、運転に対する自信がついてきます。
というのも、ロータリーは戦いの場というか、油断予断ができない。
一車線だけの場合は、T字路の複合というか、複数のT字路が連続している道路と同じで、ロータリーは信号がなくても交通を制御できるのです。出る角がわからなくなるという欠点はあるものの、動線の交差はなく、順番さえ守れば安全と言えます。
ところが、複数車線の場合は、事情が完全に異なります。
出る車、入る車、直進する車、この三つの動線が交差するわけで、すべての方向の安全を確認しなければならず、大変です。ただ、単純な直進車はいないので、全体のスピードは遅いものの、完全に止まってしまっている車もあるのですが、結果的に事故事件は起こりません。
信号はほとんどないのですが、すぐ前さえ見てれば、交通としてはごちゃごちゃですが、事故は起きない。分からなくなったら、止まるから渋滞にはなりますが。
2車線位までは何とか自律制御できそうだけど、3車線以上は中に入っちゃったら出てこれなくなりそう。
日本の場合と違うのは、信号の位置ですね。日本は信号が、遠くからも見えるように高い位置についている。
遠くから確認できるというのは、スピードが出てるというのが前提なわけで、交差点を50キロくらいで直進するのは、日常ですね。
ミラノでは、信号はついていても位置は低い。すぐ近くへ行かないと確認できない。前の車のストップランプと同じ感覚で、速度が遅いことが前提のようです。
信号を高くして、しかも大きくするのは、スピードを上げるのを容認することになるのかもしれないと思うわけです。
で、酒に絡めるならば、「飲むなら、乗るな」です。あ、「乗るなら、飲むな」かな。
- 1945 バックマイ 2014/6/9(Mon)22:13:28
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私、普段は日本酒一辺倒で、他にはたまにビールを飲むぐらいなのですが、
先日、ウィスキーデビューしました!!
最初は、手に入りやすいということで、サントリーの『角』を
試してみましたが、どうも甲類焼酎に似たような味で、いまいち
しっくりきませんでした(ファンの方すみません・・・)。
で、酒屋で手ごろな値段(750mlで1260円)のバーボンウィスキーを
見つけてきました。
『フィッツジェラルド オールド ゴールドラベル』というものです。
これが、口当たりが甘くて、実に美味しい!!
日本酒でならしている私でも、ウィスキーはアルコール度数が高いので、
ストレートをワンフィンガーで2〜3杯くらいがちょうどいいようです。
ウィスキーの世界も、奥が深いようですね。よく知りませんが。
スコッチとかアイリッシュとかバーボンとか。シングルモルトが
どうだとか。
また近いうちに近況報告します。
- 1946 猫 2014/6/10(Tue)6:57:45
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もうすぐワールドカップ!今回は時差の関係で試合時間が朝ですね。
日本酒はあんまり関係ないのかな?飲食店はどうなんだろう?
話変わって、消費税&送料が上がった影響はどんなもんなんでしょうね?
私自身1年以上ネットでお酒買っていませんけど。
- 1947 なぞとき 2014/6/11(Wed)16:59:5 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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旅行の話 その6 (6月11日号)
ミラノからベネツィアまでは、鉄道で移動しました。イタリア国鉄ということだったのでしょうか。
これがすごい。時間は約3時間、東西にほぼ直線で約300キロ、しかも真っ平にトンネルなしで走ります。名古屋から東京への距離に匹敵するあいだ、トンネルなしというのがすごいと思いました。
中間のベローナのあたりで、山に接近する気がするのですが、あとは平地。つまり、ポー川の作り出したパダーナ平野の北側というか、山すそを通っていきます。
車窓からは、両側ともありとあらゆる作物を作っているようで、畑の畝の形もどんどん変わりますし、そこの作物の葉っぱの形もどんどん変わります。
アメリカやブラジル、アルゼンチンの平野というか平原を見れば、そこはまたとんでもなくすごいところだと思うのでしょうが、パダーナ平野の生産力の大きさを想像すると、イタリアという国のリッチさが納得できます。
その原因は平野の広さばかりでなく、太陽光線の豊かさにもあります。
パリからディジョン、ジュラ地方のドール、スイスのローザンヌを通って、ミラノそしてベネツィアまで南下してきたのですが、太陽の光が豊かできれいなのです。
緯度的には、パリは48度、ミラノ、ベネツィアは45度ですから、たった3度、距離にすれば3・400キロ、南に下っただけなんだけど。
その頃はデジタルカメラではなく、フィルムのカメラを使っていたのですが、パリに比べると、ミラノ、ベネツィアでは映りが圧倒的にきれいなのです。同じフィルムなのに。
3原色がきちんと揃っていて、しかもその量が使い減りのない感じと言ったらいいだろうか。
パリでは、もちろんそれなりにちゃんと発色している天然色なのですが、どこかくすんでいて、鮮やかじゃない。
もっと北のロンドンとか、フランクフルト、ベルリンだったら、もっと光の成分の偏りが出てきて、それが作物の生育に大きく影響するだろうというのは想像できる。
日本の名古屋とか、東京、大阪は35度あたりだから、ミラノなんかより、1000キロも南になる。太陽光線がくらべものにならない。
昔、プロバンスの小説が受けて、南欧がブームになったけど、北から行くか、南から行くかを考慮しないとね。南から行ったんでは、ニースの43度の日光は物足らないのも当然だね。
- 1948 なぞとき 2014/6/13(Fri)0:27:12 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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地理的条件の話 (6月12日号)
ミラノからベネツィアまで片道3時間、朝9時に出発して、向こうベネツィアに3時間滞在して、また3時間で戻ってきて、6時に友人と合流してメシを食うというなかなかハードな旅でした。
翌日は夜の11時くらいにミラノ発のパリ行の寝台特急に乗って、翌朝7時くらいにパリにつきましたが、ちゃんとというか、お弁当がついていました。機内食の感覚ですね、パンの弁当は。
この寝台もハードでしたが、赤い表紙のヨーロッパの鉄道の時刻表で調べてFAXで直接予約したものです。
どちらかのコンパートメントにワインを持ち込んで、飲んだはずですが、覚えがないというか、寝てしまうから覚えていられないわけで、寝台というのは意外とつまらないものでした。
さて、地理的条件の話ですが、風土によって、ほとんどすべてが決まってしまうと感じています。
短い期間に、南北の間を移動すると、それなりに気が付くことがあります。日本の中で一か所で暮らしていると、意外と気が付かない。
イギリスやドイツなどヨーロッパの北の方は、日照も弱いし、基本的に「草」の地帯で、草は直接人間が食べることができないから、ウシやヒツジに食べてもらって、肉に変わったところを人間が食べるという循環になっている。
ところが「草」の地帯だから、ハーブはあるけど、スパイスはない。肉をうまく食べるには、胡椒などのスパイスが必須だけど、それは残念ながら、熱帯にしかない。
で、インドの方から持ってこようとなったけど、これは時代的にはだいぶ後のことで、大航海時代が始まるまでは、そんなことは言ってられない。
ヨーロッパの中では唯一赤ワインが、草ではなく木から採れるブドウが原料で、多少スパイスらしいところがある。だから、肉には赤ワイン。
赤ワインは、皮、種、茎などブドウの全部が結果的に漬け込んであるようなものだから、スパイスの傾向が出てくる。
その点白ワインは、果汁だけを絞って発酵させるから、どちらかというとハーブっぽいことになる。果実酸も豊富だから、特にそう感じる。だから、魚に合う。
非常に大雑把な話だけど、大きな傾向をつかむのには、有効だと思います。
- 1949 なぞとき 2014/6/15(Sun)7:37:50 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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収穫の話 (6月15日号)
今頃は、「麦秋」というらしい。
ところが、害虫か別の微生物の影響で、穂先に実の入っていないものが目立つとか。実のできはじめの時期に、何かの実にとっての不都合があったということになります。
ニュースでは、不作という言葉は使っていませんが、出来が気になるところではあります。
麦の花というのは、いつ咲くのだろうか。ブドウや米については、知っているのですが、麦については、うかつでしたね、知りません。
ぶどうは、6月中ごろに花が咲いて、9月の終わりごろに収穫するというのが基本のパターンです。
果実が出来るのにかかる期間は、約100日です。
花が散った時には、ゼロだった実が、夏の間の光合成の結果の生産物を溜め込んで、一粒が約1グラムくらいに成長しています。
実の中では、酸の方が先にでき始めます。ブドウですから果実酸ということになりますが、先に乳酸ができる日本酒の工程と共通してます。
その酸によって、ぶどうにとって有害なものから身を守るわけです。麦の成長工程は知りませんが、今年の麦の場合は肝心な時期に、何か事件があったはずです。いったいなんだろう。
で、ぶどうに戻ります。十分酸が出来て、安心できるようになってから、糖分が出来てきます。糖分濃度が上がってきて、糖分自体に微生物耐性が高まってくれば、酸の方は御用済みで次第に減少し始めます。
やがて、糖度が20度を超え24度あたりになれば、完熟で収穫ですが、酸の残り具合がワインに仕込んだ時の出来を左右することになり、タイミングが重要です。
ちなみに、ドイツワインでは完熟で収穫したブドウからのワインを「カビネット」と言います。
完熟から、10日遅らせれば、1割余分に日光を浴びることになり、「シュペトレーゼ」と言われます。日本では、「遅摘み」と訳されています。
さらに10日遅らせれば、2割余分になるわけで、それが「アウスレーゼ」です。一般的な訳は「房選り」ですが、収穫時期が明確になる「遅遅摘み」の方がいい。
この時期までは、自分自身の力で糖分を濃縮しています。ところが10月の中ごろを過ぎてしまうと、休眠期に入ります。ブドウの木は寝てしまうんです。
その後の糖度の上昇は、微生物や気候など別の作用によるという話は、次回に。
- 1951 薬屋瓶 2014/6/16(Mon)8:26:6
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麦の花って、ゴールデンウィークの頃なんですね。
と言う事は、1か月ちょっとで収穫出来るのかあ。
早いんですね。
今年の、ゴールデンウィークは、めちゃめちゃ暑かった気はしますが。
中頃に、一日中ほっつき歩いていたら、見事に日焼けしました。
そうそう、空気は凄く乾燥してて、風も凄く強く、意外と汗は出なかったんです。
しかし、顔中、塩をふいてしまいました。塩の結晶が、顔の横からぼろぼろ出てくるんです。ビックリしました。
- 1952 なぞとき 2014/6/16(Mon)12:1:4 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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酒の規格の話(その1) (6月16日号)
ドイツワインは、まず4つに分類されます。
一般的に、「格付け」と言われていますが、雰囲気やしきたりなどによるものではなく、明確かつ公正、そして、具体的で客観的な基準があります。
その基準の一つが、「単位面積当たりの収穫量」です。
分母に来る数字と考えればよく、これが大きくなれば、つまりたくさん収穫すれば、ブドウの単価は安くなります。そして、中身の成分は少なくなるため、薄い味になります。
収穫量を減らせば、具体的には開花時に間引いて、花の数を減らすわけですが、夏の間の太陽のエネルギーを少ない数の実に集中させることになり、中身の濃いブドウの実が得られます。
濃いブドウは収穫量が少ないため、単価は上がり、結果的に製品であるワインの価格が高くなるわけです。
中身の濃い豊かな味わいのワインは、さっぱりとしているが薄っぺらな味のワインより、値段が高いというのは、なるほどと思わせる説得力を持っています。
ところが、どちらも1本のワインを作るのに、原料ブドウが1キロ必要であることは、かわりありません。
醸造段階での技術的な価値は、かわりようがないのです。必要なことを必要なときにしなければならないことは全く同じで、価格が安いからと言って工程を省略できるわけではないのです。
高いものは念入りに丁寧に作り、安いものはいい加減に作るということではないということは、強調しておきたいことです。
次に、基準になっているのが「糖度」です。
収穫量と糖度は、反比例するように関連しており、どちらかを上げれば、もう一方は下がります。
糖度を上げるためには、収穫量を減らすという方法のほかに、日照量を増やすという考え方もあります。
分子の方を増やそうということで、収穫時期を遅くすることです。完熟まで普通は約100日ですから、10日遅らせれば10%日照量を増やすことになります。その10%分糖度が上がります。
20日遅らせれば20%分糖度が上がるというのは、理解できますが、これ以上は収穫を遅らせても、糖度が上がらなくなります。
というのは、糖の生産がなくなってしまうからです。ブドウが休眠期に入ってしまい、寝てしまうのです。今年の作業は終了です。
字数のリミットです。今日の作業は終了です。前回から話が進みませんでしたね。
- 1953 なぞとき 2014/6/16(Mon)16:54:26 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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ムギの開花時期は、ネットでちょっと調べてみたけど、どうもはっきりしない。4月の桜と同時にできるかななんていうサイトもあったりして。
いずれにしても、その時の日照がムギの出来に大きな影響を与えるということは間違いないところでしょう。
日焼けするほど暑かったというなら、今年の出来はいいのではと思いますね。
ところで、米は、8月初めに開花して、40日で収穫とのことで、約40日くらいらしいので、ムギもそんなに長くないのかもしれません。
米が40日くらいとすると、50%精米だと、後半の20日分の日照の成果を捨ててしまうということになるのだろうか。
だとすると、ちょっともったいないよね。
- 1954 薬屋瓶 2014/6/18(Wed)7:35:7
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ムギって、良く考えたら、高緯度地域で栽培されてないかなと思って(稲は逆に低緯度地域)、調べてみたら、ムギは、成長、出穂開花、発芽の適温は20℃以下との事。低温要求性ってのも有って、幼苗期に、低温(4℃程度)が必要な種が有るとか、低温処理が必要とか、書かれてますね。
ははあ、暑すぎたんだなと思いました。
農業ってのは、これで生計を建てるのは難しそうだけど、学問の対象としては面白そうですね。
- 1955 なぞとき 2014/6/18(Wed)9:57:2 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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昔学校で、米は南の方で、麦は北の方、で更に、標高が高くなり、狭くなると、蕎麦と習った記憶がありますね。
その時一緒に、北海道ではコメはできない、なんてことも教わりました。
その後の、品種改良というか、科学的な分析や、技術的な発展が、そういう地域的な縛りを克服する原動力になったわけですが、それもこれも、そこに科学者が存在して、研究するようになったということですね。
化学、物理という分野が、まず工業や経済をけん引して、そのあと、農業や健康などの分野が続くというパターンですからね。
いま、健康食品というか、サプリメントなどが続々開発されていますが、つまりは科学者というか技術者、研究者がその分野にシフトしてきたということの表れだと思います。
つまりは、人的を含む研究資源を、どう展開するかということになると思います。
では、研究というのは、そういう職業的な研究者だけに任しておいていいのか?ということになるわけですが、金銭的な対価を求めない素人の出番もあるように思います。
ということで、アマチュア醸造を解禁して、我々素人が、米・麦・蕎麦・ブドウの栽培から、それらを醸造して、酒にして飲むところまで、一貫してできるようにしてほしいと思うわけです。
飲むだけでも、盛り上がるのに、それを作ったり、そのまた原料も栽培したりでは、どんなに楽しいことか・・・
ある醸造法に最適な原料栽培の方法の追及なんてことは、商業ベースでやることじゃない。
各人が勝手に様々な方法でやって、その結果をコンテストかなんかで評価して、それを研究施設が高度な技術的インフラを使って、理論的根拠を整理して、いいものだったら、どこかの会社が商売にして儲けなさい、というのがいいね。
アマチュア醸造免許というやり方は、悪くないと思うけど。
- 1956 薬屋瓶 2014/6/19(Thu)7:47:18
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ちゃんとした蔵元のちゃんとした酒は後に置いといてとの事で、先ずは、当家の自慢の酒で饗される。
冷蔵庫から梅酒のガロン瓶の様なものが出てくると、底の方には澱が溜まっていて、デカントしながらコップに注がれる。一気に飲み干すと、新鮮で豊かな香りが腔内に拡がり、トロっと甘いんだけど、冷え冷えで美味い。思わず、笑いが迸る。
ああ、いいなあ。
- 1957 なぞとき 2014/6/21(Sat)10:17:58 nazotoki@sa.starcat.ne.jp
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梅酒を作る季節ですね。
以前は、庭付きの一軒家に住んでいたことがあり、保存のスペースも十分でした。もちろん借りていた家ですけどね。今は引っ越してマンション暮らしですが。
庭には2種類の梅が植わっていて、さらに桜も、染井吉野、枝垂れ、八重と3種類があって、夫々満開の時期が違っていて、順に楽しんだことが懐かしいですが、・・・
で、梅ですが、5リットルの梅酒瓶に口元までいっぱいにしても、4・5本できるという量が収穫できました。
梅、氷砂糖、梅、氷砂糖とぎっしりと口元まで入れて、その後は焼酎ではなくて、ウオッカとか、ラムを注ぎ込んで、あとは保存です。
そのころは飲食店をやっていたせいで、酒類は小売じゃなくて、卸値で買うことが出来たので、いろんな酒で試しました。できたものは、店で販売もしましたから、まあ、製造販売です。
アルコールの度数が高いほうが、溶媒としての作用がより期待できるというわけで、ウオッカ、ラムが定番、ジン、テキーラは、ちょっとクセがあるのではないかということで、少なめに作っていました。
味があるということでは、ブランデーやウイスキーでも作りましたが、最終的には、どれもそんなに区別はなかったなというのが記憶にあります。
梅にあるものが抽出される方が分量的には優勢で、溶媒側のアルコールの味の影響は小さいような気がしました。
梅酒つくりは、当然、酒造にはならないのですが、それでも作ってみると、いろんな勉強になります。
酒本体をは造ってみれば、いろんなことがわかるということは、いうまでもないことで、ぜひぜひ、アマチュアでも酒造が出来る状態になることを願うばかりです。
すべての国が酒造を禁止しているわけではなく、日本も解禁しても、いいと思うのですが。
- 1958 なぞとき 2014/6/25(Wed)12:57:8 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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「おいしさ」とはなんだ? カクテルの話 (6月25日号)
カクテルは、大体どれを飲んでもおいしい。ということは、人の好みというものは、当然違いはあるものの、結局のところ、ある一定の範囲の中に納まっているのではないかと思うのです。
そのカクテルは覚えきれないほど種類があるように見えますが、注意深く観察すると、三つのグループの素材を混ぜ合わせて作っているように思います。
一つは、ベースになる酒として、ウオッカ、ラム、ジン、テキーラなど、アルコール度数の高いグループです。飲めば「辛い」と感じるものです。
二つ目は、リキュールのグループで、味とか外観の色などを受け持ちます。コアントローやリキュールごとに少しずつ味に個性があり、それがカクテルの個性に結びついていますが、エキス分による「甘さ」が中心です。
三つ目は、レモン、ライムなどのグループです。かんきつ類が中心になりますが、「酸っぱい」という味を受け持ちます。グレープフルーツやオレンジは、ひとつで酸味と甘味を併せ持った素材と考えればいいと思います。
ジンとコアントローとライムでホワイトレディ、ジンをウオッカに変えればバラライカ、ラムに変えればXYZ,テキーラにすればマルガリータになる。
同じようなレシピでベースになるスピリッツを変えていくと、カクテルが次々とできていきます。
つまり、「辛さ」と「甘さ」と「酸っぱさ」の三つが適当な割合でそろった時が、「おいしい」状態であると考えたらいいのではないか、と思うわけです。
ということで、実験をしてみました。
まず6%の濃度の食塩水を作ります。整理食塩水の濃度です。続いて、それくらいの濃度で砂糖水を作ります。あと、レモンを絞って、3倍くらいに薄めたレモン水を用意すれば、準備完了です。
三つをとりあえず、同じ分量ずつ混ぜ合わせると、ポカリスエットによく似た味のものが出来ます。そして、この三つの味のもう少し濃いめのものを作って混ぜると、白ワインに似た味になります。
逆に、ジン30cc、コアントロー15cc、ライムジュース15ccのレレシピでシェークすると、アルコール度数30%のホワイトレディができます。
これを3倍弱に水で割ると、白ワインの味になり、さらに3倍弱に薄めるとポカリスエットの味になります。
面倒くさいかもしれませんが、試してみてください。
- 1959 なぞとき 2014/6/26(Thu)11:2:34 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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「おいしさ」とはなんだ?(その2) 「三原味」の話 (6月26日号)
一般的に「味」と「味覚」がはっきりと区別されていないように思います。問題は、無意識のうちにどちらかであると当てはめられて、話が進行していくということです。
「砂糖は大匙1杯・・・」などというときは、その味を持つ素材、または料理など、現実に、その場にある物体としての「味」の話です。
「舌には味蕾というものがあって・・・」は、人間に舌にある味を感じ取る器官を話題にしており、「味覚」の話です。
この二つの例の時は、特に限定しなくても、「味」と「味覚」は自動的に区別されます。
ところが、「これはちょっと甘いね」などというときは、「その料理が甘い」という味の話なのか、「甘く感ずる」という味覚の話なのか、実ははっきりしていない。
以前にも書きましたが、「味覚の感度」というのは「感覚器官」の受け取り方の話で、酒とか料理が持っている「味」の話ではないのです。
酒とか料理には、そもそも「味」を持っているわけで、それが感じられるか、感じられないかという感覚器官の「味覚」とは、違うものなのだといいたいのです。
そこで、まず味の話だと限定したうえで、あるものが持っている味は、光や色の「三原色」にならって、「三原味」からできていると考えることを提案したいのです。
「甘味」と「辛味」と「酸味」の三つがあれば、とりあえず満足できる味を作り出せるはずで、「三原味」とするわけです。
残る三つの味、つまり「渋味」と「苦味」と「旨味」は、この三つだけでは、食べるものとしての味としては成り立たたないもの、三原味を際立たせる役目を担っているのではないかと思うのです。
さて、ということで、三原色の三つの円が交わっている一般的によく見る図を思い出してください。
「赤、緑、青」あるいは「イエロー、マゼンタ、シアン」、どちらの三原色でもいいのですが、それに、「辛味、甘味、酸味」を当てはめて考えてほしいのです。
三つの味が重なっている、真ん中の三角の部分に入るようなバランス、三つですから、トリランスといった方がいいのかもしれませんが、そこに入るような味の配合が「おいしい」という状態だと考えるとうまく説明ができるのではないか、と考えています。
- 1960 なぞとき 2014/6/27(Fri)22:36:1 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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三原味の図を作って、「写真投稿掲示板」にアップしました。
参考になさってください。
- 1961 momo 2014/6/29(Sun)1:47:22
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徳岡のボルドープリムール試飲会いってきました、初めて
東京会場は大盛況て係りの人が言ってました
若いワインなのに結構美味しいですね、高いワインが美味しかったです
13年は不出来だそうです。
- 1962 なぞとき 2014/7/6(Sun)0:45:14 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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「おいしさ」とはなんだ?(その3) 出発点と到着点の話 (7月6日号)
ちょっと、間が空いてしまいましたね。お許しを・・・
日本酒好きなら、精米歩合にこだわります。それが80%よりも70%、さらに60%の方がいいような気がしてしまいます。
はたして、それは本当なのかということを考えてみたいと思います。
米粒は外側に近いほど、デンプン以外のものが、たとえばタンパク質などが多くなるといわれています。
タンパク質などは雑味の元になるので、それを取り除くために精米するのだというわけです。外側のデンプン以外のものが多いところを取り除いて、中心の純粋に近い状態のデンプンだけを発酵させるのだと、日本酒メーカーはいいます。
そうであれば、純粋に近いデンプンからは、純粋に近いアルコールができるはずで、純粋に近い、まざりっけのないアルコールというのは、辛いだけではないか、という風に思うわけです。
もちろん酵母は、アルコール以外の成分を作り出すわけで、7号とか9号とか種類が違えば、その個性に応じて違った成分を作り出すことは間違いないところです。
ではその副生産物は、主生産物たるアルコールに比べて、量的にはどの程度のものなのかということが気になります。
日本酒の中に、どういう成分がどういう量で存在しているかという資料がなかなか見つからないので困るのです。
これは、日本酒メーカーや、その他の酒販売に関係する業者の怠慢に思えます。
つまり、官能検査とか、テースティングというような、到着点での、感覚的な表現は、酒に関してはつきものなのですが、出発点での、その酒はそもそも何が含まれているのかということが、実はおろそかにされているような気がするのです。
科学技術とか、あるいは、その測定技術が未発達の時代なら、そういう事態もやむを得ないと思います。
しかし、DNA鑑定とかも特別難しい事柄ではなくなっている、今の科学技術水準で、酒の中の具体的な成分とそれが味覚に及ぼす作用の実体との因果関係を明らかにすることは、
その気になりゃすぐできるはずだと思うのです。
私たちの舌は、あるものは感じるだろうし、ないものは感じようがないわけで、だからこそ、何があるのかを発表すべきであって、精米歩合の数字合戦に誠意があるように思わせるべきではないと思うのですが、どうでしょう。
- 1965 なぞとき 2014/7/6(Sun)18:31:16 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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「おいしさ」とはなんだ?(その3) 出発点と到着点の話 (7月6日号)
ちょっと、間が空いてしまいましたね。お許しを・・・
日本酒好きなら、精米歩合にこだわります。それが80%よりも70%、さらに60%の方がいいような気がしてしまいます。
はたして、それは本当なのかということを考えてみたいと思います。
米粒は外側に近いほど、デンプン以外のものが、たとえばタンパク質などが多くなるといわれています。
タンパク質などは雑味の元になるので、それを取り除くために精米するのだというわけです。外側のデンプン以外のものが多いところを取り除いて、中心の純粋に近い状態のデンプンだけを発酵させるのだと、日本酒メーカーはいいます。
そうであれば、純粋に近いデンプンからは、純粋に近いアルコールができるはずで、純粋に近い、まざりっけのないアルコールというのは、辛いだけではないか、という風に思うわけです。
もちろん酵母は、アルコール以外の成分を作り出すわけで、7号とか9号とか種類が違えば、その個性に応じて違った成分を作り出すことは間違いないところです。
ではその副生産物は、主生産物たるアルコールに比べて、量的にはどの程度のものなのかということが気になります。
日本酒の中に、どういう成分がどういう量で存在しているかという資料がなかなか見つからないので困るのです。
これは、日本酒メーカーや、その他の酒販売に関係する業者の怠慢に思えます。
つまり、官能検査とか、テースティングというような、到着点での、感覚的な表現は、酒に関してはつきものなのですが、出発点での、その酒はそもそも何が含まれているのかということが、実はおろそかにされているような気がするのです。
科学技術とか、あるいは、その測定技術が未発達の時代なら、そういう事態もやむを得ないと思います。
しかし、DNA鑑定とかも特別難しい事柄ではなくなっている、今の科学技術水準で、酒の中の具体的な成分とそれが味覚に及ぼす作用の実体との因果関係を明らかにすることは、
その気になりゃすぐできるはずだと思うのです。
私たちの舌は、あるものは感じるだろうし、ないものは感じようがないわけで、だからこそ、何があるのかを発表すべきであって、精米歩合の数字合戦に誠意があるように思わせるべきではないと思うのですが、どうでしょう。
- 1966 エル・ドゥロ 2014/7/6(Sun)19:29:9
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日本酒を形作る成分と味わい
日本酒の味わいを決定づけるものには香りと味、渋みや辛みといった刺激性があります。
それらが絡みあい一体になることで日本酒の独特の味わいを呈するのです。
現代においては、科学的な分析がなされており、どのような成分が含まれ、それらがどのように味わいに影響するのかが解ってきています。
また狙った味わいを作り上げるにはどんな成分をどう造るのか、原料や酵母や麹を含めた製法などの研究も進んでます。
例えば、日本酒は非常に多種の香気成分を含むわけですが、良い香りとされる吟醸香は酢酸イソアミルとカプロン酸エチルの2つの成分が呈し、その濃度とバランスでカタチが決まります。
これに、イソアミルアルコールや酢酸エチル、カプロン酸やカプリル酸、あるいはソトロンやジメチルスルフィドのような吟醸香でない香気成分、多くは強さにもよるがあまり好ましくないとされる成分が合わさって香りが決定するのです。
また、酒の“味”は甘味と酸味と苦味・旨味であり、鹹味は殆ど持ちませんから、この4つの味のバランスとその質と濃度で『味』が決まるのです。
辛みは刺激性(味覚でなく痛覚で知覚する)なので、甘辛といっても「味」ではありません。
日本酒は原料が多様な成分を持つ穀物であり、麹黴や酵母などの微生物を用いた複雑な生成過程を持つことから、呈味成分も他の醸造酒に比べて多種あります。
例えば「味」成分のなかの有機酸のひとつであるコハク酸は、やや重い酸味を持ちコクや厚みいう旨み要素も併せ持ちます。
上記のように、日本酒の味わいのパーツは非常に詳細に解明されています。
しかし、甘味成分であるグルコースが少なくてもカプエチが高いと甘く感じてみたり(黒ばくれんを飲まれたし)、旨味を呈する種のアミノ酸が少なくてもコハク酸やオリゴ糖が合わさるとコクが強く感じられ“旨口”とされたり(凱陣や秋鹿にて確認あれ)、複雑かつ絶妙なバランスの上に成り立つため成分分析が「味わい」を示すことが難しいのです。
なお、同じバランスであっても人によって官能が異なるのは言わずもがな、ですが。
味わいが簡単に成分表記で現せるなら、好みのものを簡単に得られるのでしょう。
しかし、わからないから面白い、と私は思うのです。
- 1967 エル・ドゥロ 2014/7/6(Sun)19:40:6
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momoさん
「みずほのか」ですよね。
個人的な感想を述べると、なんだか素っ気無く、なんだこりゃ???でした。
美味しいって人もいるのかも知れませんが。
腎臓疾患の人にも用いられる低たんぱく米『春陽』の酒(春陽by墨廼江ではありません)も飲んだことがあって、味わいを忘れてしまったけれど、美味しくなかったことだけは覚えています。
出羽の里80は美味かったけど、低蛋白というより醸造適性重視だし、あれは秀鳳だったからなぁ。
ということで、タンパク含有率だけじゃないみたいです。
- 1968 エル・ドゥロ 2014/7/6(Sun)19:49:0
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なぞときさん
味わいを現す成分表示は容易ではないと思います。
それに、グルコース濃度2.8%で分子量800位上の多糖が0.6、%カプロン酸エチルが4.2PPMもあるから大吟醸だ!とかいうようになれば、それはそれで寂しいように思いますね。
まぁ、上記のような成分なら味わいの想像も付くのですが。。。
- 1969 なぞとき 2014/7/6(Sun)23:56:49 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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「おいしさ」とはなんだ?(その4) 「そこに存在するもの」の話 (7月7日号)
いや、まったく、そのとおりで、色気も何もあった話ではなくなってしまうかもしれません。
が、成分の正確な表示があれば、味が正確に消費者に伝わるはず、ということは、重要なことです。
製法だとか、製造している時の生産者の姿勢とか心構えのコピーが広告にはあふれています。ところが、残念ながら、どんなものがそのものの中身を構成しているか、という情報については、非常に貧弱で心もとない状態にあります。
「成分」と「製法」は、まるっきり関係がないとは言いませんが、「この製法でなければ、この成分はできない」というほど関係が密であるということもないと思います。
つまり、「そこに存在するもの」をはっきりと表示するべきだと思います。
原材料および製法の表示だけでなく、もう一歩進めて、成分の表示があれば、味わいを想像することが簡単にできるわけで、消費者にとってはいいことではないかと思います。
さて、日本酒中のタンパク質の出どころですが、原料の米に含まれているもののほかに、肝心の酵母そのものがあります。
火入れにより、酵母を死滅させて、それ以上に発酵が進むことは防ぐことができるのですが、タンパク質の量はそのまま残ってしまうことになります。
タンパク質は、保存中に分解して、アミノ酸になります。アミノ酸は、つまりは「ダシ」ですから、場合によっては、だしがきいてうまい、という状態になるかもしれません。
いい状態になれば、「熟成」といわれるでしょうし、悪い状態になれば、「変質」と言われるのかなと思います。
ちなみに、フランスのワインに、「ミュスカデ」という産地のものがあります。ロワール川の河口に近い地域の白ワインですが、弱くて穏やかな味わいが特徴です。程よい酸味で、食前酒にもってこいなのですが、ちょっと物足らないことも確かです。
そこで、「シュール・リー」という製法で対策します。この方法は、ブドウ果汁の発酵が終わって、糖分がなくなっても、すぐに澱引きせずに、6か月間程度そのまま放置します。すると、酵母が分解して、タンパク質からアミノ酸に変わり、そのアミノ酸がワインの中に溶け込んで、味わいがちょっと複雑になるというわけです。まあ、ダシがきいたワインといえばいいでしょうか。
- 1970 猫 2014/7/9(Wed)9:21:12
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好きで日本酒を飲み始めたど素人の私だから疑問に思ったのかもですけど、
なぞときさんの書かれている、
>「成分」と「製法」は、まるっきり関係がないとは言いませんが、「この製法でなければ、この成分はできない」というほど関係が密であるということもないと思います。
日本酒は、どちらかというと製法にこだわっているお酒だと思うんです。また、製法により進化してきた部分も多いように思います。
個人的には興味の入り口は速醸の日本酒で、今は古い製法に興味が移って一般の嗜好とは異なっているんですけど。
まぁ、私の事は置いといてww、
成分表示より製法表示のが重要な気がしないでもない。素人だから製法と成分の関係は分からないけれど、飲んでみて製法の違いはなんとなくわかるのです。
1966のエル・ドゥロさんの書き込みに説得力を感じます。
バラエティー番組をぼけーっとしながら見ていて、なるほどと思ったことがあります。
水に砂糖を加えると甘い砂糖水、そこに砂糖と同等の塩を加えると甘くもしょっぱくもないただの水(の味)になる。
かなりざっくりとした話ですけど、日本酒は成分から味を想像するのって難しそうです。速醸、山廃、生酛といった製法からのが想像つきます。
- 1971 なぞとき 2014/7/10(Thu)13:35:54 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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成分と製法について 7月10日号
私も素人なんですが、酒屋の言い分が、理屈が通らないと気が済まないというか、納得できないことが多く、いろいろ考えてしまうわけです。
まず、日本酒の価格ですが、1升の日本酒1本を作るためには、精米歩合の絡みもあるのですが、1キロ程度のコメがいります。
そこから、速醸でやるか、山廃でやるか、本当の生酛でやるか、とか製法の選択に移るのだろうとおもいます。
いずれにせよ、原価的には、どんな日本酒もほとんど変わらないは確かだと思います。
つまり、本来は日本酒1升1本は同じ価格で、たとえば3000円から高くても5000円程度でいいと思っています。
逆に、高いからうまいというわけではなく、1キロのコメから生み出されるものには大して変わりはなく、好みの味でなかったにしても、それは買った本人のその時の運がなかったというだけで、酒が悪いわけではない、ということです。
ここが肝心の点で、「おいしくない」という時、それはその人の好みに合わないか、おいしさの感度が鈍く、感じ取れないという状態であって、それは「酒のせいではない」ということです。
製法によって、主たる発酵と同時に生み出される、副生成物、香気成分とか、呈味成分の組成割合に特有の関係があったりすると思います。
そして、そういう製法が尊重されて、そういうことを表示することによって、売り上げが増加すると考えられると、価格が人為的に操作されることになり、売価に差が出てくるのだろうと思います。
同じように作っていても、偶然特別の香気成分などが出来るようなケースも起これば、別な名前の限定酒として売り出すなんてこともありかなと思うわけです。
その時のデータをもとに再現できれば、定番になるかもしれません。
その製法にしても、だれのためになる製法なのか、というのは、微妙だと思います。
必ずしも、製品にとっていい、つまり消費者にとっていいとは限らないと思えます。
たとえば、「酒造好適米」とはどういう風に、好適なのか?ということです。
おいしい酒が出来ると思ってしまうのですが、作り手にとってハンドリングがしやすいという意味で好適というのかもしれません。
- 1972 エル・ドゥロ 2014/7/10(Thu)21:38:40
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日本酒の価格について。
経済学的にいえば、ものの価格は需給バランスに拠って決定するわけですが、日本酒の場合は製造原価の影響を大きく受けるという点で、製造物としても酒としてもやや特殊なケースといえます。
高い酒は何故高いか。
まず、原料、米や添加アルコール、麹や酵母、水などですが、これらを単価の高いものコストの掛かるものを用いています。
安い一般米はスーパー山田錦(名称は失笑レベルですが値段は!!!)の4〜5分の1程度で買えてしまいます。
また玄米比での酒化率も酒によって非常に大きなばらつきがあります。たと
えば、「精米80%で粕歩合が15%」の酒と「精米40%で粕歩合45%」の酒では絞れた時点で6倍(厳密には違うけど)もの差異が生じるのです。
600gの玄米からでも一升瓶1本ができるし、超贅沢な使い方をすれば一升の酒に5kgの玄米が使われることもあるのです。
アル添や加水の有無多寡でも使用玄米量は増減しますね。
また、原料コストの高い酒は手間暇をかけて、製造原価の全体が高コストになる傾向があります。袋吊りとかそうですね。
もちろん、原料は安いけど手間暇かけて小仕込みのサーマルタンクに槽搾りとかというのもありますが。
貯蔵や熟成コストというのもあります。
基本的に、高い酒は製造原価が高いから高いのです。
一升瓶1,500円でも妥当なものがあるし、30,000円でも原価率は前者より低いというものもあるのが日本酒です。
- 1973 エル・ドゥロ 2014/7/10(Thu)22:22:11
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日本酒の値段と美味しさについて。
有名な飲み手のジョン・ゴントナー氏は、日本酒は値段と美味しさが相関しないところが面白いという旨のことをおっしゃってます。
ワインと比較して、原価により価格が決定する日本酒は、高価でなくとも素晴らしいクオリティのものがあるし、嗜好により価格の安いほうが比較して美味しいというケースもままあるのだ、と。
たしかに、嗜好品ゆえに、美味しいの価値基準も様々です
透明感や凛とした張りに淡く儚い余韻など、現状の技術では高いコストをかけないと実現できない酒があり、この「価値」を高く評価し、得られるものが価格と均衡するあるいはそれ以上ならば、ハイエンドな大吟を飲ればいいのです。それはそれで個人の価値観でしょう。
吟醸も別に嫌いじゃないけど、ガツンとパンチの利いた低精白の比較的安い酒が最高に美味い!!などという人もアリです。そういう人は幸運ですよね。あ、でもそういうタイプは量飲むのが多いからなぁ。
そもそも原資を持つ持たざるがありますが(苦笑。
また、例えば「吟醸」としてのクオリティの実現は比較的高いコストが必要となりますが、金をかければ実現できるかというとそうでもなく、造り手のセンスや工夫で原価を抑えて高いクオリティを実現するケースもあります。
そういった部分は製法であったり、能書きであったり、造り手であったり、の表記で予想するしかないのかな、と考えます。
ワインはある程度は値段と美味しいが比例するところがあり、わかりやすい反面、「美味しい」には原資が必要であったり、意外性という面白みは少ないです。
日本酒は「安くて美味しい」を楽しみとするのも、ひとつの在り方なんじゃないかな、と思いました。
- 1974 エル・ドゥロ 2014/7/10(Thu)22:37:31
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しかし、なんですねー、酔って文章を書くとムチャクチャなだぁ。
まぁ、意味は伝わるからいいかな。
値段について、同様のスタイルで近似のクオリティで、安い高いってありますね。
くどき上手とか鳳凰美田のやっていることはスゴイです。
今、私を酔わせている『田光』(山田中取り)は価格面でも努力されていると思います。
- 1975 静岡の日本酒がいい 2014/7/13(Sun)6:34:29
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ここ3本連続で買い込んだくどき上手純米大吟醸Jr.
この値段でこの味を出すかとビックリするとともに、旦那さんが息子に太鼓判を押したらこの値段で飲めなくなってしまうのではと複雑な気持ちになります。
毎年確実に腕を上げているのでそれが楽しみで安い内にと飲んでいます。
- 1976 なぞとき 2014/7/16(Wed)0:26:48 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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二段階に分けるといいかもしれません。(7月16日号)
「粕率」とは知りませんでしたが、製造工程を落ち着いて考えてみれば、当然ですね。
粕というのは、純粋な日本酒から見れば、雑味の宝庫ということになるわけですから、その搾り方は、商品としての酒の運命を決めるといってもいいのかなと思います。
ワインでも、発酵が終わった段階で、皮や花梗とワイン本体とを分ける工程がありますが、圧力を懸けずにこぼれ出てきたワインを集めたものを「フリーラン」といい、圧力を懸けて搾り分けたものを「プレスラン」といっています。
これは英語ですが、「ラン」とは、「獲得したもの」という意味で、「ノーヒットノーラン」でいうところの「ラン」でと同じもので、野球の場合は「得点」ということになります。ワインの場合は、ワインそのものということになります。
圧力の懸け方で、粕率40%とか、粕率80%とかの状態を近いことになるはずです。
つまり、圧力を懸けて搾れば、ワインの量は多くなりますが、捨てるべき皮や花梗からの雑味も増えることになり、それはそのままワインの中に溶け込んでいきます。
「雑味」をどう評価するかということになると思いますが、その前に、酒の価格的な面で影響があるに決まっていますね。
さて、味のことですが、二つに分けて考えるといいのではないかと思います。
そもそも、「その酒」の中に「何」が入っているのかということが、まず第一段階です。
次に、その「何」を、飲む人が「どう」感じるかという第二段階とです。
第一段階では、日本酒の原料であるコメの構成成分の違いが重要となります。品種とかその加工処理、精米歩合に注目する必要があります。
麹菌、酵母菌などの品種も重要ですし、温度、あるいは、培養(発酵)タンクなどの管理条件も「何」の生成に影響します。
これらの管理条件というものが、すなわち製法ということになると思うのですが、大吟醸とか、本醸造、精米歩合、あるいは、粕率から。その中に存在している「何」を類推することは難しいと思います。
ということで、「何」とは、どんなものかを、つまり、その酒の中身、成分を表示すれば、第一段階としては完璧ではないか、と思うわけです。
その次に、飲む側は、その成分表を見て、買うかどうかを決めるというのが第二段階です。
- 1977 tomtom 2014/7/19(Sat)7:46:14
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同じ材料、同じ醸造行程を踏んでも、成分的にばらつきは当然出ますし
それらを完璧に表示しようとすれば、桶ごとに分析が必要で、さらには
表示のラベルも分析された単位ごとに変えなければいけませんねぇ...
まあ、手間やコストを考えると、とても無理でしょうし、飲み手としても
そんなことにお金は払いたくないかな?(笑)
- 1978 なぞとき 2014/7/20(Sun)0:0:34 yasuma@sa.starcat.ne.jp
-
同じ成分だったら、味も同じ。(7月19日号)
日本酒に限らず、どんな食べ物や飲み物でも、そのものが持っている成分によって、味や香りが作られていると考えていいと思います。
たとえば、それを呈味成分と香味成分と考えた時、含まれている量の多い順で3番目くらいまで、その名称と含有量を表示すれば、それを比較することによって、共通の尺度で味や香りを類推できると思います。
仮に、別々の醸造所から出ている日本酒であっても、呈味成分と香味成分が同じであれば、味わいは同じであると考えて、安心して安い方を選ぶことができるのではないかと考えます。
また逆に、同じ成分構成なら、高い方を選ぶというスタンスも、それはそれで安心して取れるのではないかと思います。
同じ大吟醸という表示でも、ばらつきを考えると、飲むまで味はわからないという状況は、今はそれが当たり前であっても、消費者にとって都合がいいとは言えません。
そういう成分の表示がないということは、今まではその分析のための労力やコストをかけていなかったわけで、負担になることは間違いところでしょう。
しかし、その負担は結果的に日本酒そのものを発展させることになると思います。
かつて日本車は世界一厳しい排ガス規制を実施したことがあって、その負担が、もう発展の余地などないと考えられていたエンジンなどの技術を革新させるきっかけになりました。
日本酒でも、同じようなことが起きるはずと思います。
2000年以上の歴史が日本酒にはあるはずで、技術的には開発しつくされているとは思うのですが、そういう技術に対する科学的な根拠の裏付けは、まだまだ不十分なところがあるような気がします。
というのも、アルコール発酵の原理にしてもパスツールの発見によるわけで、150年くらいしかたっていないわけで、それが日本酒にあてはめられて、技術の科学的検証の余地はたっぷりあると想像するわけです。
といっても、世界中どの酒を見渡しても、その成分やその個々の量を表示しているものはないとは思うのですが・・・。
それ故に、「何がそこにあるのか」を分析して表示することが、醸造者あるいは製造者の良心ではないかと考えています。
- 1979 猫 2014/7/20(Sun)15:31:11
-
なぞときさん、
「世界一厳しい排ガス規制」は環境問題(エネルギーも含む)がよりクローズアップされるであろう事を見越したわけで、その必要があった訳です。
日本酒の成分表示が環境問題と同じようにクローズアップされるでしょうか?
されるのであればその方向に進むのは必然でしょう。
>世界中どの酒を見渡しても、その成分やその個々の量を表示しているものはないとは思うのですが・・・。
何故だと思いますか?世界中で必要と考える人が圧倒的に少ないからです。
日本酒に限らず食品でみてもどれだけあるか・・・・。原材料、栄養成分表示、昔なかったアレルギー物質の表示のように必要があればされるでしょう。
>たとえば、それを呈味成分と香味成分と考えた時、含まれている量の多い順で3番目くらいまで、その名称と含有量を表示すれば、それを比較することによって、共通の尺度で味や香りを類推できると思います。
具体的に示してください。大体こんな感じになると。1番目の成分と2番目の成分で○○の味わいになる、とか例をいくつか挙げて。
一般の人が成分の名称から味わいを類推することが容易かどうか示してください。
これだけなぞときさんがごり押しされるからには、それ相応のヴィジョンがあるでしょうし。
エル・ドゥロさんの書き込み1966,1968のように具体的に示してもらえないと他人を納得させるのは難しいです。
また、書き込み1966,1968の反証、なぞときさんの考えを是非お願いします。
それにより、"なるほど〜、納得!"となるかもしれません。
- 1980 静岡の日本酒がいい 2014/7/21(Mon)18:50:26
- 獺祭が杜氏を使わず、データーで酒をつっくっているのは皆さんご承知だと思います。でもね、あれが完成された味なんだろうか、と思う。あれが好きな人はいつもあの味ができてくれることを願うかもしれないけれど、実際あの味は飽きる。前回くどき上手のJR.の純米大吟醸のことを書いたけれど、たとえば今の味を数値化しても意味がない。だって、数年後にはもっとうまい酒を造ってくれると信じているから。だいたい正解第何位かの大型コンピュータを使ってさえ未だに台風の進路が外れる現在、本当に酒の味の要素をすべて洗い出し、さらに数値化して相互作用の式を完成しって、できるのかな。酒造会社の後継者達が大学に行って、それをなすまでにいったい後何年待たなければいけないんだろう。
- 1982 なぞとき 2014/7/22(Tue)0:0:43 yasuma@sa.starcat.ne.jp
-
そこに存在するもの (7月21日号)
出荷する日本酒の中に存在している何かが、飲んだ時に私たちの味覚器官に作用して、その結果、おいしいとかの感想につながることは間違いがないところだと思います。
だから、その日本酒中の成分のうち、味や香りに関係していると思われるものを、表示するようにすれば、選択するときに頼りになるのではないか、というのが私の思っていることです。
というのも、酒を飲んだ時に、おいしくなかったとすれば、それは飲んだ人にはまことに残念だったわけですが、飲まれた日本酒にとっても、不幸極まりないと思うからです。
呑んだ人は、あとから文句を並べて、うっぷんを晴らすことができるでしょうが、飲まれた日本酒は、飲まれ損と言えるのではないでしょうか。
なぜなら、その人でなければ、あるいは、反対の好みの持ち主であれば、大喜びさせたかも知れないわけで、その悔しさは筆舌に尽くしがたいと、まあ、これはちょっとオーバーですが、思うわけです。
日本酒と書きましたが、その酒蔵の杜氏や職人と置き換えていただいたら、わかるとおもいます。
その酒の中身の成分のうち、ポイントになるものが表示してあれば、それが分子名とか、一般的に馴染みのないものであっても、慣れてくれば、その味や香りに対する結果を予測することができるようになると思うからです。
好評な成分、あるいは、不評な成分がはっきりわかれば、それを確実にする醸造法が確立することになるでしょうし、検査や分析にかかるコストは一時的には、酒の値段に転嫁されることにはなるのでしょうが、決して消費者が損をするだけではないと思います。
「酒は百薬の長」というのですが、逆に言うと、薬が酒の下部段階になるわけですが、一般的に、薬はその成分が表示してあります。
専門的な分子名での表示ですが、それだからこそ、効能が明確になるわけで、この考え方は酒の場合にも通用すると思えます。
薬の場合は、原料や製法はおそらく別のところで規制しているのでしょうが、風邪薬などの箱の表示程度で、充分と考えます。
具体的に、これこれの名前のものが、これこれの味と香りを出すのだ、という情報を持っているわけではないのですが、味や香りの出発点となる何かの物質が存在していることは確かだと思います。
- 1983 ○○デラックス 2014/7/22(Tue)4:16:47
-
なになに?具体的な味や香り成分の情報を持たずして言い張るとは……、アウトー!!WWW
風邪薬の表示程度?風邪薬を舐めておるのか!!
ふむふむ、この成分が苦いのか。
ちがぁーう!!味わいを表示しているのではないぞ。
ところで食べ物の味わいがわかるように成分表示しているものってあるの?わしは思いつかん。
- 1984 エル・ドゥロ 2014/7/22(Tue)20:29:38
-
なぞときさん
既に記述してるように、成分表示で味わいを顕すことは出来ません。
出来ないことを生産者の怠慢ともとれるような表現で主張されるのは慎まれたほうがよいのではないでしょうか。
その主張の間違いはいくらでも指摘出来ますが、不要でしょう。
これを機会に調べて学んでみると酒をもっと深く楽しめるのでは?
- 1985 エル・ドゥロ 2014/7/22(Tue)20:58:38
-
本物のプロの仕事っていうのはスゴいものだと思います。
いくつかの銘柄の特定の酒を挙げ、好むと好まざるまたその理由を伝えると、すぐに推奨するものが出てきて、勝手に選ぶと「いやそれはお奨めしない、まだ若くてセメ臭が結構ある」というふうに、その理由も出てくるんです。
そんな酒屋さんがいます。一軒や二軒じゃなく、全国にそういう店があり、お世話になっています。
そのお酒にとって、飲み手である自分にとって、幸せな邂逅というのを求めるなら、いい酒屋さんを知ることが一番手っ取り早いでしょう。
- 1986 なぞとき 2014/7/23(Wed)14:44:22 yasuma@sa.starcat.ne.jp
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なぜ、望む日本酒にたどり着かないのか? (7月23日号)
どんな日本酒であっても、徹底的な衛生管理、あるいは醸造管理のもとで作られていることは間違いがなく、各醸造元がその価格に応じた満足感を提供できると自信を持って、市場に送り出したものでしょう。
ところが、買って飲む側には、それぞれ好みがあるわけで、うまい具合にその好みにハマれば、サイコーということになり、運悪くハマらなかった場合は、くそみその評価になる、という事態は、避けることが出来ればいいなと思います。
つまり、百発百中で自分の好みの味わいの日本酒にたどり着く方法はないかということです。
大吟醸とか、本醸造、あるいは、純米とか、醸造用アルコール添加などの現行の表示では、原料や生産工程の概略は把握できるものの、その製品が最終的にどんな味わいを持っているのかついては、充分とは言えないと思います。
ということで、成分のうち、呈味成分と香味成分を表示するようにすれば、それを比較することによって、自分の好みの日本酒に簡単にたどり着けるだろうというのが、私の考えです。
昨今の科学的な水準では、成分の分析はそれほど難しいものではないだろうと思います。
また、複数の成分の相互の影響も当然考えられるわけですが、そういう物質名の表示になれてくれば、自然と見当がつくようになるのではないかと思っています。
で、そういう表示が実現したとして、うまい具合に日本酒の味わいを表現できるかどうか、ということになりますね。
たとえば、ここにそれぞれ違う蔵元からの2種類の日本酒があると仮定して、アルコール度数は15度、水分は80%までは共通だとします。
さらに、どちらもグルコース濃度2.8%で、分子量800位上の多糖が0.6%という表示があれば、ここまでは、まったく同じ味ということになります。
そして、最後に片方だけに、カプロン酸エチルが4.2PPMという表示があったとすれば、この部分だけが違うということになります。
この2種類の日本酒の違いは、カプロン酸エチルによってもたらされたと考えられ、経験的にそれを好む人は、ある方を飲めばいいし、それが嫌いな人はない方を選べば、とりあえずどちらも後悔をせずに済むのではないか、と思うわけです。
- 1987 なんか、やばくない? 2014/7/23(Wed)17:20:37
-
なぞときさんは、酒屋の言い分が、理屈が通らないと気が済まないというか、納得できないと書いてます。
エルさんは、本物のプロの仕事ってスゴい云々 そんな酒屋さんがいす。と書いてますね。
エルさんのネットワークでなぞときさんの主張から、酒屋の間で有名なクレーマーで誰か特定された?
- 1989 薬屋瓶 2014/7/24(Thu)8:1:37
-
色々な論客が増えて、コミュニティが充実するのは良い事だと思います。
私は、静観してます。
色々な観点が学べますものね。
こと酒に関する事に過ぎないのですが、一事が万事で、文化論に繋がります。
我々は、後ろを振り向きながらも、合理的な物を目指していると思います。(合理的=理性的と言う観点で。)
でも、究極の合理性は、一見、人間を否定する事にもなりそうに見えます。
人は、合理性を目指しながらも、その存在は非合理的な処に立脚してるのじゃないかなって事で。
情と情実は裏腹。或る人にとっては良い事が、或る人にとっては悪い事になる。
匙加減が難しい。しかも、それが高次構造にもなっている。
悩める構造です。昔から、人類は延々と悩んで来てます。
その中で、酒は一服の清涼。一休みして臨みましょ。
今、「酒」を入力しようとして、誤変換しました。「避け」と。
なにか、近しい物を感じました。
昨今、食品の安全の事に関して、大きく話題になってますが、
品質管理にも関わった事の有る私としては、どこまで徹底しても、最後は人間の如何に関わるとの結論になります。現場で直接、携る人の意識なんです。
なんぼ口を酸っぱくして言っても、人の心はそれだけでは動きません。
人の心を動かすのは難しい。ゆえに、品質管理は難しいのです。
合理性の限界です。
ただ、その人の心を動かすのも、その人の心の中の収支がその人にとって合理的に着いた場合でも有るわけです。
そういう意味では、高次的ですね。
極めれば、解決も着くのです。
合理性を極めるのも有りだと思います。
人の心を動かすだけの、合理性が有れば。
きっと、ヘーゲル的な論理構成の発展で、皆さんの意見が一つになる事が出来ると思います。
量子力学の世界で、力の統一理論が目指されてる様に。
そう言えば、「やまおかしろう」さんと「かいばらゆうざん」さんの和解と言うのは、意見の高次での統一だったのかな?読んでないから知りません。
- 1990 momo 2014/7/24(Thu)23:54:42
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tomtomさんおひさしぶりです
アメリカのワインでなにか安くてめちゃ美味しいのないですかね?
ジンファンデレ高樹齢ワインでめちゃ安いのとか
お願いします。
- 1991 エル・ドゥロ 2014/7/25(Fri)22:29:18
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そうかぁ、意思疎通の能に難があるひとは、他者から的確な情報を得るってできないものなぁ、「プロに訊け!」というのは一面的で思慮に欠けた発言でした。
そういうひとが酒を選ぶ基準ですか、難しいですね。
成分表示で酒のカタチを顕すのは、現実的に不可能ですが、
基本スペックのフル表記と、香気成分(香味じゃないですよ、笑)と呈味成分(香りであり味である成分も多いですが)を20〜30ずつ、含有率とそのヒト標準感知閾値との乖離率を表記したら、少なくとも瓶詰時点の香味を概要程度は把握することが可能でしょうか。
でもソレとにらめっこして、酒のカタチが画けるようになれば、そんな表示がなくても大体の察しが付くくらいの酒通になっているでしょうね(笑。
- 1992 tomtom 2014/7/26(Sat)3:16:1
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momosさん、お久しゅうございます。
ワインもまたおいしい、不味いに個人差が大きくて一般化が難しいですが
アメリカンなら軽めのピノグリ、NZならソーヴィニヨンブランを喜んで飲む私は
ジンファンデレはちょっと苦手なんですよー(^ ^;
それこそ、ジンファンデレを手にするのは、激安ブラッシュワイン(甘いです。ジュースみたい)くらいですねぇ。
ワイン好きの友人からは”子供!”と言われますです...ステーキの時は
さすがに赤ですが、ほぼいつも軽めのメルローです。
でも、そんな私でも飲めて、赤ワイン好きも喜んで飲んでいるカルベネが
RODNY SYRONGです。 ttps://www.rodneystrong.com/#age-verify
ものすごく安いワインではないですが、決して高くもありません。
機会があったらお試し下さい。ジンファンデレもありますよ!
- 1993 猫 2014/7/28(Mon)9:51:25
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ひなちゃんさん、
購入を迷っている
くどき上手Jr.と一白水成 酒未来の味わいについてお聞きしたいんです。
甘味と旨味の感じ方はどうでしたでしょう?
甘味メインとか、旨味の中に甘味も・・とか、ほぼ5対5とか。
昔に比べ何でもほぼOKになりましたが、どストライクは極端になり、
甘味0・旨味10ぐらいが好みになってしまい困ったもんです。(笑
一白水成 酒未来は甘いって噂を聞きまして、前回の生はスルーしたんですが本当の所は?
- 1994 ひなちゃん 2014/7/29(Tue)0:44:51
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猫さん、
今日はエビス(ビール)から始まり、くどき上手Jr.(日本酒)、
さつま寿(焼酎)を飲みながら、まったりとジャンプ読んだりして仕事後の
クールダウンをしてましたところ、まさに今、ここのコメ見て冷蔵庫から
一白取り出して来ました(笑)。
くどきJrは個人的には6:4か7:3ぐらいで旨味の方が強く感じます。
一白酒未来はくどきに比べると甘味は強く感じると思います。
糖質感のある甘味なんで、やはり「甘い」と感じると思います。
以前、猫さんが酒未来の造り初年度は甘ダレが・・と仰ってたと思いますが
(記憶違いでしたら大変申し訳ありません)、
甘ダレしないまでも7:3から8:2ぐらいで甘味が強いかと思います。
旨味志向ということであれば、くどき上手押しです。
- 1995 猫 2014/7/29(Tue)17:19:53
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ひなちゃんさん、
甘ダレの件、良く覚えていますね(笑
検証出来ないし、まぁ、慣れない酒米だから程度の理由かなと。
でもどの蔵も発売前年は試験的に仕込みしてるようです。
買う前に聞けて良かったです。一白は一度飲んだ事あるんですけど、それも糖質感あったので気になってました。
最近どんどん知名度上がってる一白ですけど私には合わないのかなぁ。
くどき上手Jr.買ってみます。在庫確認してないですが何かあるでしょう。
くどきは5,6種類飲んでますがJr.は未飲です。
- 1996 ひなちゃん 2014/7/30(Wed)1:11:14
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猫さん、どうもです。
私の地元(福島)は例えば金寶など、甘味ある酒が多いので、
一白は結構許容出来ると言うか、深い甘味の中にも、
華やかな香りが紡ぐ優しさも感じられ結構好みの味わいです。
阿部寛みたいな感じですかね(笑)。
くどき上手は15年前ぐらいに春画みたいなラベルに興味引かれて飲んで、
なんだこれ、美味しい(笑)とか思った記憶がありますね。
何カ月か前に酒屋でイエローを見かけたんですが、
スタッフに結構甘いと聞いたんでスルーしたんですが、
Redは買っちゃいました。
穀潰しもあったんでどちらを買うか悩みましたが(笑)。
- 1997 薬屋瓶 2014/8/1(Fri)8:9:29
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8月ですね!
暑い!
最近、凍らせる酒が次々出てきましたね。
昔もメロンダイキリとか有ったけど、今回は各社色々出てきました。
風呂上りに、シャリシャリと。良いですね。
でも、所詮、酎ハイの延長。人工的な甘味が、美味い!とはなかなか・・。
そう言えば、日本酒のジャンルでも、氷結酒が有りましたね。
皆さん、情報が有ったら教えて下さい。
私は、相当昔に、どこかのラインナップに氷結酒が有ったので、取り寄せて、冷凍庫で保管、楽しんだ覚えが有りますが、最近思い付かなかったので、全然やってませんでした。
昔のあれは、飛良泉だったかな?
- 1998 momo 2014/8/4(Mon)23:34:5
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tomutomuさんわざわざご返事ありがとうがざいます
どこかで飲んでみなす。
それわそうと今度ドイツ行って甘口白ワイン飲み倒してこようとおもってます
夏の時期あっちこっちでワイン祭やってますね
夏のくそ暑い時よく冷えた甘口ワインおいしいです。